よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

6月定例会 よしみ議員の一般質問・・・3.保育士非常勤職員の待遇改善について①

2012年06月30日 | 北秋田市議会
 これまで、保育士非常勤職員を正職員化するように要望してきましたが、市長は職員定数と人件費削減の理由から増員しようとする意思を示しませんでした。さらにまた、非常勤職員の待遇改善については「検討する」と答弁しながらいまだ具体化されていません。

 現在、少子化の中で子育て支援の強化が叫ばれている中、専門職である保育士の任務と役割は非常に大きいものがあります。学校の教員と同格に考えてもよいのではと思うくらいです。北秋田市は、非常勤職員が正職員に比して非常に多いこと、同一職種、同一賃金の原則からして格差がひどいことなどは早急に是正すべきものと考えます。「検討する」から一歩踏み出して、早急に、改善すべきと考えますが答弁を求めます。

 
 保育士非常勤職員は正職員数より非常に多くなり、正職員とほぼ同じ仕事をして給料ではあまりにも低い。市長はなぜ改善しないのか?

時効が完成後の収納根拠答えず・・・北秋田市住民訴訟

2012年06月30日 | よしみの生活
 北秋田市が、市税徴収の時効前に不能欠損処理し、市の財産の管理を怠ったとして、市長の津谷永光氏らに賠償請求するよう求める住民訴訟の第7回口頭弁論が25日、秋田地裁でありました。

 同訴訟の原告は、北秋田生活と健康を守る会の大沢則子さんら3人で、被告は北秋田市長です。

 この裁判では、同市のずさんな事務が明らかになっています。4月の弁論では、地方税徴収の消滅時効完成後に市税を収納していた事実が判明し、原告側が、時効完成後の収納の法的根拠の釈明を求めていました。地方税法は、時効完成後の収納を禁じています。

 この日の弁論では、被告側が、「回答」だとする書面を提出しましたが、時効完成後の収納の認否にかかわる文言はありません。

 原告側弁護士が、「(時効完成後収納の事実が)ないのか、あるのか、(市がいま)何を調査しているのかの2点をこの場で答えるよう」求めたのに対し、被告側は、「2か月後に書面で」といいました。

 弁論後、県生活と健康を守る会連合会の鈴木正和会長は、情報公開で時効を過ぎた税金の収納を多数確認できたとして「今月13日、全面的に調査するよう、直ちに返還するよう(市税務課)に申し入れた」と話しました。

 (しんぶん赤旗6月30日付)

大飯警報7回目・・・再稼働へ作業中

2012年06月30日 | 日本共産党
 経済産業省原子力安全・保安院は29日、政府が再稼働を決めた関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)で、ポンプを冷やす水の流量が低下したことを示す警報が鳴ったと発表しました。政府が再稼働を決定してから、3,4号機の再稼働に向けた作業で警報が相次いでおり、すでに7回目です。

 (以下省略)(しんぶん赤旗6月30日付)

再稼働ノーだ・・・官邸前空前

2012年06月30日 | よしみ議員と文化・スポーツ
 「再稼働反対」の熱気が首相官邸をつつみました。29日行われた「原発再稼働決定を撤回せよ」官邸前行動。関東だけでなく北海道、岩手、福島、福井、長野、佐賀、長崎などからも自主的に人が集まり、主催者は20万人が参加したと発表しました。大阪、京都、名古屋、熊本などでも連帯した行動が取り組まれました。

 首都圏反原発連合の有志がよびかけているもの。インターネットのツイッターだけでなく、「友人に誘われて親子で来た」「親が参加できないから子どもの私が来た」「会社の後輩を連れて来た」「前回は夫一人の参加だったが、今日は親子3人で来た」など、人から人へのつながりが広がっています。この日は、小さい子ども連れの参加者のためのファミリースペースを設けるなど、誰でも安心して参加できるよう工夫しました。

 行動が始まる2時間近く前から人々が整然と列をつくり、開始後も家族連れや背広姿の人など、初めて参加する人も含め続々と参加者が増えました。列はどんどん伸び、内閣府だけでなく国会議事堂をとりまきました。

 7月16日に開催する「さよなら原発10万人集会」(東京代々木公園)よびかけ人の落合恵子さん、鎌田慧さんも参加しました。

 ≪志位委員長が参加≫

 日本共産党の志位和夫委員長は29日、首相官邸前で行われた大飯原発再稼働決定の撤回を求める抗議行動に駆けつけ、参加者とともに「再稼働反対」と声をあげました。志位氏の参加は前回(22日)に続くものです。

