よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

平成28年度の北秋田市民病院負担金7億5670万3千円・・・市長、赤字補てん解消の意思は?

2016年03月31日 | 北秋田市民病院

 平成28年度、北秋田市民病院負担金は本年度比△340万6千円の7億5670万3千円となっています。内訳は、市民病院指定管理料3億1千万円、政策医療等負担金9676万4千円、常勤医師奨励金2040万円、建設事業債償還金3億2892万5千円となり、常勤医師奨励金2040万円が地方債で、他はすべて一般財源からの歳出なっていて市の財政からすればかなり厳しいものとなっています。市長が政策化した、赤字分は北秋田市がすべて補てんするとしたことは、今後の財政に大きく響いていくものと思われます。常勤医師31人定員のところ現在は15人ということでは病院機能を果たしていないことから早期に改善することが求められています、これが赤字解消にもつながっていくはずです。

 

 医師確保が喫緊の課題の北秋田市民病院


北秋田市の来年度地方交通対策費は2億5648万1千円・・・秋田内陸縦貫鉄道運営費補助金は1億1970万円

2016年03月30日 | 北秋田市政について

 北秋田市の交通事情は決して良いとは言い切れない状態です。平成28年度一般会計予算では、乗車率が決して良いとは言い切れませんので、秋田内陸線や秋北バスへの補助金は約2億5千万円です。特に秋田内陸線への運営費補助金は1億1970万円、北秋田市と、秋田県、仙北市、秋田内陸縦貫鉄道で2億円の赤字を出さないように努力しているところです。大変なことです。他の地方交通対策費は、地域公共交通調査事業500万円、代替えタクシー運行事業補助金116万円、生活バス路線維持費等補助金6876万6千円、内陸線利用高校生定期券補助金2030万円などです。ご意見をいただきたいと思っています。

 

 秋田内陸線は厳しいながらも頑張っています。


安倍首相は国民に説明責任努力したか・・・安全保障関連法施行

2016年03月29日 | 平和、憲法9条について

 自衛隊の活動範囲を大幅に広げる安全保障関連法が施行されました。多くの学者から違憲立法といわれる中で、安倍晋三首相は昨年9月強行採決をして今日からの法律施行となりました。最大の変更点は「自衛隊と武力攻撃事態法の改正により、米国など密接な関係にある他国への攻撃を自国への攻撃とみなして反撃する『集団的自衛権』を行使できるようにしたこと」(秋田さきがけ)です。戦後の日本は、「直接攻撃されたときにのみ武力を行使する『専守防衛』を基本としてきた。国際社会からは『外国では戦争をしない国』として認知され、信用を高めてきた」(秋田さきがけ)わけです。安倍首相は強行採決後も国民に説明責任を果たしていくとしていましたが、国民にはほとんどなされず、日米同盟強化、自衛隊増強に執着していることに日本の平和の危機を感じます。来る参議院選挙には対立点を明確にし平和憲法を守り続けたいものです。

 

 安保法施行を報じる秋田さきがけ(3月29日付)


市議会だより原稿届ける・・・一般質問議事録粗原稿読む

2016年03月28日 | 北秋田市議会

 北秋田市3月定例議会における一般質問の議事録粗原稿は先週届きましたが遅かったので、市議会だよりに載せる原稿締切の今日(28日)までに届けられるか自信なかったのですが何とか間に合わせました。私の一般質問の質問事項は、「指定管理者制度の改善について」でありましたが、議事録粗原稿を読むと市長自身自分の答弁についてどう思っているか聞いてみたいと思ったところです。指定管理者制度については市民のみなさんにいろいろ報告しなければならないと思っているところです。特に、北秋田市民病院への赤字補てんやマタギの里㈱への1億2000万円の貸し付けは重要と考えています。

 

