よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

平和であってこそ野球もできる・・・北秋田市戦没者追悼式開催

2018年08月23日 | 平和、憲法9条について

 これまで、秋田県民にとって甲子園夏の大会は「秋田県に真紅の優勝旗を」が悲願です。金農ナインは県民の期待を見事に受け止めて決勝戦まで戦われましたので目が離せなくなり高校野球を主に投稿しました。きょうからはまたマイペースで投稿したいと思います。

 15日には全国戦没者追悼式が行われ、17日に北秋田市戦没者追悼式が開催されました。戦後73年を迎え戦争で犠牲となった戦没者の遺族とされる奥さんたちはほとんど生きていなくなり現在は子どもである「遺子」のみなさんが引きついで遺族会を存続しています。一昨日閉幕した第100回全国高校野球選手権記念大会も104年目で第100回でありその空白の4年間は太平洋戦争の昭和16年から終戦の昭和20年まで大会が中止され開催できませんでした。平和であってこそ野球もやれます。平和であってこそ高校球児の犠牲者も出なかったことになります。今後とも戦争のない平和な社会を作っていきたいものと強く思います。

 

 戦没者のみなさんに心より哀悼の意を表します


憲法改悪で戦争する国にするのではなく平和交渉に徹する国政を

2018年08月15日 | 平和、憲法9条について

 きょうは、日本が戦争に敗れて73年を迎えた8月15日です。最近は中国の尖閣諸島などにかかわる緊張感や、北朝鮮の核開発等により、日本政府は「平和憲法を『改正』して戦争する国へ」と舵を切ろうとしています。この73年の歳月を経てなお、北朝鮮やロシアには敗戦の責任を果たしていないだけでなくアジアでの緊張感は続いています。私の家庭についていえば、戦争の犠牲になった父によって家族は普通の生活ができない状態が続きました。多くの家庭が同じような境遇であったと想像します。戦争はあってはならない、平和な世界が続くよう努力したいものだと考えます。空想ではないと思っています。外交においては徹底した粘り強い平和交渉で戦争をしない世界にしてほしいと願ってやみません。

 

 今日は全国戦没者追悼式でした。戦争犠牲者の前で誓うのは「同じ過ちを繰り返しません」ではないでしょうか。


戦争する国にしてはならない・・・憲法記念日の日に思う

2018年05月03日 | 平和、憲法9条について

 日本国憲法が施行されて71年目の今日、多分各地では憲法記念日にちなんで「改憲」「護憲」の集会が開催されていることと思います。

 最近の高まる改憲論議は、平和憲法の第9条が本丸と想像しますが、北朝鮮をはじめとして中国の状況を見れば、日本も軍備増強をと考えることから改憲というのも論理かも知れません。しかし、20世紀に戦争の悲惨さは十分に経験してきて21世紀は戦争のない国にしようと国民は70年もの間平和憲法のもと生きてきました。いまでも、シリアやアフガニスタンなどの報道を見ても、戦争を肯定する人は多くないと思います。殺りくの場をつくってはならないというのが歴史の教訓と思います。

 私の父は、戦病死として、33歳で戦争の犠牲になりました。私が4歳、弟が2歳、母は結婚して6年目でした。終戦後母は結核を患い入院し続けわれわれ兄弟は母の実家に助けられ生きてきましたが、父の戦病死は家族を路頭に迷わせるような環境になり今でも戦争を憎んでいます。全国300万人の犠牲となられたすべての家庭は同じような戦後を送られたのではないかと思います。

 若者を戦場に送るような環境をつくるべきではないと思います。本人の犠牲はもちろん、家族の悲劇は作ってはならないと思います。戦争を避けるためには粘り強い対話が必要ですが、歴史の教訓からは可能だと思います。独裁者や軍部の台頭などは危険をはらみますが国民世論で抑止していきたいものと思います。そのためには、ノーベル賞に値する現行の平和憲法を守り育てることだと強く感じています。

 

 昭和22年文部省発行の「あたらしい憲法のはなし」は価値ある小冊子だと思っています。


有権者の声は大きい・・・憲法9条「改正」もその一つか

2017年10月23日 | 平和、憲法9条について

 昨日開票された総選挙の結果は一部が未定であるものの、自民、公明の圧勝に終わり、憲法「改正」勢力は希望の党などを含めて4分の3を超えたと報道されています。国民の声がこのような圧倒的な声であるならばそれを認めながら、国政に臨んでいかなければならないものと思います。私自身は、父の戦病死のことや教師の経験もあることから、「教え子を戦場に送るな」は切実です。若者や教え子が命を懸けて犠牲になるのは、絶対避けて行かなければならないと痛感していますので、安倍首相以上に丁寧に語り合っていかなければならないと考えています。当面は、北朝鮮情勢から言えば一触即発、核戦争勃発の危機をはらんでいますので、私なりの声を上げていきたいと思っています。

 

 総選挙は自民、公明の圧勝で終わり、今後は憲法「改正」の動きか。


戦争の動きを食い止めよう・・・今日は、終戦から72年

2017年08月15日 | 平和、憲法9条について

 今日、8月15日は太平洋戦争において日本軍が敗戦した日です。私の父が戦病死したのちの厳しかった生活を振り返ると、日本人の死者が310万人と言われていることからその人たちの家庭も私の家族の生活とほとんど変わらないものだったと思います。一人の命の重みは偉大で、逆に失うことは大変なものと痛感します。いま、北朝鮮とアメリカは、厳しい緊張関係にあります、北朝鮮はグアム周辺に新型中距離弾道ミサイル打ち込むといっています。これに対して。アメリカのトランプ大統領は「世界が見たこともないような炎と怒りに直面することになる」と武力行使を示唆して警告しています。これがエスカレートしていくならば、戦争は避けられません。抑止力の論理で進むならば大戦争になりかねません。世界は過去の戦争を教訓にして、国連を中心にした平和を守る信念で、対話を基本に平和外交を進めるべきものと考えます。日本も平和憲法を基軸に平和外交に専念してほしいものです。今回の核兵器禁止条約に依拠することも重要ですが、唯一の被爆国日本の安倍首相は、交渉会議にさえ参加せず批判を浴びていますが、安倍政権も平和を守り抜く決意を示してほしいものです。戦後72年、歴史の歯車を逆回転させることなく平和を守り抜いていきたいものです。

