よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

北秋田市民病院の医師確保は進展せず・・・決算特別委員会審査より

2016年09月30日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会決算特別委員会の審査は終わり市長への総括質疑(10月4日)を残すだけとなりました。北秋田市民病院一般会計では、歳出では7億円余の負担金が主ですがこの中には指定管理料、負債償還などが含まれていて、今後20年ほど続いていくように見受けられます。財政へのかなりの負担になります。厚生連の病院ですが、北秋田市が「赤字の分も補てんする」との契約から、多額の支出が続いています。平成27年度は約3000万円が納付されているので「黒字ともいえる」との当局答弁ですが、指定管理料が高額であるから結果的に「黒字」となっているに過ぎないと考えます。常勤医が31人以上が市民病院の計画ですげ、報告によると現在は15人ということで半数にもなってないことからすれば病院経営は大変な事態です。「医師確保」が緊急課題ですが、当局の動き、厚生連の動きが良く見えません。努力しているとの報告ですが結果が見えてこないので不安です。

 

 医師不足のため、ベッドの使用も計画通りにはなっていません


鷹巣中央公園のサギ対策は・・・北秋田市議会決算特別委員会3日目

2016年09月29日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会一般会計決算特別委員会3日目は昨日開かれました。都市計画課の鷹巣中央公園に関する支出について、よしみ議員は「中央公園の中の島には大量のサギ類が多く生息していて、ふんの被害もあり、また草刈りも行われていない状態であったが対策はどうなっているか」と問い質しました。当局は状況を把握しているとのことで干ばつ等も含めて来年度予算化していきたい。とのことでした。かつては「秋田三十景」の一つの公園と言われ北秋田市のメインの公園ですので大幅な改善が必要と考え質問しました。

 

 鷹巣中央公園の大量のサギの生息地、下を歩くときは注意(7月22日撮影)


マタギの里観光開発㈱の決算理解できず・・・北秋田市議会決算特別委2日目

2016年09月28日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会決算特別委員会は2日目を終了しましたが、一般会計の委員会が終えた(休会)のは6時ころ。よしみ議員が質問した一つは、商工費のマタギの里㈱の指定管理料についてです。昨年9月議会で市がマタギの里㈱に貸し付けた6000万円が、経営改善計画では全く触れられていないことや債務超過額約1億円も同様であることからどうなることか理解できませんでした。平成28年度で指定管理が終了することになりますが、この先市当局はどうするのか「市民の血税で補う」ことだけは避けるべきと考えています。

 

 市が貸し付けた6000万円。これで解決するか。


北秋田市の財政は健全すぎる?・・・決算特別委員会で、起債、基金を見る

2016年09月27日 | 北秋田市議会

 昨日から北秋田市議会決算特別委員会が開会しました。よしみ議員は一般会計決算を審査することになりました。よしみ議員は質問の一つに、資料に示されている「起債・基金」について質問しました。資料によると、起債(借金と考えてください)は、平成16年度(合併時)は270億円だったのが、平成27年度は248億円となり22億円の減となっています。また、基金(貯金と考えてください)は、平成16年度は27億円だったのが、平成27年度は124億円となり97億円の増となっています。お分かりのように、借金は減り、貯金は多額であり、北秋田市の財政は健全すぎる数字になっています。これを、評価しなければならないでしょうが、私たちの生活実感は、重税感と地域経済、暮らしが大変であるのが共通した認識ではないかと思います。市民の血税は貯金をしてくださいと納めているものではなく、血税で暮らしを良くしてくださいと要望しているものです。起債・基金の健全化は当然のことですが北秋田市の財政は異常すぎるように感じ質問しました。

 

 北秋田市の賑わいづくり、いのちとくらしの充実が切実です。


きょうから決算特別委員会・・・医療、福祉、観光などに関心

2016年09月26日 | 北秋田市議会

 北秋田市議会はきょうから会期中初めての決算特別委員会が開かれます。規則がいまだ改正されていない中での委員会開会ですが議員多数が決めましたので従わざるを得ません。会期中に開くのは私も異論がありませんが規則を替えないことは議会としてはもっとも問われることではないかと心配しています。

 ところで、私は一般会計の決算について審査することになりました。歳入、医療、福祉、観光などについて疑問を解決したいと思っています。

 

