マレーシア航空の搭乗開始はとても早く21:00と40分前です。(JALは20分前なのに)テイクオフは21:55。アナウンスは日本人CAさんでしたがエコノミーの対応だったのかビジネスクラスでは見かけませんでした。
出発前日に機材変更されA350→A330になりましたがフルフラットではあります。本来は中央2席の最前列を予約していたのですが、
一番後方の窓側2席を勝手にあてがわれてしまいました。(夜行便なので予め枕、掛布団、シーツがセットされてます。ヘッドフォンはノイズキャンセル機能ほぼ無し。シートベルトは見ての通り車と同じ3点式なのでかなり窮屈)
この席はビジネスクラスでも専有面積狭いシートなのでガックリ。
だって、一つ前だと我々2席分の面積を一人で専有できる王様シートなんですもの。進行方向右側の窓側は一人掛け、二人掛け、が交互に続くのでどう考えても一人掛けの方がゆったりです。マレーシア航空のA350,A330ビジネスシートは当たり外れあるので注意が必要。(だからチケット買った半年前には座席指定済ませてたのに~)
モニタのガイドは英語とマレー語のみ。日本語音声の映画は4本位あります。
我々のシートだと窓側の人が通路に出る時とても狭いです。収納もほとんど無いですが
モニタ下にネット状の収納があるのでちょいちょい使うカメラやメモなどはここに収納出来ました。
スマホ入れ、シートコントローラー、ちょっと使いにくい位置にあるリモコン。
アメニティポーチはAIGNER。
縦に開くランドセル型ポーチで結構ゴツイので、持ち帰ってもあまり使い道のないポーチでした。が中身は充実しておりアイマスク、靴下、歯ブラシ、ヘアブラシ、シッパー付き小袋にはフェイススプレー、マウスウォッシュ、ボディローション、リップバーム。
スリッパは後から配布され、不織布のペラペラタイプです。
着席するとすぐドリンクサービスですが歯磨きしたばかりなので水にしました。マレーシア航空名物のピンクグァバジュースはクアラ発にしか積んでないのでここではありません。
機内食、ファーストクラス&ビジネスクラスだと事前に注文できるchef-on-callという特別メニューがあり、搭乗5日前にメールで案内が届きました。(その前からでもメールや電話で注文可能、搭乗24H前まで受付可)下は東京発のメニューです。(このほかアレルギー食やフルーツ食、宗教食などもサイトから注文可)
この中に以前は人気のエビカレーなるものがあったのですがメニューから消えてしまい、深夜ということであまり重たいものは食べたくなかったので特に注文はしませんでした。
その場合は機内で配布されるメニューブックの主菜4種の中から選択です。(日本語案内無し)
↓ワイン など
↓ソフトドリンクなど
水平飛行になるとすぐ名物のマレーシアンサテのワゴンがやってきます。ビーフとチキンどちらのするか聞かれるので両方の場合はミックス、でOK.
ドリンクはシャンパン(美味しい)とオリジナルモクテルWAU EMASを。パイナップルジュース、パンダンシロップ、ライム、ミントをソーダで割ったもの。思ったより甘かった。サテはミックスと言ったのですが間違えてチキンだけ盛られたのでビーフも下さいと言ったらこんなてんこ盛りに。(味見の1本ずつで良かったのに・・・)美味しいと評判のピーナツソースもたっぷりかけてくれましたがこれも私にとっては甘すぎでした。(世間ではかなり評判良いソースです)場合によっては冷めた状態でサーブされるとのウワサでしたがこの時はホカホカ。チキンの方がしっとりでビーフは脂身の無い身のしまった(悪く言えばパサついた)お肉で肉自体はどちらも美味しいです。塩コショウで食べたい感じ。付け合わせの玉ねぎは生なので注意。おつまみ小袋は大振りのピーナツ。
サテは2本程度しか食べなかったけどシャンパンでお腹膨れてしまったので残念ですが前菜とメインをパスしデザートだけ頂きました。ハーゲンとフルーツ両方頂きました。個人的に機内デザートはオリジナルの凝ったスイーツよりアイスが一番なのでハーゲンあるというだけで嬉しい。前菜ハーゲン、メインハーゲン、デザートハーゲンでも良いくらい(笑)
あと一つ嬉しいのは濡れお絞りをずっと置いといてくれること。最初に配布してサッサと回収されちゃうと、食事中や食後に手を拭けないんですよね。サテで手が汚れるので尚更です。
食後に水のボトルを配布され機内はお休みモードに。旦那は直前まで仕事でヘトヘトに疲れてたためサテ食べたらすぐシーツ&お布団セットし(やってはくれないのでセルフ)寝ちゃってましたので二人とも機内食の写真がなく・・・すみません。
とここでプンプンモード再び炸裂。私のシートをリラックスポジションにして映画見ようとするも全く動かず、もちろんベッドポジションにもなりません。CAさん呼んだら「あぁ、このシートはリクライニング壊れてるのよ」と平気な顔で言うので頭から湯気出そうになりました。壊れてると分かってるシートをあてがうのも酷いし、申し訳なさそうな態度も無しなので呆れました。夜行便なのでこのままじゃ困ると言ったらCAさん二人がかり、力づくでシートを動かし何とかフラットらしくはしてくれましたので横にはなれましたが、起こすときはまた呼んでねってことで、ほんと面倒でした。プンプンしてたし早く降機したくて全然眠れませんでした。
ちょうど見たかった映画、「恋は雨上がりのように」(大泉洋、小松菜奈)があったので見ました。
クアラ到着は現地時間04:35、(日本時間05:35)。
*ここまで見ると最悪の印象ですがCAさん自体はいつも名前で呼んでくれるし笑顔でフレンドリーだし頼んだサービスも忘れないし良かったです。悪かったのは壊れたシートを修理しない航空会社、ってことで。。。