今日も低い雲が切れ切れに飛ぶ空に、日差しが眩しい残暑の上海です。
そろそろ月餅の季節なのに、まだ暑いですね。
昨日掲載したブログに取り上げた方から丁寧なメールを頂きました。
極めて私的なブログなので、別に強調して褒めたつもりは無かったんですが、恐縮です。
しかし、これからも読者のことなど考えずにバンバン思った侭を書いて行くつもりなので悪しからず。
さて、今日のお題は「昼寝」
中国で仕事をしていると、昼食時に従業員が昼寝をしている姿を日常的に目にします。
この国では、幼稚園・小学校から大学を出るまで、児童生徒は昼寝をする習慣が取り入れられており、社会全体が昼寝が当たり前の事とされています。
私が社会人になった時分は、大人が昼寝をしているのは怠け者の国だ、なんぞという人も多かった(父もそうでした)のですが、本当にそうでしょうか?
そもそも脳内の栄養物質が補給されるのは睡眠時なのですから、日中の活動時間が長くれば長くなる程、昼寝が必要になるのは当然の摂理ですが、なかなか江戸時代からの武士生活規範が息衝いている日本では根付かない習慣です。
また、我々の俗にIT業界と呼ばれる業種ではBPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)なんぞが人使いの方法理論としてまかり通っておりますが、その中の一つ、LifeHack(ライフハック)の技術に昼寝が採り上げられています。
日本が衰退している原因の一つでもある精神論。そろそろ見直しては如何でしょうか?
様々な産業分野でも、科学的唯物論の視点が必要ですよ。
さあ、みなさん、マイ枕をオフィスに。
ちなみに向かいの席に座っているユマの愛用しているのはニャンコ先生の枕ですな。