 市民病院については今後の在り方を考え決算を見たいと思います


人口増につながる政策を・・・人口増は地域発展の土台

2016年09月25日 | 北秋田市政について

 今朝の新聞を読むと、移住体験に都内の女性の方が北秋田市に来ているとのことです。ぜひ移住していただきたいと願っています。ところで、移住してきてもその後のケアが重要です。移住して、後悔させるようではまた困ります。そのためには、人口増につながる政策を推進していく必要があると思います。住んで楽しいと思われるような環境作り。企業誘致が困難なら、学校や、合宿施設などを建設するなど多数が移住できる施設の建設から、短期間宿泊できるイベントなど魅力を持たせリピートで再度訪れてもらうなど検討すればいろいろ提案されるのではないかと思います。(以下あとで、100㌔マラソン気になります)

 

 太鼓まつり、空港まつりは同一日にありましたが連携して両方に行けるような計画も。


鉄人のみなさんご健闘を・・・明日、角館ー鷹巣間の100㌔マラソン

2016年09月24日 | よしみ議員と文化・スポーツ

 北緯40度秋田内陸線リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンはいよいよ明日25日、仙北市角館ー北秋田市鷹巣間で行われます。北秋田市民が、ボランティアに応援に総参加といってよいほどの「最大のイベント」です。マラソンは2部門に分かれています。申し込み人数は、100㌔の部は1136人、50キロの部は364人の計1500人となっています。100㌔は午前4時半に角館をスタートし、午前中にゴールする鉄人がいますので驚きです。私は、あと10キロの90キロ前後で応援する予定です。鉄人のみなさんの力走に期待し、好天に恵まれるよう祈っています。

 

 昨年の100㌔マラソン、90㌔直前の上り坂手前を力走する鉄人のみなさん


非正規職員には正規職員にすべき職員が多数・・・北秋田市も多い

2016年09月23日 | 北秋田市政について

 「地方自治体で働く非正規職員の3割以上を、本来なら学識経験者の起用を想定した「特別職」が占めている。実際は一般的な事務処理にあたる職員も多く、制度と実体のかい離が目立つ。総務省が是正を促してきたが、自治体側の動きは鈍い」(秋田さきがけ)と報道されています。北秋田市は平成27年度末で正職員が約500人、非正規職員は少なくとも50%(250人)以上はいると予想されます。総務省は正職員(一般職)への移行を促すため、2014年の通知で、職務内容が「補助的、定型的」な場合は非正規職員(特別職)としないよう全国の自治体に要請していますが、北秋田市はどのように応えてきたか尋ねる必要があると感じています。「役所に勤務している」と言えば聞こえはよいのですが、非正規職員であれば収入が少なくワーキングプアの象徴に見られていますので大幅な改善が必要と考えています。

 

 定年退職者は多いですが、採用はそれに見合わず少ない採用となっているのが実態です。


北秋田市でお家芸と言えるものは何か・・・すぐには出てこない

2016年09月22日 | 北秋田市政について

 新聞に「お家芸」をテーマにコラムが載っていました。例えばリオデジャネイロオリンピックでは、日本の柔道や体操、競泳などは伝統的な種目として、とりわけ柔道は日本発祥の種目として「お家芸」といってよいのかもしれません。ノーベル賞で言えば物理学賞などもそうでしょう。それでは北秋田市は、いったい何を「お家芸」として自慢できるでしょうか。市教委が言う児童・生徒の「学力テスト」はお家芸と言えるでしょうか。高齢化率やがんの罹患率などの高さは「お家芸」と言えるでしょうか。「お家芸」とは「もともと、家元や宗家が伝統を継承している歌舞伎や能、狂言などの世界から生まれた言葉」とされています。秋田県や北秋田市には存在するかわかりませんがスポーツで言えば、かつての能代工のバスケットボールや秋田工のラグビーなどは「お家芸」と言えたかもしれません。そこで、北秋田市は何を「お家芸」として紹介できるかは「総合戦略」を考えるにも重要な意味を持っているように感じます。

 

 北秋田市も稲作は「お家芸」と言えるかな?


行政は雇用と待遇をもっと重視できないでしょうか・・・移住促進や女性の活躍においても

2016年09月21日 | 北秋田市政について

 報道によると、このたび北秋田市の移住促進のイベントが都内で初開催されたとのことです。その場でのアンケートによると収入面の質問が目立ったとのことです。地元に住んでいて、移住を希望されている方々の心配は当然であり、地元民としてももっと大幅に改善されないものかと心配しています。毎度のことながら、女性の職場でもある、保育士、介護福祉士などは正職員、正社員が少なく、したがって、労働条件がほぼ同じでも待遇には大きな開きがあり意欲をなくしている職員が多いことを話しに聴きます。先日投稿した地域おこし協力隊員の応募者がなかったのも関係していないわけではありません。行政の思い切った政策を期待したいと思います。

 

 保育士の多くは非常勤職員で収入が少なく苦労しています。