よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

沖縄の米軍基地を国民はどう考える?

2010年10月31日 | 日本共産党
 沖縄県人は間もなく県知事選において、県民の世論の多数が見えることになる。
 沖縄の米軍基地に対しても方向性が定まってくるはずである。
 県内移設か。県外移設か。無条件撤去か。それとも?
 今回沖縄の、普天間基地、嘉手納基地を視察することにより、基地のある町は毎日の生活が大変であることが知らされた。基地のない街を実現することは緊急課題であるように感じた。
 ご承知のように、普天間基地は宜野湾市のど真ん中に位置していた。そして、滑走路を中心に端から幅450m、長さ900mの範囲(CLEAZONE)は米国基準では建築は不許可。しかしここには小学校など公共施設、保育所、病院が18施設もある。APZZONEとは幅900m、長さ3600mの範囲は事故危険区域の指定。米国では守られている。米国長官曰く…最も危険な飛行場。墜落事故、騒音被害などは深刻である。
 一方、嘉手納基地は、面積が19872平方㎞(1987.2ha)…羽田飛行場の約2倍。嘉手納町の82.6%が基地であり住民が住んでいる面積が17.4%はあまりにも狭すぎる。爆音被害は論をまたない。
 これらの基地をどうするか。
 

ただ今到着・・・沖縄をこの目で学んできました

2010年10月30日 | 日本共産党
 ただ今沖縄から帰ってきました。
 那覇から、午後2時15分発仙台行きの飛行機に乗り、途中台風14号を追い越して、遅れもなく到着して、電車、新幹線、車を乗り継いで午後10時前無事帰宅しました。
 今回は、沖縄の台風も経験して、悪天候の中、普天間基地、嘉手納基地、辺野古の海、平和資料館など現地の平和委員会の会員に直接ガイドを受けて、現在の米軍基地の様子や1945年(昭和20年)沖縄戦の状況など生々しい説明を聞くことができました。
 報告はいずれ行いたいと考えています。とりあえず、帰宅の報告とさせていただきます。

沖縄の米軍基地の無条件撤去を・・・普天間基地をこの目で見てきます

2010年10月27日 | 日本共産党
 大館市の年金者組合、平和委員会に属する方から誘われて日米安保条約にかかわる米軍基地を中心にこの目で見てくることにしました。
 普天間基地や名護市などを中心に見学する予定です。
 特に今回は普天間基地に関心があり、その周囲に住んでいる方々の生活の実態も含めて、もし話ができるならば話も聞いて学んできたいと思います。
 天気は、台風14号?が来襲する予定で最悪のようですが決行します。
 したがって、ブログ通信はしばらく休ませていただきます。
 報告は後日。
 行ってまいります。

生活相談に応じています・・・貧困と格差深刻

2010年10月26日 | よしみ議員の地域活動
 最近の私たちの生活はご承知の通り大変です。
 若者の雇用はほとんどなし。ミスマッチでもよいから、臨時でよいから、待遇は低くて良いからという具合で働いている人たちで生きがいを感じている人たちはどのくらいいるのでしょうか。
 就職できなく、閉じこもりの若者も目立ちます。家族が心配するけれども解決のすべが無いという状態。家族の生活が大変になります。
 国民年金受給者の高齢者も大変です。独居老人の方は1カ月4,5万円で生活を余儀なくしている。年金が安いのに加えて、介護保険料や後期高齢者(75歳以上)医療保険料の天引きはこたえるとのこと。冠婚葬祭の交際費も大変。そして、医者に通うにも交通費の方がかかり過ぎて通院をためらうなど。
 高齢者のかなり多くの方は「できるならこのままそっと逝きたい」と簡単に言うようになりました。
 地域で担当されている民生委員の方も大変難儀をされているのではないでしょうか。
 現在「自殺予防」の観点から、生活を考える場合が多いですが、生活そのものをケアする体制が求められているように痛感します。
 憲法第25条の観点から生活相談にも応じています。

市道側溝改修など実現

2010年10月25日 | よしみ議員の地域活動
 今春の市議選前に行ったアンケートの回答をまとめて秋田県北秋田地域振興局や北秋田市当局に要望を行ってきましたが、かなり前進しましたのでご紹介します。
 昨日投稿した鎌沢の護岸工事ですが、県に以前から要望していたのがアンケートにもあったものです。
 市道の側溝改修では、八幡岱林岱が現在行われています。集中豪雨があるたびに冠水がひどく急がれていたようです。
 下杉のバイパス出口の側溝は、土砂で埋まり排水の流れが分からなかったのですが、U字溝があるのかどうかわからなかったのをきれいに出してもらいました。
 松ヶ丘の通学歩道は、簡易舗装をして一時的に解決していますがまだ水がたまりますので再度要望することになると考えます。
 上杉の踏切を渡った神社付近の簡易舗装は住民が感謝しています。
 芹沢、東根田間の歩道内にあったU字溝は振興局に埋めてもらいました。
 また、最近では福田、明田間も簡易舗装をしてもらいました。
 街灯の設置では、三木田、鎌沢間は長い間の要望でしたので念願がかなったという感じです。
 今年度中に着工する所もありますので早期完成を望みます。

