Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

先輩からの手紙

2010-02-19 | 感想
大好きな大切な美しい先輩、Dさん。まるで私の「ふるさとの母」の
様な存在。手紙、メール、電話で本のこともはじめから相談していた
のでまず一番に本を贈った。

美しい鉢植えのランの花とともに、丁寧な手紙を受け取ったのは
だいぶ前であった。今、何気なく読みかえしていたら、
 
 最後に心に残る言葉がありました。
 「人生はこんなもんだと思いなさい」
 というところです。(中略)
 「あなた自身の運も強い」と言われて
 よかったですね。

と書いてあった。そして

 感無量です。
 その1 次々と読み進みたくなる御本です。
 その2 ご主人を気遣いながらどんなにか大変だったか。
     拍手をおくります。
 その3 途中からあなたと向かい合ってお話を聞いているようでした。
 その4 私も豪華客船で世界一周していました。
 その5 介護はまさに食事と排泄の世話、汚れものとの戦い。
     狭い船室でよくなさったと思います。
 その6 昔一緒に行った北海道旅行が出てきてうれしかった。
 その7 氷河の写真がハイライト。
 その8 地理の勉強ができました
 その9 よく無事に陸に連れてお帰りになりましたね。
     おめでとう!

と丁寧な手紙だった。何気なく読んで感謝していたが、こんなに
細かく感想を書くことはとても根気のいる作業だと思った。

先日、300ページほどの本を借りた。日本の女性を妻とした
商社勤めのアメリカ人が51歳でがんで亡くなるまでの手記で
あった。夢中になって数時間で一気読みして感動したものの、
すぐに感想文を書けと言われても書けないということが分かった。

本を読んで感じたことを伝えるのはなかなか難しいものだと
思った。そして毎日いただくお手紙に対して改めて感謝している
このごろである。

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1 コメント

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大事なお友達 (aine)
2010-02-19 23:28:55
とても深く高城さんの事を思って下さっている方がいらして羨ましいです。
丁寧にお手紙にしたためて下さって、それは
それは感動された事でしょう。
再確認する良い機会でもありましたね。

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