 人波にもまれながらマイクを握った志位氏は「首相はこの前の予算委員会の答弁で『みんなの声が聞こえている』といいました。そうであるならば、みんなの声を受け止めなさーい!」と官邸に向けて力強く訴えると、参加者も「受けとめろ―」「そうだそうだ―」と怒りの声を官邸にぶつけました。

 志位氏は「『安全対策』が取れていないのになぜ安全といえるのか」「再稼働方針を撤回しろ―」「日本の原発を全部なくせ」「子どもたちの未来を守れ!日本共産党も頑張ります」と連帯を誓うと、「未来を守れ!」の声援と拍手がわき起こりました。

 
  (しんぶん赤旗6月30日付)

6月定例会 よしみ議員の一般質問・・・2.北秋田市介護保険料の減免制度を活用することについて③

2012年06月29日 | 北秋田市議会
 ≪再々質問≫

 不能欠損額、収入未済額に見られるように、年金天引きという安易な徴収方法でも莫大な額であることから市民のくらしは大変厳しいものと判断できます。

 情報開示によって調べましたが、当時、第3期(平成18年~20年)の第1,2段階の介護保険料は、月額2,221円でした。年金天引きは2か月分づつ天引きされていきます。しかし、無年金の人たちは直接納付となり年8回の分納になります。1回につき3300円です。この人たちの不能欠損がかなり多くみられました。本来ならば、生活保護対象者にもかかわらず受給できないでいる人たちもかなり含まれているものと考えられます。

 条例第13条適用を推進すべきと強く求めます。現在は第5期ですが、次回(第6期)の介護保険料はどうなるか。事態はさらに問題化するものと予測します。

 介護保険が導入された時、国庫負担割合をそれまでの2分の1から4分の1へと大幅に引き下げ今日の事態になりました。将来的には国庫負担をもとに戻すよう求めるとして、当面国庫負担割合を25%から10%増やし35%にすることを国に求めるべきと考えます。全国市長会でも国庫負担割合の増加を求めているとの先の答弁でしたが強く働きかけるべきではないでしょうか。市長の考えを求めます。

消費税増税あおりにあおった末に・・・巨大メディアこの異常ぶり

2012年06月29日 | 日本共産党
 消費税大増税法案をけしかける異常な報道をしてきたメディアが論理破綻に陥っています。法案の衆院通過後、民主党の公約違反は「国民を愚弄するもの」などと批判せざるをえなくなる一方で、民自公3党の「密室談合」による採決強行を「決める政治」の第一歩と賛美しているのです。

 ≪〝戦術指南〟まで≫

 全国紙をはじめとした巨大メディアは、衆院で消費税大増税と社会保障大改悪の法案採決までの1か月間、連日のように法案採決をあおってきました。特に「朝日」はこの期間に14本、「読売」も16本の社説を掲げる突出ぶりです。「朝日」は、4月には読者の投書にまで社説で反論、今月には若宮啓文主筆の評論(「消費増税の正念場『決められる政治』見せる時」)を掲載しました。

 社説の内容を見ても、国会や政局の節目節目に〝戦術指南〟をするかのような異常さ。みずからの世論調査で5割から6割の国民が反対し、7割が今国会で成立を急ぐ必要はないといっているのに、見向きもしていません。

 例えば、内閣改造が行われると、「首相が陣頭指揮に立て」(「朝日」6月5日付)「政治の前進のためには大胆な妥協が必要」(「読売」同前)などと首相を叱咤激励。3党による密室協議がまとまると、「(首相は)ひるまず衆院での採決に臨むべきだ」(「毎日」6月16日付)「民主党内の反対にひるむことなく採決へ突き進む気概があるかどうかだ」(「日経」同前)と口をそろえました。

 3党協議を受けた大増税法案に対する民主党内の造反には、「民主は厳正処分を事前に示せ」(「読売」22日付)「首相は造反の抑制に全力を」(同26日付)とくぎを刺す念の入れようです。
 (以下省略します)(しんぶん赤旗6月29日付)

大飯原発またも警報・・・関電発表 電気系統で漏電か

2012年06月29日 | 日本共産党
 関西電力は27日、再稼働へ向けた作業を続けている大飯原発3号機(福井県おおい町)で、同日未明、電気系統の異常を知らせる警報が発生したと発表しました。電流が地面に流れる「地絡」という現象が起こったもの。