鎌の沢の護岸工事要望実現

2010年10月24日 | よしみ議員の地域活動
 時間があれば北秋田市内を思いのままドライブをしてあたりの景色を見つつみなさんの生活の様子を知るようにしています。
 みなさんの要望を行政当局に届け、その後どうなっているかを点検するのも目的の一つにしていますが、今年は、かなり要望を実現させていただきました。
 北秋田振興局に要望していた、小阿仁川鎌沢地内の護岸工事は、今年中には完了するよう進められています。川の流れが変化したことと、一部護岸工事がなされていなかったことが川岸を削られることになったようです。
 小阿仁川の三里橋上流の築堤や堰堤、河床雑木の伐採など早期に改善するよう今後も要望を重ねていきたいと考えています。
 秋田県は5年前に私の要望を聞いていただき調査費も予算化されていたのですが、その後の豪雨災害でご破算となったのか細かいことは分からなくなったものの、芹沢橋と三里橋の間を何回も築堤工事を行ったことが上流の工事が進まなかった理由と考えています。
 石渕上流までは早期に河川工事を行って欲しいものと考えています。

「秋田の土偶」展に感動

2010年10月23日 | 北秋田市内イベント
 世界遺産―縄文ルネサンス―事業、縄文の記憶と銘打った「秋田の土偶」展が20日から11月10日まで北秋田市文化会館特別展示室で開かれています。
 展示品は縄文時代前期(6千年前)から縄文時代晩期(3千年前)までの187点です。北秋田市内から出土されている土偶は43点と多く、特に「高森岱遺跡」から出土した縄文晩期の「遮光器土偶」、「伊勢堂岱遺跡」から出土した「板状土偶」、白坂遺跡の土偶等が展示されて興味深く見学することができました。
 特に、「高森岱遺跡」は北秋田市内の個人の所有で、10年以上前に仙台の東北資料館で展示されて以来の公開で本県では初めての公開と言うことで、今後公開されるかを考えると一見の価値があります。
 「伊勢堂岱遺跡」の「板状土偶」は昨年イギリス大英博物館に展示された土偶などと話題にも富んでいます。
 展示品は、、時代を分かりやすくするために中期(緑)、後期(ピンク)、晩期(黄色)などと色分けして見やすくしています。
 考古学ファンだけでなく、一般の方々も遺跡に囲まれた北秋田市民としては必見と感じました。

市民病院の医師数ではさらに不安になりそう

2010年10月22日 | 北秋田市民病院
 10月20日、共産党議員団は副市長、医療推進課長などから新医療構想による現状を話して頂きました。
 話のなかで心配な点として、地域医療連携センターや医師不足については昨日も投稿しましたが、なお不安なのは、地域医療センターとなる市民病院の医療体制は医師不足のため軌道に乗るのかが疑問で主要な問題がなお拡大して行くのではないかと言うことです。
 新構想では、療養病床を米内沢病院から市民病院へ移動することになっています。
 ベッド数は医師数から言うと常勤医が1人で賄えるような48床となるのでしょうか。この常勤医を確保するにも大変なのではないか心配です。
 そして、昨日も書いたように往診の医師はどうなるのか。
 現在の市民病院の不評の1つは医師に対しててであるが、その原因は「疲弊」だと感じます。新構想では、この問題を解決する方向ではなくさらに拡大するような計画になっていますので、医師も患者も不安を増すばかりではないでしょうか。
 いまでも、米内沢病院を利用する患者が多く、病院存続を願う住民は多い。市内にベッドを設置する病院が1病院だけとは問題が拡大するばかりと不安です。
 

新医療整備基本構想その後について医療推進課から説明を受ける

2010年10月21日 | 北秋田市民病院
 昨日(20日)、日本共産党議員団は副市長、医療推進課課長などに出席いただき勉強会を開きました。
 テーマは、「新北秋田市医療整備基本構想」について、課長から最近の情勢の進展状況を聞き、それについて質問を行いました。
 説明の中心は、地域医療連携センター(仮称)の設置と役割についてでした。
 医師不足と入院施設が市民病院1カ所だけを予定している関係から、退院後の治療をどうするかが問題になっていて、当局は在宅医療の体制を整えることを課題にし、手直しを続けているような説明でした。現在は、地域外からの患者流入の際の相談窓口の体制を整えることについて検討しているとのことでした。
 説明では、地域医療連携センターの人員が定まらないために計画通りに実施できるかも不安に感じました。
 入院ベッドが少ないために在宅医療の円滑化が課題ですが、在宅看護、在宅介護は具体化しているようであるものの往診態勢がどうなるのか指摘しました。
 市民病院の空きベッドを療養型にするために工事が必要、米内沢病院の一部解体工事も必要、訪問看護ステーション設置工事が必要との説明でまだまだ構想が定まりません。

津谷市長に2件申し入れ

2010年10月20日 | 議会だより
 今日(20日)、県・市町村協働政策会議が行われることを知り、共産党議員団は昨日(19日)急きょ、津谷永光市長に2件について申し入れを行いました。
 その2件は、①「米価暴落、収量・品質低下の対策についての申し入れ」、②「アメリカ政府の未臨界核実験に対する抗議の要請」です。
 ①については、「実りの秋」が深まるにつれて、米価暴落に加えて米の品質低下、収量の減収の実態が明らかになってきています。特に県央部から県北の収量の落ち込みが激しいとのこと。収量減については、戸別所得補償の面積補償分は別として価格下落分は補償されません。
 品質低下に加え大幅な減収の現状からすれば、肥料代や防除費などへの補助などより踏み込んだ対策が必要です。
 このようなことから、20日に開かれる県の会議でも主張され、市としても最大限努力されるよう要請したものです。要請項目は3項目。
 ②については、アメリカオバマ大統領が9月15日にネバタ核実験場で24回目の未臨界核実験「バッカス」を行ったことを発表したが、非核平和都市宣言をしている北秋田市長としてオバマ政権に抗議と繰り返さぬよう求めることを要請しました。