よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

新型インフルエンザ・・・予防に心がけよう

2009年11月29日 | 議会だより
 北秋田市内の新型インフルエンザの感染者は、26日までの報告によると小中学生の2割を超えたと報道されています。北秋田市の1歳から小学3年までの集団接種は12月12日から行うことになっています。
 合川地区内の小中学校の感染者数は、合川中26人、合川東小3人、合川南小、合川北小各1人、合川西小ゼロとなっています。
 周辺地域に比べると非常に少なくこのままの推移を願ってやみませんが、来週はさらに予防に心がけ増やさないようにしていきたいものです。

北秋田市民病院の問題は医療計画がないことに起因(2)

2009年11月28日 | 議会だより
 津谷市長は、北秋田市民病院は常勤医15人態勢で半年延期して来年4月に開院すると提案して議決された。就任以来、阿仁病院の無床の診療所化、米内沢病院の無床診療所化も視野、ベッドも外来患者も減少など単発的に次々と変更案を示してきた。現状からすると、北秋田市医療整備基本構想から大きく乖離してしまった。おまけに、秋田県の北秋田医療再生計画も発表された。本来北秋田市が地域医療計画を変更するのであれば、県より早く計画変更しなければならないはずで、しかも、これまで幾度となく「早く計画を示せ」と主張してきたが一向に出す気配がない。
 そして、最近では県の計画に沿った発言が多くみられるようになった。主体性のない県に従属した地域医療計画になるのか。そうであれば何にも北秋田市が主体的に建設した意味がない。医師がいなければ手術室が5室もありながら1室で間に合ったり、高度医療はどうなるのか、そして21診療科は本当にやれるのか、市民病院のイメージが湧いてこない。金だけは何でもかんでも出すというのは納得いかないのである。北秋田市の主体的地域医療計画を早期に示してほしいと願っている。

北秋田市民病院の問題は医療計画がないことに起因

2009年11月27日 | 議会だより
 12月3,4日に行われる定例議会の一般質問では、北秋田市民病院に関連して質問する議員が多い。現在市民病院を中心にして地域医療にとって最大の課題は医師確保と北秋田医療整備基本構想の是非であると考える。
 医師確保は成果を上げることが至上命令。そして、医療整備基本構想の取り扱い。これは、平成19年に改定して現在に至っているが、津谷市長は就任と同時に、この医療整備基本構想を「無視」しどんどん変更を重ねてきて骨抜きしているが、その説明は地域の医療に関してはほとんどなされていない。
 もともと市民病院は医療整備基本構想によって建設されたものであるから、構想の実現に向けて開院しなければならないものであると考えるが、構想をそのままにして、「勝手」に変更して開院することはどういうことになるのだろうか。①高度医療はどうなるのか②地域完結型はどうなるのか③救命救急体制はどうなるのか④地域の中核病院はどうなるのか⑤ベッドはどうなるのか等々津谷市長は個別にどんどん変更する発言をしている。そのために、全体の構図が不透明になった。おまけに9月には秋田県が北秋田医療圏の「再生計画」を先行発表した。(つづく)

12月定例議会一般質問者は10人

2009年11月26日 | 議会だより
 11月30日開会の12月定例議会は、12月3,4日に一般質問を行うことになっていますが、一般質問の届け出は25日締め切り登壇順を議会運営委員会で決めた結果、10人の届け出であったので、12月3,4日それぞれ5人としました。
 通告要旨によると、市民病院を中心とする地域医療について、農業など産業振興について、学校統廃合、観光問題についてなど津谷市長に問いただすことになるようです。
 今回も、質問者の会派割当目いっぱいの12人まではいきませんでした。一方では質問したくてもできないこの制度、議会で制限しているのを一日も早く希望者全員ができるようにしたいものです。
 日本共産党議員団(質問者1名だけ)は板垣淳議員が、▽医療について▽消防の広域化について▽米内沢小学校の新築計画についての3点で質問します。
 板垣議員の登壇順は1番で12月3日午前10時からとなります。多数の傍聴を期待しています。

12月定例議会11月30日開会

2009年11月25日 | 議会だより
 北秋田市は、北秋田市議会を11月30日招集すると告示しました。
 提案されるのは、専決処分の承認2件、一般会計と特別会計の補正予算案12件、条例案5件、指定管理者の指定案2件など。
 人事院勧告や市特別職報酬等審議会の答申を受けて、一般職の給料・手当、市長、副市長などの報酬引き下げ案は11月30日開会日に即決することになりました。市長、副市長、教育長の報酬を一律5%削減案は岸部前市長のとき賛成少数(共産党は賛成)で否決されていますので、常任委員会審査が行われないまま、賛成多数で可決させることができると行政側は確信を持っているのか。そうであるとすれば、議会も「軽く見られている」なと感じる次第。
 会期は11月30日~12月11日までの12日間です。皆さんの傍聴を期待しています。