 大飯原発では政府が再稼働を決定して以来、19、23~24日にも警報が発生しており、今回が3回目です。

 関電によると同日午前4時17分ごろ中央制御室で、高圧電線と発電所をつなぐ開閉所と呼ばれる施設の分電盤の地絡を知らせる表示灯が点灯。現場に行くと、二つの遮断器でランプが点灯していましたが、目視で確認したところ異常はなく、警報は約1時間後の5時26分ごろ停止しました。経済産業省原子力安全・保安院は、遮断機を制御する直流電源2系統のうち1系統で、金属部分に結露などが発生し、地面に漏電した可能性が高いとして確認を進めています。

 (しんぶん赤旗6月28日付)

秋田県出身ただ一人のオリンピック代表江畑選手の活躍を期待しています

2012年06月28日 | よしみ議員と文化・スポーツ
 ロンドンオリンピックの女子バレーボールに出場する江畑幸子選手が母校である聖霊高校の激励会に参加したことが新聞報道されていますが、県民全体で応援したいものです。

 現在のところ、秋田県出身のオリンピック選手出場者は1人だそうですが、2人目、3人目が出てきてほしいものです。

 開幕まであと1カ月だそうですが、まだオリンピックモードには今一つです。

初めてドクターヘリをみる

2012年06月28日 | よしみの生活
 よしみ議員の定期診察が議会の日程と重なり通院できないでいましたが休会の昨日ようやく行ってまいりました。

 薬も残り少なくなっていたので、まずは助かりました。

 お世話になっている病院は、秋田組合総合病院循環器科です。

 緊急入院した病院であったので現在も主治医の先生にお世話になっています。

 ところで、治療を終えて外に出たら、上空で旋回をしていたヘリコプターが下りてくるところをみることができました。

 「ドクターヘリ」(もちろん英語)の文字も読めました。

 秋田県の医療状況からすると大いに活用されて欲しいものと思っています。

 着陸して、救急患者入口の方へ搬送されていきました。

 
 秋田組合総合病院へ着陸したドクターヘリ

国民はマニフェストをどう考えているのか・・・民主党のマニフェストは全部消えた

2012年06月28日 | よしみの生活
 「社会保障と税の一体改革」は形式的には衆議院を通過しました。しかし、中身は社会保障も税もボロボロ、強いて言うなら、消費税増税だけは、自民党・公明党、野田首相の思惑通り衆議院を通過したことになるでしょうか。参議院では、多数派の自民・公明のペースで進むことで、野田首相は野党に談合で「お願いして」議決することになるのでしょうか。

 「社会保障の改革」は真っ赤な嘘であったことが衆議院特別委員会での質疑を聞いていれば誰でもわかりました。年金の削減、介護保険料の引き上げ・サービスの低下、後期高齢者医療保険料の引き上げなど現実に起こっていながら「改革」の具体策が見えない。消費税増税は社会保障に全然関係なく独り歩きすることは以前から予想することができました。

 そして、衆議院における採決を行うころには、「社会保障と税」は一体どうなるのかの議論はどこへやら、野田首相は、民主党のマニフェストに書いてないにもかかわらず「待ったなしの改革」と主張し続けました。「待ったなし」とはどういうことであったのでしょうか。就任早々、いち早く「財界詣で」を行い、財界の意向を受けて政治を進めてきたのが「待ったなし」の政治であったと理解しています。

 自民・(公明)は、もともと「消費税増税10%を唱えてきた政党ですから、何故10%必要なのかをほとんど説明することなく、民主党を攻撃することで合理化して、「消費税増税10%は、もともと自民党がマニフェストに掲げたもの、民主党も全員まとまって賛成すべき。野田首相から野党に提案したのだから全員賛成でなければ野田首相の指導性が問題で、政権与党の意味がない」などと、最後は、民主党の分裂はどのくらいか、処分はどうなるのかなどと全く、本質をどこかへ追いやり、国民不在の他党批判で終始していることはまさに国民不在といってよいでしょう。

 「うそつきなどといわれるなかで、それでもやりとげないといけないという人が腹をくくって賛成しようとしている」と野田首相は国会で答弁していますが、首相は「うそつきなどと言われ」てきたのです。そして、この言葉は首相自らが、「うそつきでもいいじゃないか」と語っているようにも聞こえる発言です。

 マニフェストとはいったいなんでしょうか。民主党のマニフェストにはほかに何か書いているのでしょうか。自分たちの政権を維持するために、「比例代表の議席を80削減する」がまだ残っているという発言もありますが、「国民の苦しみがわかる人が政治をしてほしい」と日本共産党高橋ちづ子議員が反対討論で述べた言葉が国民の願いだと痛感します。