よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

介護保険料約8000円(基準額)引き上げ・・・常任委賛成多数、可決すべき

2018年02月23日 | 北秋田市議会

 第7期介護事業計画において介護保険料を基準額で現在の月額5800円から6460円に660円引き上げることが提案されています。年額7920円引き上げです。介護サービスについては第6期介護事業計画で低下させ、さらに今度の引き上げはサービスを受けたい人をさらに減らすものとなっています。制度崩壊に向かっているように感じます。国の負担をもっと多くすべきではないでしょうか。健康寿命は当然がんばるとして、家族介護の手当ても安くさせられ、サービスに向けていた予算も介護保険料に回さなければならない現状からすれば大変な引き上げです。キティちゃんの予算がますます理解できません。

 

 どんどん進む介護保険料引き上げ。3年後は月額7000円?


どうも理解できない「ハローキティ」の活用・・・30年度一般会計予算案

2018年02月22日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会には北秋田市平成30年度一般会計当初予算案が提出されています。予算項目として、人気キャラクター「ハローキティ」を活用した市のプロモーション事業について約3000万円が計上されています。各部課にまたがっていて多額の予算となっていますので全庁挙げて議論した結果が提案になっているのか疑問になってきました。「市民に元気を与える」ための事業とする意見もありますが、今朝の新聞報道では「準備期間があまりなく、部課横断的な協議ができなかった」という当局答弁があったと紹介されているように横断的協議がなされず、横断的大事業になっているのはあってはならないことです。いま、本市のまちづくりに必要なのは、移住定住予算、農林業振興予算、買い物困難者対策予算、医師確保予算、そして介護保険料の大幅引き上げを緩和するための予算などが必要と考えます。「ハローキティ」で夢を抱く人は多いかもしれませんが、この予算は市民にどの程度還元されるのか。また、市民のくらしを豊かにすべきことから考えれば理解できない予算のように考えます。

 


非常勤職員の処遇改善前進の予算案・・・北秋田市30年度一般会計

2018年02月21日 | 北秋田市議会

 これまで、北秋田市の移住定住政策について、よしみ議員は、少なくない非正規職員の処遇改善により若者の地元定着を強めていくことを一つ提案していましたが今回の一般会計当初予算において学童児童クラブ指導員などが大幅改善され、一歩前進ととらえています。しかし、今後さらに急いで改善するよう要望していきたいものと思います。学校給食関係では市職員の管理栄養士、給食調理員、またさらに、保育士、介護福祉士等々、若い職員が数多いですので、処遇改善により定住対策を具体化してほしいものと思います。

 

 学校給食センター職員もほとんどが非常勤職員です。


「コムコム」の賑わいづくり会議はこれから?・・・北秋田市議会総務文教委

2018年02月20日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会3月定例会は各常任委員会において付託された議案等が審査されています。よしみ議員が所属している総務文教常任委員会では、平成30年度一般会計当初予算、平成29年度一般会計補正予算の所管分などが審査されています。当初予算教育費では、北秋田市ふれあい交流館「コムコム」の提案説明のなかに、「賑わいづくりについて多くの分野関係者の代表組織で話し合っていく」とのことでしたが、「賑わいづくり」のため建設されて2年が経過しようとしていますが、いまになってまた賑わいづくりを目指して話し合いを行おうとしていることは理解できるが、2年間検証してこなかったのは問題ではないか。また、教育委員会が賑わいづくりの担当者ではないはず。担当者は別の部ではないかと問い質しました。2年間で延べ50万人が入館しているようでしたが、周辺商店街は相変わらず人通りが多くならない状況で、25億円かけて建設し、賑わいづくりが前進する予定であったのがそうはなっていない現状をどうするかは大変な問題です。

 

 鷹巣駅前周辺の賑わいづくりのために建設された「コムコム」。今後も注視していきます。


小型バイオマス発電機の活用を・・・よしみ議員の一般質問

2018年02月17日 | 北秋田市議会

 よしみ議員の今議会の一般質問において、市長が「人口減少時代の挑戦」を市政運営の指標としていることに対して、よしみ議員は「人口減少に負けないまちづくり」をテーマにして、まず、基幹産業である農林業の振興を提起しました。山林が80%以上を占める北秋田市は、秋田杉の利活用が重要だとして、地場産業の一つとして、小型バイオマス発電機の導入を訴え続けてきています。今回も、北秋田市はせっかく小型バイオマス発電機組み立て工場を導入しながら、1台も購入していないのはおかしいのではないか。九州宮崎県、熊本県などが購入しているときに、もっと購入できる環境づくりを強化すべきと訴えました。導入にあたっては問題もあるかもしれないが、せっかく、組み立て工場を誘致したのだから成功させるには行政ももっと積極的に動くべきと感じています。