 

 「終戦から72年」の社説を掲げる秋田さきがけ


核兵器禁止条約が国連で採択、安倍政権は署名拒む・・・今日は米軍が広島に原爆を投下した日

2017年08月06日 | 平和、憲法9条について

 1945年(昭和20年)8月6日、アメリカ軍が広島に人類史上初めて原子爆弾を投下しました。その日から、広島は地獄と化しました。爆発による強烈な熱線、爆風、人体を貫く放射線によりその年だけでも死者は14万人を超えました。そのなかで、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)をはじめとして核兵器廃絶の運動が強まるなかで、国連において、核兵器を非合法化する初の国際条約「核兵器禁止条約」が7月に採択されました。しかし、安倍晋三内閣は、唯一の被爆国として核兵器廃絶を訴えてきたにもかかわらず、国連では会議をボイコットして条約に賛成の署名をしませんでした。一国民として恥ずかしく感じています。今日の北朝鮮問題もこの条約は効果あるものと考えるのですが、「核抑止力には核抑止力を」との考えは双方がエスカレートしかねない危険をはらんでいて避けなければなりません。「広島、長崎を繰り返すな」を合言葉に頑張って行きたいものです。

 

 昨年5月27日、オバマ前アメリカ大統領は非核の演説を行いました。


8月は、平和を考え、語る月・・・第2次世界大戦から多くを学ぼう(1)

2017年08月04日 | 平和、憲法9条について

 8月という月は、15年戦争(満州事変、日中戦争、太平洋戦争と続いた15年間)の終戦を迎えた月であり、6日広島に原爆投下、9日長崎に原爆投下、14日秋田土崎空襲、15日敗戦(無条件降伏)等歴史的に大きい傷跡が残っています。この8月に、戦争と平和について、考え、語りあう機会として大事にしていきたいものと思います。現在、北朝鮮問題が渦中にありますが。戦争が起こるかそれとも避けることができるか重要な問題です。IS問題も無視できません。私たちは15年戦争から多くの教訓を学んだはずですが、再び戦争勢力が台頭してきていると危惧するものですが、多くの命を犠牲にする悲惨な戦争は絶対に避けて過ごしたいものです。私も何回か語らせていただきたいと思います。

 

 昭和22年(1946年)当時の政府文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」です。


平和憲法を守り戦争のない世界を・・・終戦71年目を迎える

2016年08月15日 | 平和、憲法9条について

 今日は終戦71周年です。その後現行憲法に守られて日本は戦争に巻き込まれることなく今日まで過ごしてきました。これは、平和の尊さを続けていこうとする国民の願いの成果だと考えます。昨年、憲法違反と断じられた戦争法が国会で強行採決され日本は海外で戦争できる国となりました。いま、日本は、9条をはじめとする憲法を「改正」しようとする勢力、防衛力を高めて日本を攻め込ませないという「抑止論」を唱える勢力が台頭してきていますが、過去の戦争や現在起こっている戦争はいかに、人々の生命、財産等をむだにし、自由などの権利をはく奪しているか自明の理であると考えます。私たちは、きょうの終戦の日を思い起こし、21世紀は戦争のない世界にするために努力したいものです。

 

 1945年(昭和20年)8月15日付読売新聞(旧金足東小「油谷これくしょん」より)


「核兵器なき世界」追求・・・オバマ米大統領広島訪問

2016年05月28日 | 平和、憲法9条について

 オバマ米大統領は27日夕、現職米大統領として初めて被爆地・広島を訪問しました。それをテレビ報道で観ることができましたが、オバマ大統領は原爆資料館入館、平和記念公園で原爆慰霊碑に献花、その後、「核兵器なき世界を追求する勇気を持たなければならない」などと決意を表明しました。今回の訪問と決意表明は歴史の1ページに記録されるものであり、核兵器廃絶に向けてぜひ具体的に前進させていって欲しいものと考えます。

 

 オバマ大統領の決意を表明する演説(NHKTV)


憲法公布70年、「なんだかんだと言われても国民は守ってきた」・・・平和憲法を今後も守ろう

2016年05月03日 | 平和、憲法9条について

 日本国憲法は1946年11月3日公布、1947年5月3日施行。今日は憲法が施行されて以来69年目となる日です。安倍首相は、今、この平和憲法を目の敵にして憲法違反の集団的自衛権行使を可能とする戦争法を「成立」させて、再び外国と戦争する国にしようとして憲法改悪を力説していますが、なぜ、人のいのちを軽く見る殺し合いを行おうとする戦争法となるのでしょうか。一人がなくなってもいのちの大事さを痛感するのに安倍首相の神経はどうなっているのでしょうか。「外交」の大切さはどう考えているのでしょうか。頻繁に外遊しているのですから、「戦争をさせないための外交」を行えないものでしょうか。若者を戦場に送らせないために、今の平和憲法を大事にしていきたいと改めて考えました。

 

 今日の秋田さきがけ社説です