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上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

デルタ航空で良かった

2014年08月29日 | 俳優活動

デルタ航空のシートのヘッドレストに付いているメディア端末ですが、

日本行きの飛行機の中で、邦画が選択できました。

中国では観られなかった、「永遠の0」を視聴。

録音技師は「ブルース」こと藤本、音響効果は中山のCSWと、録音ゼミ同期の二人が関わっている。

(編集も同期の宮島だが、最近大概のヒット作は宮島なので特筆する程でもない。)

物語の原作者自体はアレな人だが、映像の方は、いい仕事してるなぁ。

機内安全案内のユーモアあふれる映像も好きだけど、これが観れた事に感謝。

本当に今回は、デルタ航空で良かった!

 

 

ゴジラは、フライト時間が足りなくて全部観れなかったので、後日DVDを買う事にします。


最近、映画館で映画観てないなぁ。

2014年08月27日 | 俳優活動

遅ればせながら「その夜の侍」を視聴。映画館で観なくて良かった。

Qの時は、飛行機に飛び乗って日本まで観に行ったけれど、ここまで思わせる日本映画が最近無い。

大体、映画館に行くお金を出す価値が、上海ではなかなか見出せない。

上海でもシネコンが彼方此方に出来ているけど、ピントがズレてたり音響が酷かったり、まともな小屋がほとんど無い。

日本に行ったら、無理矢理時間を捻出してでも、元ちゃんか宮島、松尾の新作でも観るかなぁ。

 

 


土曜はSBFで久々の講師

2014年07月01日 | 俳優活動

今週土曜は、私の会社の事務所で上海ビジネスフォーラムの勉強会で講師を務める予定。

一昨年も私が講師で俳優業についてのお話をしましたが、今回のテーマはズバリ「今何故、抗日ドラマに出演するのか」です。

中国での俳優活動の実態などをお話する予定ですが、ご興味のある方は是非覗いてみてください。

SBF入会や新規参加申し込みの方はSBFへ申し込んでください。

会費勉強会参加費は無料ですが、6時からの布良瀬での懇親会は飲み代別(割り勘)の250元コースとなっています。

当然、勉強会のみの参加も歓迎です。

 

 

 

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撮影日誌3日目

2014年06月30日 | 俳優活動

今回は雲南省の外れ、ミャンマーとの国境近く、珠麗市撮影基地での収録でしたが、行くまでが大事でした。

 

 

上海から飛行機で4時間掛けて雲南省の省都昆明市の昆明長水空港へ。

既に夜7時を回っているのにまだ明るいです。

(中国全土が統一時間で、時差が無い為、本来の時刻帯では無い事が判ります。)

 

 

ここで、2時間強の待ち時間を過ごし、徳宏芒市空港へ。

 

 

昆明空港の売店ではマンゴーなどを信じられないほど安く売っています。

 

 

おや、あれは・・・。ペコちゃん!

 

 

売られていたのは不二家の棒付きキャンデーでした。

不二家はこんな地の果てまで進出していました。

 

 

写真は飛行機から見下ろした夜の昆明市。

空港から雨の山道を3時間車で進み、結局、宿舎着は夜中の1時近く。

就寝は2時過ぎでしたが、翌日は6時半から化粧。7時半には現場出発。

 

 

オープンセット入りは8時過ぎでしたが、撮影は正味2時間。

 

 

地上3mの足場の危ういセットでの撮影でした。

 

 

宿舎までの帰路、道を遮るものが。

 

 

牛でした。

 

 

 

宿舎はこちらの瑞麗江大酒店。中国とは思えないサービスの良いホテルでした。

街は非常に綺麗で、ほとんどゴミも落ちていません。水はそのまま飲めそうな程。

空気も非常に澄んでいます。

 

そして街路樹。

 

 

ドリアン?が生っています。

 

 

しかも、すぐに手が届く高さにです。

 

 

 

町を見て歩くと、中国も広いなと思います。

山の中なのに発展していてビックり。

 

 

 

治安も良く、善政を施いている印象でした。

(人民路で最もボロボロの3階建ての建物が人民政府でした。4軒隣には立派なホテルが。)

 

 

高層建築物もどんどん建てられている様子。

 

 

看板にはビルマ語?が。

 

 

こんな名前の足マッサージも。このネーミング、どうなんでしょう?

 

 

食堂のメニューも多言語。物価は上海の2/3程度でしょうか。

果物が非常に安く豊富でした。

スーパーマーケットも覗いてみましたが、品揃えは上海と変わりませんでした。

翌日は14時間掛かる帰路に。

 

 

こちらは帰路の山道。

大河の源流沿いに整備された道路が続きます。

気持ちの良い風が山間を吹きぬけ、棚田が広がる景色が続きます。

次回は観光旅行で来たいと思わせる場所です。

 

 

空港までは車で山道を飛ばしたので2時間で到着。

少し生きた心地がしませんでした。

 

 

ローカル飛行路線らしく、機内にバケツを持ち込んだ乗客がいました。

 

 

帰路は天候にも恵まれましたが、自宅へは真夜中に帰り着き、翌日の都民の会のボーリング大会、スコアは散々でした。


不在通知

2014年06月24日 | 俳優活動

現在撮影中の来年の旧正月向け大河ドラマ「東方戦場」、

とうとうロケ地も雲南省へ。これはもう南方戦線ですね。

という訳で、明日のフライトなので、明日25日から29日まで上海を後にして雲南省に行ってきます。

 

人生初雲南、どんな所なのでしょうか。

大雨で飛行機が大幅に遅れたりしている様だけど、大丈夫かな?

