報道によると、第1回北秋田地域医療構想調整会議が28日、北秋田地域振興局のほうで開かれたとのことです。昨年10月に策定された県地域医療構想の推進について意見交換したとのことです。どの地域も同じであると思いますが北秋田医療圏(北秋田市と上小阿仁村)の緊急の課題は議論するまでもなく、「医師不足改善、市民病院の医師数の拡充」です。特に指摘されている課題▽他圏域への流出が大きいがんの診療体制強化▽脳卒中の専門医師の確保▽急性心筋梗塞については、将来的に県北地域で医療体制を整備(心筋梗塞は別の項目として挙げられている)となっています。議論のテーマは「医師確保のためには今から何をするか」であり、すぐ動く行動方針が必要となっています。会議も必要でしょうが、必要なのは医師確保のために歩くことです。最近も、「市民病院の小児科へ行ったが先生が休みで診てもらえなかった。市内には小児科がない。困った」というお話を聞きましたが、行政が成果を上げる医師確保に奔走してもらいたいものと痛感しています。
常勤医が半数ラインを増減している北秋田市民病院。医師不足は深刻。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます