よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

来年はとにかく北秋田市民病院の医師確保

2009年12月31日 | 議会だより
 ブログを開設して1年半が過ぎましたがようやく軌道に乗りつつあるように感じています。今月は初めて1日も休むことなく毎日投稿することができました。体力が備わってきたことも一因ですが、トラブルが起きても何とか自力で再起動できるようになってきたことでしょう。皆さんには閲覧・訪問いただきありがとうございました。
 さて、北秋田市は津谷新市長のもとで再スタートしましたが、地域経済、医療、福祉、その他各方面において多くの課題を残して越年することになったように感じます。
 特に、北秋田市民病院を中心とする地域医療に関しては、市長が新たな方針を提示すると問題がより拡大し、地域医療の後退がうかがわせられ非常に心配です。
 とにかく、市民病院の、そしてそれよりも米内沢病院の医師確保が喫緊の課題です。
 米内沢病院のほうが、地域に密着し、数人の医師確保で復活できるはずです。公立病院ですから、市としてはこの病院を再建することが責務です。
 津谷市長の財政を含めた経営手腕に期待しなければなりません。
 皆さんお世話になりました。よいお年をお迎えください。

今日も病院は患者でいっぱい

2009年12月30日 | 議会だより
 今日は、循環器科の定期診察日で主治医のいる秋田の病院に行きましたが、大晦日の前日、病院は休まず診察していたが患者の多かったこと。
 定期診察は時間がとれなくて結局今日になったのであるが、他の患者も同じようであった。主治医も忙しそうであった。予約を入れるにもできるだけ次回の診察日を延期したいような話しっぷりであったが医師不足のため休めないようであり勤務時間が長いようであった。
 北秋田市民病院に医者が来ないのは、都市部でも不足しているためにこのような地域にはなかなか来ないということであろう。とにかく1年間お世話になり、来年またお願いしなければならないので、お医者さんの健康もくれぐれも注意して頑張ってほしいものである。

市民は丁寧な除雪を希望

2009年12月29日 | 議会だより
 暖冬と言われていた今冬、予想は外れ12月中旬から降り出した雪は連日湿った重い雪で各家庭では雪かきに時間と労力がとられひと苦労していた。
 市道、県道の除雪を任せられている市の職員なども大変であったと思っている。
 ところで、各集落に行き話を聞くと除雪に対する不満が非常に多い。「新人」が担当している集落もあるようで、技術の未熟さが誰が見てもわかるような除雪個所もあり「なるほど」とも思わせる。
 市民は、まず自宅前にでっかい塊を置いていかれるのが「怒り」になるようだ。そして人家のない向かいに置かないで自宅前に置いて行くのは「いったい何を考えているのか」と除雪に対する注文は厳しい。
 市民は、大変な除雪作業を理解しつつ、丁寧な除雪を希望している。

北秋田市は若者の雇用対策の具体化を

2009年12月28日 | 議会だより
 最近、皆さんからいろいろ話を聞くと市民病院問題と同じくらい若者の就職問題について指摘される。北秋田市の高齢化率(65歳以上の人口比)が35%を超え、さらに、若者が減少しますます高齢化率が上がろうとしているが、打つ手がないのか若者を地元に定着させようとする施策が全然見えてこない。
 さて、ハローワークたかのすが11月の有効求人倍率0.29倍であったと発表した。前月から横ばい状態で、2カ月連続の0.2倍台とのことである。つまり、就職を求めている10人のうち3人弱しか就職できないということである。7人余りは就職できないのである。そしてさらに、職種を選んでいるとさらに就職できないことになるという大変な事態である。
 雇用問題は、北秋田市の若者定着や人口減に大きな影響を及ぼし大きな問題である。北秋田市は、財政上の問題として市職員の削減や公立米内沢病院の規模縮小による職員削減も視野に入れているようだが、雇用政策に具体策がないままに市内の職員を減らしていけば北秋田市の将来はどうなるのだろうか。非常に不安である。

なんと、転入が転出を上回る・・・秋田県の珍事?

2009年12月27日 | 議会だより
 秋田県は現在、年間1万人を超える人口減が続いています。その秋田県が、県調査統計課の「県の人口と世帯(月報)2009年12月1日現在」(24日発表)によると、10月と11月の2ヶ月連続で転入者数が転出者数を上回ったと公表しました。
 同課では、「2か月連続で県の社会動態が増加するのはめったにないことで、07年1月以来、初めてだ」と話しています。
 09年は4月と8月も社会動態増を記録しました。不況と雇用情勢の悪化で、仕事も住むところも失って実家に戻った事例が多く、県内では、今年1月から自然動態減を社会動態増が上回って人口増を記録した町村が現出していました。
 この点について、「他県で食いつなげなくなった人たちが帰ってきたことを如実に感じてきた。これは大変な社会問題だ」と話す人もいます。
 北秋田市はどうなっているか調査をしたいと思います。

まとび学園の応募状況は?

