消費税10％は再延期して、国民は一息ついているところですが、いずれ実施するということですので大変です。自民党は自分たちで消費税10％を決めながら、「延期する」と２回とも国政選挙で「上手」に活用して勝利したともとらえられます。新聞を読むと、消費税10％再延期の税収減をどうするかが議論されているようですが、介護保険料や国民健康保険料の引き上げも検討されているようです。現在の消費税8％でさえ国民消費は一向に好転しないことからすれば、8％よりも引き下げることが必要と痛感します。そして、優遇を受けている大企業については応分の負担をすべきでありますし、今回の法人税減税は今すぐ元に戻すべきと感じます。法人税減税分はどこでカバーしているのか、結局は国民の負担にしようとしているのではないかと考えてしまいます。
にぎわいを取り戻そうとしていますが、地方は大変です。
北秋田市教育委員会は、小学校再編整備計画として複式学級を解消するために学校統廃合を進めてきましたが、依然として複式学級が存在し、かつ２４年後まで考えるとさらに６校が複式学級になるとして今回、「北秋田市小中学校適正規模再編プラン検討委員会」が開かれ、中学校も含め新たな「再編計画」を策定するとしています。具体的には、大阿仁小、阿仁合小、前田小などの学校統廃合を行うことになります。まず、住民への説明と意見聴取が先行すべきではないでしょうか。検討委員会で計画を策定し、住民に納得させる手法は避けるべきと考えます。今後の学校統廃合は広域すぎることが十分考えられます。住民の意見を尊重する進め方を望みます。他の自治体では、複式学級を存続させている自治体は多くあります。
旧合川南小学校は統合合川小学校になり廃校になっています。
さる７月２，３日合川球場へ遠征し県内４チームと練習試合を行った東北高(宮城県)は、このたびの第98回全国高校野球選手権大会の宮城県予選大会で見事優勝し7年ぶり22度目の甲子園大会出場権を獲得しました。東北高が合川球場への遠征試合で県内チームに「胸を貸した」のは、時期的に調整の段階で難しかったと感じますが、「胸を借りた」地元としても嬉しさと感謝でいっぱいです。「胸を借りた」県内4チームも県大会では善戦し練習試合の成果があらわれたのではないかと感じています。東北高が甲子園大会で健闘されるよう心から願ってやみません。
7月3日、4試合の練習試合を終えて挨拶する東北高野球部のみなさん
㈱マタギの里観光開発は、平成27年度末までは、指定管理施設として、打当温泉マタギの湯、道の駅「あに」、「くまくま園」、、クウィンス森吉、グリーンハウス、太平湖遊覧船などを経営してきましたが、債務超過額が約1億円、北秋田市から約6000万円の貸し付け、そして引き続く赤字経営から、平成28年度は、赤字事業の施設をカットして、打当温泉マタギの湯、道の駅「あに」など4施設だけの指定管理者になりました。このたび、北秋田市議会産業建設常任委員会に4～6月の第1四半期の経営状況を報告し「実質的に赤字が縮小傾向にある」と説明されたとのことですが、本来であれば黒字化しなければならない使命にあるはずですが、そこまで経営改善がなされていなかったようです。指定管理期間は1年、㈱マタギの里の一層の経営向上を願ってやみません。
㈱マタギの観光開発は単年度決算では赤字解消」が使命
新聞報道によると、北秋田市は26日、北秋田市地域福祉計画と地域福祉活動計画の策定委員会を開催し、20人の委員に委嘱状が交付されスタートしました。北秋田市の福祉行政は、様々な課題が山積していますが、、今後アンケートや地域の座談会により市民の意見を聞きながら計画を策定することにしているようですので、市民の声を十分反映するように期待します。高齢者、介護保険、障害者などの課題は多くありますが、、介護保険で言えば、介護保険料の負担が大きいこと、特別養護老人ホームの待機者が多いことなど、市民の声に応えられる計画になるよう期待しています。
北秋田市地域福祉計画と地域福祉活動計画の策定委員会が26日開催（北鹿新聞）
北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む北海道、秋田、青森、岩手の4道県17遺跡で構成した「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産登録に向けて申請してきましたが、今年も国内候補には選定されませんでした。4年連続の「落選」です。何が足りないのか関係自治体はさらに検討しつつ登録推進に向けて努力されるよう期待します。
世界文化遺産登録に向けて申請している伊勢堂岱遺跡
一昨日(23日)から夏休みが始まりました。ラジオ体操はきょうから開始です。土曜、日曜は休みのようでやっていませんでした。小学生のみなさんは元気です。この調子で事故がなく日焼けした顔で2学期を迎えたいものです。
松ヶ丘集落の児童のみなさんはけさ元気にラジオ体操
昨夜は「星のカフェ」さん主催の星の観測が藤里町で行われ、私も土星や火星を天体望遠鏡で見させていただきました。星にロマンを求めて天空を見るのも様々な意味で心に潤いをもたらすような気がします。さて、北秋田市は、どこでも星を観れる環境にあります。この地の利を生かして、星座観測のイベントを何回か企画してはいかがであろうか。多分、個人的にも、組織的にも実施されているとは思いますが、さらに企画を充実させて誘客を増やすことを検討してみてはいかがでしょうか。そのためには、天体望遠鏡の保有台数を確認し、できれば、さらに充実させて企画すべきと考えます。来月は、お盆の時期にペルセウス座流星群の見ごろとのことでした。
「星のカフェ」さんの資料より
「ポケットモンスター」発祥の地である日本にて、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO（ゴー）」が配信されたとニュースでひっきりなしに紹介されています。この社会現象は長期に続くようです。しかし、スマートフォンはなし、ゲームはやらないために時代に乗り遅れるようです。皆さんの楽しみ方を見て、今後私も参加するか決めていきたいと思います。メリット、デメリットもそのうちにわかってくるでしょう。皆さん十分楽しんでください。
「ポケモンGO（ゴー）」の日本配信を報道する秋田さきがけ
北秋田市教育委員会は6月定例議会において、児童・生徒数の大幅な減少が予想され、新たな学校再編整備計画を策定する必要があると表明してきました。今日の新聞報道では、、28日に小中学校適正規模再編プランを策定する検討委員会を開くとのことです。今後の日程は、検討委員会が今年度内に4回開き、原案を策定後議会や地域住民説明会を開きそこで住民などから意見を聞き、その後パブリックコメントを募集して、再編整備計画は来年3月まで(本年度中)に策定したいとしています。いつものパターンですが、市民は原案ができてしまえば「話しても聞いてもらえるのか」という疑問があり出席率も悪くなっています。今回は大きな重要な問題ですので、検討委員会が議論する前に住民から意見を聞く機会を設けたらいかがでしょうか。住民の意見を第一にすべきです。
廃校になり、校庭は荒れ、さみしさが募ります。