 

 超小型バイオマス発電機組立工場であるボルタージャパン社のパンフレット


果樹や酪農も緊急対策を・・・よしみ議員の一般質問より

2018年02月16日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会12月定例会一般質問は昨日と今日の2日間で9議員が行いました。よしみ議員は昨日3番目に登壇し質問を行い、その報告を昨日行っていますが、引き続き関連して報告したいと思います。

 質問では、市長の「人口減少時代への挑戦」ではなく「人口減少に負けないまちづくり」をテーマにしてまちづくりを中心課題とすべきと提案し、約1150㎢の80%以上が山林と田畑でありその大量の秋田杉は無駄にならないよう、そして耕作放棄地や遊休地などの再生が重要であり、基幹産業である農林業の振興はより細かな具体策が求められ、食料自給率が38%と低い状況の中でまちづくりの観点と国に自給率アップの貢献からしても市独自でも力を入れていく必要があるのではないかと問いただしました。

 合川地区では、酪農家は最近数年間で80%が廃業しています。リンゴ栽培農家は、57.1%が廃業または後継者がいなく廃業せざるを得ない事態になっているなど深刻な状況から行政がもっと先頭に立って改善すべきでないかと指摘したところです。

 いまや、北秋田市の基幹産業である農林業はきめ細かい政策と実践が緊急に求められるべきものと考えます。

 

 


よしみ議員一般質問終える・・・北秋田市議会3月定例会

2018年02月15日 | 北秋田市議会

 最近は議会の準備、その他で慌ただしく投稿することができませんでした。まだまだ忙しさは来月末まで続きます。3月定例市議会が招集され3日目、今日は本会議(一般質問)があり、よしみ議員は3番目に登壇しました。質問項目は、1.北秋田市の地方創生について(①本市の人口減少対策について、②本市の少子化対策について)でした。市長はスローガンとして「人口減少時代の挑戦」を掲げ人口減少にどう取り組むかを政策にしているようですが、よしみ議員は9月議会に引き続き、人口減少対策は必要であるが大事なのは「人口減少に負けないまちづくり」ではないかと訴えてきたところです。広大な面積の北秋田市は秋田杉の山林と田畑で82%を超えていますので、過疎化が激しくても基幹産業である農林業を振興させなければならないのではないかと質問しました。明日も一般質問、来週は常任委員会、来年度予算などを審査します。

 

 これは昨年3月議会一般質問の際、議会事務局員が撮影したものです。


1日中明日に備える・・・明日から北秋田市議会3月定例会

2018年02月12日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会議員選挙が3月18日に告示されるため3月定例市議会は早くなり2月13日に招集されました。提出された議案等は、平成30年度一般会計、各特別会計等当初予算、平成29年度各補正予算、介護保険料の引き上げ案、空き家条例の制定案など84件です。一般会計当初予算に関しては、市民病院負担金などに関心があります。明日は、議案説明、大綱質疑などが行われます。よしみ議員の一般質問は15日(木)3番目に登壇します。会期は27日(火)までの15日間が原案となっています。

 

 3月定例議会招集を報じるよしみの議会だより第747号


指定避難所は減っている・・・よしみ議員が思う北秋田市の課題(31)

2018年02月11日 | 北秋田市政について

 平成19年9月、北秋田市を襲った大水害を思い出すとき避難所の不足を感じました。この時、合川中、合川体育館などに通じるすべての道路が冠水して、避難所として利用できなかったことと、いくつかの避難所も冠水するなどして次の避難所への移動を余儀なくされるなど大変な状態でした。この大水害まで行かなくても、現在は当時より避難所が減少していますので防災マップの改正が必要と思っています。私が住んでいる松ヶ丘集落では、児童館が避難所になっていますが収容人数はそんなに多くありません。集落単位で見ても同様な問題を抱える所が多くあります。空き施設が多くありますのですぐ解決できるものと思いますが、空き施設の活用は不明です。どんな災害にも対応できるように指定避難所を増やすべきでないかと思っています。

 

 平成19年9月、北秋田市の豪雨災害の様子です。


秋田内陸線の利用促進に知恵を出し合おう・・・よしみ議員が思う北秋田市の課題(30)

2018年02月09日 | 北秋田市政について

 今回は秋田内陸線についてです。県も市も、秋田内陸線については多額の負担がありますので業績については看過できません。また、行政としてあらゆる政策を出し合っての経営だと思っています。しかしながら、業績はなかなか上向く様子は見えません。そのためには、地域住民を巻き込んでの意見交流により新しいアイデアを生み出していく必要があるのだと思います。どのようにして利用促進を図っていくかもっと知恵を出し合いたいものです。

 

 秋田内陸線は生活路線としてまた観光路線として欠かせない公共交通機関です。