上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

春節前だから

2007年01月25日 | 仕事
今回の退職劇は古株の社員に多少の動揺を与えた様でした。

この3日ほど、個別にミーティングを重ねて説得し、
結局、庄くんの退社と、数人のベースアップで収束しました。

経営者が従業員から言われる決まり文句は、
「給料が安い」と「福利厚生が悪い」の2つと決まっているのを、再認識させられました。
条件交渉が日常的なこの国では、比較的穏便に済んだ方の様ですが、正直かなり疲弊しました。
それもこれも、春節を前にして、駆け込み交渉であったようです。
みんな、1年前はあんなに初心だったのに、すっかり擦れてしまって、おじさんは悲しいです。


GREEから転載の日記「日本を去る」

2007年01月25日 | 日記
当初、6月に認証取得の予定だったISO9001-2000の2次審査は、8月にずれ込み、退職も1年間を超過して8月末まで延長することになった。
(結局2次審査でPASS出来ず、フォローアップ審査を経て12月に取得できた。運用面で甘かった感が否めないのは恥ずかしい限りだ。)
日本側パートナーにエキスパートギグ社を一次代理店として契約し、上海宮東軟件はようやく独り立ちすることになった。
4月から、エキスパートギグ社から入代り立代り拠点長級のエンジニアにも技術指導に来訪してもらい、徐々に設計メンバーも増えてきた。
そんな8月23日、日本から住民票を移し、上海にこれからずっと住むことにした。
9月1日、正式に上海宮東軟件有限公司の副総経理に就任したが、相変わらず中国語は下手なままだ。

年末には、日本に送った自社エンジニアも5名になったが、会社は、まだまだよろよろと走っている。

そして、今ひとつ実感の湧かない2007年の年明けを迎えた。