 よしみ議員が一般質問で取り上げたマタギの里㈱が経営するマタギの湯


秋田県出身選手に期待・・・プロ野球セ・パ同時開幕

2016年03月26日 | よしみ議員と文化・スポーツ

 プロ野球はごたごたが続いて開幕しても何かしら気持ちがそちらに向かない感じがあります。やはり、ファンの期待に応えるようなハッスルプレーをすることにより名誉を挽回してほしいと願っています。秋田県出身選手も多くなりました目が離せません。新人の成田翔投手(ロッテ)もです。摂津正投手(ソフトバンク)は5年連続の開幕投手として投げましたが敗戦投手となりました。シーズンは長い。けがをしないで頑張って欲しいものです。

 

 2016年プロ野球特集(秋田さきがけ)


内陸線夢列車プロジェクトについて研修・・・秋田内陸線北秋田議員連盟定時総会開く

2016年03月25日 | 北秋田市議会

 昨日、北秋田市議会議員で構成する「秋田内陸縦貫鉄道北秋田議員連盟」定時総会が開かれました。総会においては「秋田内陸縦貫鉄道は昨年度決算において、経常損失が目標額を達成したとはいえ、依然と厳しい経営が続いている。しかしながら、定期外の利用客の増加、支援団体の活動の活発化など、存続に向けての機運が高まりつつある。当会としても、同鉄道および沿線について理解を深め、同線活性化のため」事業をおこなっていくとしています。議事についてはすべて原案通り可決しました。その後研修会に入り、秋田内陸線夢列車プロジェクト事務局大穂耕一郎氏による、夢列車プロジェクトについての車両購入についてや募金活動の現状、車両購入の意義などをお話ししていただきました。議員としても乗車人数を増やすために支援していきたいものと思っています。

 

 


100㌔マラソン補助金300万円・・・本年も実施

2016年03月24日 | 北秋田市議会

 北秋田市3月定例議会、一般会計予算には「100㌔チャレンジマラソン大会補助金300万円」(前年度と同額)が計上され今年も実施することになりました。秋田県や仙北市が補助金を増額するということで全体的には増額することになっています。課題はいろいろあることと思いますが、一つ一つ克服し、いまや、伝統的なイベントとなった大会ですので是非市民一丸となって盛り上げていきたいものと考えます。

 

 昨年の100㌔マラソン、あと10㌔直前の川井の上り坂


よしみ議員、家族介護慰労金支給大幅減額に反対・・・1万円から3000円に

2016年03月23日 | 北秋田市議会

 北秋田市3月定例議会には、議案第22号北秋田市家族介護慰労金支給に関する条例の全部を改正する条例の制定についてが提案されていました。内容は対象者を増やすものとなっていますが、介護慰労金の額は月額1万円から3000円に変更するというものです。「要介護4や5の認定を受けているものなどで余儀なく施設入所を待機している家庭などの家族介護は大変な状況に変わりはない。家族の収入が増えていなく消費税増税などで生活が苦しくなっている状況で大幅な減額は家族介護にも大きく支障をきたすもので認められない」と反対討論しましたが、採決の結果賛成多数で可決となりました。残念に思っています。

 

 北秋田3月定例議会最終日の本会議の模様を伝える「秋北新聞」

 


市民からの陳情も不採択目立つ・・・議案等を採決して3月定例議会閉会

2016年03月22日 | 北秋田市議会

 北秋田市3月定例議会は先ほど閉会しました。本議会で採決した結果において特徴的だったことの一つに、市民からの陳情が予想より多く不採択になったことです。不採択になった陳情は「『平和安全保障関連法』の廃止を求める陳情書について」「若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について」「必要な医療・介護が受けられ、安心して暮らせる年金制度など『社会保障の充実を国に求める』意見書提出の陳情書について」です。(ほかにもあったが市民のためになっているかが問題)これらは、①「戦争法」を廃止すること②安心できる年金制度を③「社会保障の充実を国に求める」ということで国民の要望であるなあと思っていましたが結果は「不採択」となりました。市民の要求実現のためにはさらに頑張らなければならないと感じた次第です。

 

 我が家の源平かづら長く観賞できますので気に入っています。