北秋田祇園太鼓発表会…多くの小学生練習の成果発表

2009年11月24日 | 北秋田市
 第19回北秋田祇園太鼓発表会が23日、市文化会館で行われました。発表するメンバーは小学生が中心で日ごろの練習の成果を披露しました。よしみ議員は初めて「審査員」の1人として参加しました。当初返信はがきに「出席」として心臓の具合が良くないので「審査員」は辞退し「自由に聞かせてほしい」旨を付け加えたのですが、今立明代表からわざわざお手紙をいただき配慮していただくことになりました。
 「大太鼓の里」伝統的行事となったこの発表会は、当初、旧鷹巣町が開催していましたが、町村合併によって、合川や米内沢に広がっています。今回は新型インフルエンザで出場できなかった小学生が多かったようで、8学区7団体53人が個人、団体で腕前を競いました。
 発表の特徴は「ジャンカラ」と呼ぶかねを太鼓の「調律」リード役に、表と裏の2人1組がリズムを刻む「両面打ち」。
 合川新生園チームがゲスト出演、熱演していたのが印象的でした。そして最後は「100面打ち」で締めくくりました。

山村留学 まとび学園に入学しませんか

2009年11月23日 | 議会だより
 秋田県北秋田市は、長期留学(1年)の制度として「山村留学まとび学園」入園の募集を行っています。
 現在、子どものおかれている環境には様々な問題があり、学校生活にも工夫や改善が必要な子供が増えているのではないかと考えています。自立心を養うためにも、農業を体験したり、冬の体験、そして秋田の教育を体験することも絶好のチャンスです。そこで、まとび学園で学ぶことは非常に意義あることです。
 宣伝不足のせいか、本年度は休園となってしまいましたが、現在の教育環境からすればなくてはならない施設です。「費用対効果」を主張し、否定的に考える人も少なくはないですが、教育には「費用対効果」は馴染みません。仮に「費用対効果」を考えても、素晴らしい施設、素晴らしい環境など是非とも活用してもらいたいと考えています。
 「秋田県北秋田市」を検索して「山村留学まとび学園」を開きますと案内して募集要項もありますので是非ご覧になってください。関心のおありの方はよしみ議員にも問い合わせてください。電話・FAXは0186-78-3525です。

北秋田市民病院一般公開…見学者予想以上

2009年11月22日 | 議会だより
 20日から3日間の予定で北秋田市民病院の一般公開が行われています。よしみ議員も昨日見学してきましたが、訪れる人が多く、関心の高さをうかがわせると報道されています。この日は曇り空で、休憩室コーナーから森吉山は眺望できませんでしたが、周囲の景色のよさを垣間見ることができました。
 ところで、周囲の景色がよいことで心身が癒され、回復が早まることは病院の存在価値は高まるということでしょうが、問題にしているのは、見回しても人家がほとんど見られないこと。病院に歩いてこれる人は全然いないという大変なところに建設されたということです。
 また、病院内を見学するとこの周辺では見られない立派な病院となっているように感じます。しかし、医師が確保されていないために、例えば手術室は5室あり同時に5人の手術を行えるはずの設備が1カ月述べ何室使用することになるのか甚だ疑問です。「宝の持ち腐れ」となるのではないでしょうか。また、病棟も一時閉鎖があります。使用しないために、維持管理費はどうなっていくのか。
 北秋田市の「新名所」は今後の動向にも関心が集まりそうです。

市議会議員秋田市で研修会

2009年11月21日 | 議会だより
 昨日(20日)、秋田市で「平成21年度秋田県市議会議員研修会」が行われました。北秋田市議会議員もマイクロバスで多くの議員が出席。
 研修会は恒例の講演。演題は「地方分権~生活者起点の地方議会革命」、講師は北川正恭(まさやす)氏(早稲田大学大学院公共経営研究科教授、元三重県知事)
 講演では、坂本竜馬は明治維新の土台を作った。この明治維新は日本の歴史の一大革命である。竜馬は薩摩・長州は不倶戴天の敵との固定観念を打ち破り、誰も考えなかった薩長を結びつけ、大きな渦を巻き起こし歴史を変えた。
 今回の総選挙は、民主革命である。今後歴史がどう変わるかは明治維新のように土佐、薩摩、長州のように地方の政治がどのように変わっていくか。さしずめ秋田の政治などは注目するに値する。そのためには地方議会は、住民の立場に沿った政治を求め有権者に支持される「マニュフェスト」で地方を変える必要があり、「議会基本条例」や「自治基本条例」などを法制化し、議会のチェック機能を強化し住民の立場に立った地方政治を行う必要があるというような内容で話しました。

増沢集落で「よしみ議員と語る会」行う

2009年11月20日 | 議会だより
 昨日(19日)増沢集落で「福岡よしみ議員と語る会」を開きました。増沢では今年2回目の開催でしたが、いろいろ語っていただきました。
 最初よしみ議員から①昨日投稿している増沢の独居老人から話された「確定申告の相談場所が木戸石集落になり行くのに困難になったこと」と税務課の話、②新型インフルエンザの予防についての2点を報告しました。
 その後、出席者からいろいろ語っていただきましたが、その内容は①北秋田市民病院、米内沢総合病院など地域医療について②仕事がない、③合併してよいことがないなどでした。日本共産党については、①来年の参院選について、②現在行われている「事業仕分け」についてなどでした。
 北秋田市民病院については、多くの質問があり住民が非常に心配していることと増沢住民は遠くて利用するには大変であることが話されました。
 国の「事業仕分け」に関連して、北秋田市においても利用されていない施設などが見られるので事業についてきちんと精査すべきとも話されました。
 「語る会」はどこへ行っても非常に勉強になります。出席者の皆さんに感謝いたします。