北秋田市は首都圏などで飲食店を展開する業者と提携し「阿仁マタギ」をテーマにした「ジビエ料理」を提供する飲食店を都内に開設する準備を進めていると報道されています。計画の中身を見ていくと「マタギの象徴とされるクマ肉も提供する」とされています。しかし、北秋田市にはクマを解体し加工する工場がありませんので北秋田産は商品化されていません。秋田県北部にもありませんので、クマ肉の生産地は県外となっているはずです。私は、議会でも市民の意見を参考にして「大型獣の解体・加工工場の早期設置」を訴えてきていますが、当局は「研究・検討」するとの答弁でしたが動きが見えません。このままだと他の地域に先を越されてしまいます。「阿仁マタギ」をブランドにクマ肉も提供するとなれば緊急を要します。当局は1日も早い具体策を講じるよう要望します。
山ではクマの糞はよく見かけます。秋はこのようなのも。