2009年12月26日 | 議会だより
 昨日、鈴木芙由子選手がバイアスロン種目でバンクーバーオリンピック代表に選ばれたことを紹介しましたが、鈴木選手は合川南小学校時代、まとび学園の児童と一緒に練習をして鍛えられたとのことです。
 まとび学園の児童は、スキーを経験しない人も多く共に練習して成績を上げていったことは特筆すべきことでもあります。
 ところで、まとび学園の長期留学生の募集はどうなっているのか非常に心配です。後1ヶ月間で応募してくるのか。募集方法は、インターネットだけでよいとは思いません。あらゆる手だてを尽くしたいもので、手伝うことがあれば頑張りたいと考えていますが、どうなのでしょうか。
 このブログを見て、関心がおありの方がいらっしゃいましたらお電話をください。電話番号は、0186-78-3525です。

納得できない鳩山首相献金疑惑

2009年12月25日 | 議会だより
 今日はどうしても鳩山首相の献金疑惑について投稿しなければならない。
 民主党は、政権交代はしたものの小沢一郎、鳩山由紀夫と相次いで「汚れたカネ」の問題で疑惑を招いていることは、自民党、民主党ともに「国政に責任が持てるのか」一層不信を募らせることになっています。
 「政治家が政治資金問題で疑惑をもたれた場合、自ら解明し、責任を明確にするというのは当然の責任です。とりわけ首相は内閣のトップとして、率先してその責任を果たす責任があります。鳩山首相がどんなに清潔な政治を説いて見せても、自らの疑惑に甘いのでは国民の政治不信は強まる一方です。政権発足から100日を迎え、どの世論調査でも内閣支持率は急速に低下しています。その最大の原因のひとつが、首相が自らの政治献金疑惑を解明しないことです。自民党政治を批判した言動に責任を持つなら、鳩山首相は自らの疑惑に責任を果たすべきです。」
 母親から月1500万円が支出され、5年間の総額9億円を受け取りながら「秘書に任せていた」「知らなかった」と言うのでは、とても常識では通用しません。

高齢者家族の除雪は大変

2009年12月24日 | 議会だより
 今冬は暖冬と言われていたにもかかわらず、12月も後半に入り連日の降雪。しかも、雪が重く、除雪は大変である。積雪量が多くなり、屋根に積もる雪も気がかりになってきたという家庭も出てきた。
 独居老人宅や、高齢者家族を訪問すると、ほとんどが「福祉の雪」事業を利用しているようで「助かる」という声が聞こえる半面、高い屋根の雪下ろしについてはどうしたらよいか悩んでいるようである。寒いので健康に留意しながらの除雪、「福祉の雪」事業だけでは間に合わないので本人もやったりするようであるが、雪が重いのも加わって大変であると嘆いている高齢者が多いようである。
 民生委員の方が訪問して相談を受けたりしているが、近所の方々の目配りも大切なようである。とにかく、今冬も協力し合いながら乗り切りたいものである。

米内沢校出身鈴木選手オリンピック出場へ・・・ガンバレ!

2009年12月23日 | 議会だより
 報道によると、日本近代5種・バイアスロン連合は22日、バンクーバー冬季五輪バイアスロン日本代表男女各一人を発表しました。女子代表として、北秋田出身(米内沢高校卒業)の鈴木芙由子選手に決まりました。
 米内沢高校の女子スキー部は、昭和60年前後のインターハイ総合優勝やリレー4連覇など輝かしい成績を残していますが、統廃合を前に新たな1ページを加えることになりました。
 バイアスロン競技は、前回のトリノオリンピックでは男女ともに5人枠を確保していましたが、08、09年の世界選手権の低迷で男女ともに1人枠に減ってしまいました。鈴木選手の活躍に期待しています。
 

北秋田市民病院の財政はどうなる

2009年12月22日 | 議会だより
 報道によると北秋田市は、地方債発行額の推移、財政の課題などを示した市の財政状況をまとめたとのことです。
 それによると、普通会計の地方債は20年度末で278億6368万円、積立金総額は35億6288万円。市民一人当たり借金が73万円、貯金9万3000円になるとのことです。
 合併による地方交付税の優遇措置期間は5年後の平成26年度で終了し、その後5年間の激変緩和措置期間を経て、32年度から通常の交付額となります。しかしその前に、平成22年に国勢調査があり、北秋田市の人口が前回調査の平成17年に比較して3000人以上減少していますので、これまで通りの地方交付税ならばこの人口減が大きく影響し、収入減が必然です。市税収入減も問題で北秋田市の財政状況は一層厳しくなることが目に見えています。
 ところで、北秋田市民病院の負債が非常に心配です。これまでの市長答弁では、10年間で34万円の負担増と説明していますが、さらに、患者数が減少することが考えられ、さらに詳細な計画が必要です。市民病院の赤字負担が市の財政を脅かすのではないかと、北秋田市民は非常に心配しています。