高齢者の方々や子育て中のお母さんなどを地域の中で支え合い助け合うまちづくりを進めようと呼びかける「北秋田市地域づくりフォーラム」が昨日（29日）コムコムで開かれました。基調講演は「みんなで支え合う地域をつくろう」と題して公益財団法人さわやか福祉財団会長堀田力氏がお話しされました。氏の話で印象に残った言葉は「国にはカネがない」でした。そのことから「ずっと安心して暮らせるまちにするために」NPO法人や、ボランティアなどの組織化に努めようとのお話でした。その先進的な活動として、山形県天童市、秋田県東成瀬村から事例発表がありました。大変参考になりました。
昨日開催の「北秋田市地域づくりフォーラム」会場です。
北秋田市議会６月定例会は２８日採決を行いました。「北秋田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について」の専決処分の承認については、この条例「改正」案は、家庭的保育事業など保育士が不足している施設があり、これを解決するために当分の間、資格のないものを「保育士と同等」の職員とすると「改正」する条例ですが、よしみ議員は「児童福祉法第一章総則において保育士資格の法定化がなされていて、資格のないものを保育士の仕事に従事させるのは違法」と反対討論を行いました。保育士不足は、安上がりで身分を不安定のまま雇用しているために資格がありながらも仕事についてないのが実態で、正職員化し、待遇改善するならば多くの資格取得者は戻ってくるはずです。安倍首相は口先でいっているだけでなく早急に具体的に改善すべきと考えます。
子ども子育て支援には、保育士の正職員化も大きな柱の一つです。
「甲子園常連校で、現在アメリカ・大リーグでも活躍している☆ダルビッシュ・有選手を輩出した」、そしてこのたび春の東北高校野球選手権大会で優勝した東北高校野球部が3年連続北秋田市合川へ遠征試合を行うためやって来ます。遠征試合の日程も組まれ秋田北鷹高校との対戦も予定されていましたが、秋田北鷹高校野球部は都合悪くなり、代わりに能代工業高校が対戦することになりました。詳しいことは後日にして変更のお知らせだけをしておきます。
7月2日第3試合14：00～の秋田北鷹高校が能代工業高校に変更となります。
国民投票により欧州連合（EU）から離脱することになった英国に対して、国際世論は大混乱しています。私たち庶民はどのように考えればよろしいのでしょうか。国内においても、株価の暴落や、円高急伸が目立ちます。私たち庶民にはあまり関係ないことでしょうが、輸出企業を中心として打撃を受けることはわかります。これは、金融・投機マネー頼みとしている「アベノミクス」の失政にも結び付くのではないかと考えているところです。内需主導に転換することが求められているように痛感します。
英国EU離脱を報じる秋田さきがけ25日付
今日は森吉山ダム広報館周辺において森吉四季美湖まつりが開かれました。あいにくの悪天候であったために行われなかったイベントもありましたが多くの参加者でにぎわいました。この日、、広報館内の「喫茶根森田」では「森吉山ダムカレー」を開発し発売しました。このダムカレーに使用されている水は杣温泉の杣神水、そして、比内地鶏の濃厚スープ、森吉牛、、根森田産あきたこまちと「森吉地区の恵みがギュッと詰まったダムカレー」として売り出されました。
この日発売された「森吉山ダムカレー」おいしくごちそうになりました。
昨日（24日）北秋田市の北欧の杜公園で、県北高校駅伝競走大会が行われました。女子は5区間19㌔のコースで行われましたが、秋田北鷹高チームは2位を3分以上の大差をつけて1時間6分44秒で見事優勝しました。花輪高の11連覇を阻んでの初優勝でした。選手のみなさんは鷹巣中時代に全国大会を経験していて今後ますます期待できる戦力になっています。暮れの都大路を走る全国大会の秋田県予選においても優勝目指して頑張って欲しいと今から期待しています。
県北高校駅伝で女子は秋田北鷹高が見事初優勝しました。（北鹿新聞）
今、北秋田市交流センターにおいて、小中高の教科書展示会が行われています。文部省の検定に合格し出版されたものですが最新の教科書は小学校が昨年から、中学校は本年度から使用とすでに内容は変わっていますが、毎年一目見ておいたほうが良いと思い、特に数学と、歴史はページを開いて比較検討したりしてみてきます。特に、歴史の、満州事変から太平洋戦争の敗戦までの扱いは、各出版社ともかなり、神経を使って編集しているように感じます。教える側の先生方は、また教え方に苦労することだろうと同情の気持ちも抱きます。18歳選挙権についての教え方にも関連しますが、先生は、「科学」的に、「真実」を教えることが使命と思っていますので研修を怠らず子どもたちに伝えていって欲しいものと考えます。
中学の歴史教科書の戦争の扱いには、国民も一度目に触れておいたほうが良いように思いました。
22日の総務文教常任委員会において、災害時にどのような情報伝達を用いるか関心を抱いていましたが当局は本格的に「防災ラジオ」の導入を明らかにし、市内の電波状況を調査するための業務委託料を予算化して機動開始していくようです。したがって、コミュニティFMは採用しないことになったことになります。「防災ラジオ」は自動的・強制的に災害情報などを伝えるものとなっています。総事業費は約3億8千万円ということですが、市民のみなさんに最善であるかは今後さらに見届けていくように感じています。
総務文教委員会で「防災ラジオ」の審査の模様を伝える北鹿新聞
北秋田市議会は今日（22日）、各常任委員会が開かれ、よしみ議員が所属する総務文教委員会も提出された議案等を審査しました。一般会計補正予算には、義務教育学校の再編整備計画策定のための予算が計上されました。市教委は、今後児童・生徒の急減に備え、「10年間、その先を見る」再編計画を策定すると述べています。子どもの急減に備え「複式学級の解消」を基本方針として策定するような説明ですが、これまで、大阿仁小学校の複式学級を評価するなどしていましたが、きょうは「複式学級の授業は簡単にやれることではない。あの先生たちであるからやれたのだ」と先生たちに対する見方について驚いた次第です。また、住民の要望で市の予算で教員を増やして複式学級を継続している郡山市（福島県）の例などを述べて住民の意見を十分聞くように提案しました。大阿仁小学校の子どもが前田小学校に通うとなれば住民は納得するでしょうか。
学校統廃合で大阿仁小学校が廃止すれば地域はどうなるでしょうか。
北秋田市議会の一般質問は今日は2日目で届け出た7議員がすべて終わりました。議員から「地域資源の発掘と利活用」という質問項目で、阿仁地区にある宮越邸の公開展示など市民にもっと公開すべきであると市長に質問していました。市長は「市内のたくさんの宝をつなげるべき」と前向きに答弁していました。期待したいと思います。しかし、問題はそのあとにあり、質問するならば、その先の質問を深く追及しなければならないと感じたところです。宮越邸は、即刻、有形文化財にも指定しなければならないのですが、教育委員会はどう動くか注目したいと思ったところです。
地域資源の利活用をと具体的に提案された阿仁合の宮越邸
