第4回北秋田市議会報告会は27日、4か所で開催されました。ある会場では参加者から「27年度一般会計決算認定の賛成討論で(病院事業は)総合的に健全で良好な状況、大きな問題はないとしているが、現状維持でも大丈夫ということなのか」と質問されて、議員側は「決算が黒字だということで良好だということ。(中略)大きい問題がないとした人が多数なので認定になった」と説明したとのことです。これを読んで、議会は参加者に正確に伝えていないように感じました。よしみ議員はたびたび説明しているのですが、現在、北秋田市から市民病院への負担金は、第1に、指定管理料は「赤字にならないように」しているために多額であり当然赤字になるはずがありません。そして病院側から市に支払う納付金は当面免除として、本来納付すべき額にはしていません。そして第2に、多額の利息を含んだ返済金です。このことから7億円もの負担金になっているわけですので、本来の在り方に戻すべきと反対討論で述べています。したがって、市民には市民病院の現状をできるだけ詳しく説明する必要があるように感じました。とりあえずは、9月定例議会に提案される平成28年度決算認定に関する件について、厳しく審査しなければと感じました。
平成29年度予算では北秋田市から市民病院への負担金は7億5000万円を超えました。
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