 


2014年撮影日誌2日目

2014年03月21日 | 俳優活動

昨日今日は上海も寒い。

北京より昨晩、帰着。
日本からの応援俳優さんレベル差が大きくて、大きな役を振られすぎた方の問題で取り残しが出て、2日半戻りが遅れました。
(ネット環境を持っていかなかったのが敗因で、この5日間は世間から隔絶されておりました。)

 


さて、日曜に現場入りした北京の宿舎は映画村にある星美酒店(ホテル)。

 


もう、黄昏時で、庭木には猛禽類が巣を掛けていました。

 


巨大なオープンセットの目の前にある専門宿舎で、コップが無い事と、暖房が前日から切られている事、そしてフロントのお嬢さん達が公営企業の伝統通り押し並べて無愛想な事以外は申し分が無い。

 


御飯はいつものロケ弁当。

翌日の撮影は押してキャンセル。その翌日は待機で、出番は現場入り4日目から。

 


オープンセットでの撮影ですが、御大との掛け合いで、いきなりのセリフ抜けで大目玉。
まぁ、なんとか取り終え、ステージに移動。

 


とてつもなく豪華な(そして巨大な尾形光琳の紅白梅図の壁画が描かれていたりする、大分勘違いされた)セットが組んでありました。

今回日本から来た殆どの方は、超有名大河常連俳優の御大Hさんや、黒沢組や東映太秦のベテランの方々など、超豪華なメンバー(流石はファシスト戦勝70周年記念大作)ですが、そんな方達の中に、御歳72歳になられる、今村昌平「神々の深き欲望」や私の担任、武田一成監督の作品ご出演の大御所がおいでになり、凍える様なステージで3時間ほど一緒に出待ちしていおりました。
その方から、現場入りの3日前に劇作家の藤田傳さんが亡くなったと聞かされました。
母校が日本映画大学になった時、今村昌平開学以来の俳優科が無くなったのですが、そこで教えておられたのが藤田傳先生。
虎は死して皮を残しますが、役者は死して何を残すのでしょう。
少なくとも傳さんは劇団1980と多くの弟子を残しましたが。
さて、26日から最後の北京スタジオ入りですが、またしても御大との掛け合い芝居。
あ~、緊張するなぁ。私、芸歴だけは30年と伊達に長いのが災いしています。

翌日上海に帰り際に毛沢東役の方たちが現場入りする様子。

 


その方たちの食卓はこちら。差が付いてます。

あ、国家労働英雄の毛主席専門俳優さんと一緒に写真撮りたかったなぁ。

 


しかし、私は機上の人となり、暫し北京に別れを告げて上海へ。

 


帰り便の機内誌のい特集は映画制作だったのも何か縁でしょうか。


2014年撮影日誌1

2014年03月10日 | 俳優活動

マイナス10度の長春に到着。、

 

 

 

此処は満州国の首都として建設された過日の新京であり、

市内には今も帝国時代の日本が築いた建物が点在している。

 

 

昨今の状況からか、街中を機関銃を抱えた兵隊が分隊規模で巡回していた。

 

 

宿舎に到着して、早速丸刈り頭に。

最低6月のアップまでは、この頭のままである。

 

今回は大河俳優のHさんも日本から参加。

四半世紀以上前に松本先生にくっついて行った松竹大船で御見掛けして以来であったが、

まさか、競演させて頂く日が来るとは。人生とは本当に何が待っているか判らない。

 

私の長春での出番は一日で撮り終ったので、翌日には上海戻り。

 

早速晩飯は、合点承知之助に。

 

 

この中トロも美味しかったが、それ以上に驚いたのが、

 

 

このホタテ貝。当然、塩味だけで頂きました。口でトロける素晴らしい味。

この値段で出されたら、カウンターで勝負する他の寿司屋は皆、潰れてしまうだろう。

そう思わせる逸品です。是非機会があればご賞味を。

 

 


移動先との気温差

2014年03月06日 | 俳優活動

今夜はAndroidの会があるのですが、明日から長春なので、荷造りに一時帰宅。

PCで今年のアカデミー作品「12 Years a Slave」を横目に観つつ作業しています。

今日の上海は日中8度、夜4度ですが、長春は日中マイナス5度、明け方はマイナス14度。

夜は約20度も上海と気温差があります。

そこで、着込む物を色々と考えて荷造りしていたら、バッグ2つ分にもなってしまいました。

上海から着て行ければ荷物はもっと少なくできるのですが、そうも行きません。

やはり、中国は広いの一言に尽きます。