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よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

鳥獣被害防止行動にスピード感を・・・大型鳥獣被害に対して後手では?

2017年06月26日 | 秋田県議会

 藤里町でのクマによる人身被害に伴い緊急対策会議が開かれたことが今朝の新聞に報じられていますが、当面の対策として捕獲用檻の設置、注意看板設置、入山自粛などがあげられ、それはそれとして実施していかなければならないことですが、専門家の人を含めて県民は、抜本的な具体策を要望しています。ハンターをどうするかは昨日申し上げましたが、大型獣はいまや人里まで来るようになっていますのでスピード感を持って被害防止計画を策定し、具体的に行動しなければなりません。まずは保護動物もいるものの多くは殺処分をしなければならない状況であり、それに対して県民はどのように取り組んでいくか、そのためのマニュアル作成も必要ですし、衛星ガイドラインも必要です。県当局はもちろん自治体当局も急ぐ必要があると考えます。

 

 クマ被害緊急対策会議の模様を伝えるけさの秋田さきがけ


投票率最低更新・・・秋田県議選、10回連続低下なぜ?

2015年04月13日 | 秋田県議会

 統一地方選、秋田県議選の結果が出ました。定数43のうち自民党当選者数は27と自民党の圧勝に終わりました。報道では、「非自民、力不足を露呈」とも見出しになっています。そして、投票率は56.12%とこれまでの最低をさらに更新したと記載されています。1979年から10回連続低下したとされているように、なぜこうなっているかきちんと検証する必要があります。

 

 福島県三春町の滝桜、まだ三分咲きということでした。(11日写す)

 


秋田県議会の「オスプレイ関連の意見書案」否決は一貫性がなく理解できず

2012年10月04日 | 秋田県議会
 秋田県議会9月議会は最終日の3日、提出議案等を採決して閉会しました。その中の「垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄への配備と低空飛行訓練の撤回を国に求める意見書案」は賛成少数で否決したとのことです。

 秋田さきがけも「重要な意見書案でない」と判断したのかわずか5行だけ記し結果を伝えただけで終わっています。

 「意見書案」は社民、共産両党が提出し、自民、民主、公明、県民の声の反対で否決されたと報じられています。(秋田さきがけ)

 秋田県議会は、沖縄県民の声を無視して日米安保による、アメリカ言いなりの「日米合同委員会の合意」を「信頼」して賛成したものと想像します。

 最も問題なのは、本県もコースに入っている低空飛行訓練についても県議会は認めたことです。「日米合同委員会の合意」は沖縄に配備された初日にすでに違反されていますが、合意違反は常態化されていることです。そして、低空飛行訓練について米軍は高度60メートルの訓練も明記しています。このような低空飛行訓練は、騒音被害をはじめとして、県民の被害を受けることは必然で、危険極まりない訓練です。

 秋田県上空での訓練はピンクルートとグリーンルートと二つもあります。多くの自治体上空が訓練コースになっているのです。秋田県民は1987年以来、青森県三沢米軍基地から飛び立つ米F16戦闘機の低空飛行訓練の被害を受けてきました。最近では2010年6月比内地鶏が大量圧死する事件がありました。このため、低空飛行反対の声は根強く、当時県内70県市町村に陳情した「低空飛行訓練反対決議」を全自治体が採択した歴史があります。

 秋田県議会は、自ら採択したかつての反対決議をまさかお忘れにはなっていないと思いますが、県民のために一貫性がない「意見書」反対は理解ができません。民主、自民、公明は党派党略で態度を決めたと判断せざるを得ません。大館市出身の議員、その周辺出身の議員が賛成したとなれば、県民を無視した態度といわれても仕方ないことでしょう。残念です。