上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

宝箱

2007年04月30日 | 仕事
一昨日、新しい宝箱を掘り出しました。
中には日本語の上手なエンジニアが一杯詰まっていました。
10人面接した内、6人が日本語2級を持っています。
(っていうか全員実力1級以上。ウチの1級を持っているエンジニアより会話は巧い。)
一番日本語の巧い人は、ほぼ独学で勉強してきたそうですが、
やはり日本のアニメをもっとよく知りたいという「オタク事情」が原動力になっています。
惜しむらくは経験が短い事と、まだ在学中のメンバーが混じっている事です。
粒を選って、暫く社内で磨く事にします。
(デスクとマシンを追加で買わなくては。。。)

新幹線

2007年04月27日 | 仕事
昨日の某商工倶楽部の会合で中国の新幹線の事が話題になりました。
さる公的機関の要職に在る方は日本の技術のコピーだとお考えでしたが、実は私は少し認識が違います。
企業が事業主体になって実現した知的財産に関して、著作権・商標権諸々を含む成果は当然全て企業の所有資産となるものです。
しかし成果結実に至る発想のプロセスは、エンジニア個人の技能に拠る処が大です。
開発者個人の記憶を強制的に抹消する事など人道的に出来ないのですから、当然発想プロセスにおけるリバースエンジニアリングは発生します。
(もっとも、これが技術的に熟練すると云う事なのですから当たり前なのでしょう。)
仮に日本で新幹線の開発に携わった中国人技術者が居たとして、彼が帰国後に自国の新幹線の開発に携わった場合、それは単なる技術コピーから更に派生したバリエーションを生むのではないでしょうか?
(まぁ、実際には日本から買った車両が走っている訳ですが。技術導入の為に、大昔、他国の造船所に身分を隠して修行に行った若いロシア皇帝の話を私は思い出します。)
でも、デザインをそっくりにするのは能が無いですね。
今開催中の上海モーターショウには、車体の前半後半部分を其々別の日本車からデザインコピーした車も有るそうですが、もう少しオリジナリティについて考えた方がいいですね。

飛行船

2007年04月26日 | 生活
久しぶりに上海の空に飛行船を見つけました。
用途は知らないのですが、高層ビルを背景に飛ぶ姿は
子供の頃に観た未来都市の様で不思議な感じがします。
新聞には20光年離れた場所に殖民可能な惑星が発見されたと載っています。
少し「ブレードランナー」の世界に近づいているのかも知れません。

受賞、おめでとうございます。

2007年04月25日 | 仕事
弊社提携先であるマルチリンガルアウトソーシング社CEOの石倉社長がこの程、「日中韓ビジネスコンテスト 若手経済人賞」に選出されたそうです。
(中国側は共青団の主催です)
表彰式は、5月18日に北京の「中国人民大会堂」で行なわれるとの事ですので、一層のご発展をされることと存じます。
つい2週間前に弊社でお会いした時は、この件は全く存じ上げなかったのですが、
石倉社長なら受賞も当然の事と思っております。
(国家主席との会見も有る様なのでかなり羨ましいです。)

メタポリック症候群

2007年04月24日 | 生活
最近、過食気味だったのに更に昨日の焼肉、今日のランチと過食を重ねてしまった。
完全にメタポリック症候群だな~。
30歳の時、YRLの健康診断で脂肪肝を宣告されてから不摂生を改めてない。
上海での食生活も不健康な方向に傾斜しているし、ショックしない程度にダイエットするかな。

紅一点

2007年04月23日 | 仕事
今日は寒かった昨夜とうって変わって気温が上昇しています。
天気がいいのですが、全員部屋に缶詰状態。
普段は空気が悪い中、趙さんが紅一点で居ると少し息苦しさも和らいで助かります。
写真は会社の清涼剤になってくれている趙さんを指導する王君。
王君はトレーナーとしての適性が高いようです。

後ろで関係ないのにちょろちょろしているのは劉君。
あなたはちゃんと自分の仕事をしなさい!
(隣では、徐君が風邪で熱があると言って赤い顔をしているので帰れとせかしました。
でも感染したのは私からだ。ごめんね徐君。)

上海のインド人

2007年04月20日 | 仕事
昨日、浦東空港からリニアを乗り継いで帰宅する途中、
地下鉄2号線の車内で不思議な集団を見ました。
全員明らかにインド人なのですが、流暢な中国語で話しています。
恐らく始発の張江高科駅から乗ってきたのでしょうが、
話の中身や、持っている紙袋から、同業者と思われました。
何で上海にインド人のエンジニア集団?
何かがきっと動き出しているのでしょう。

愛しい気持ち

2007年04月19日 | 生活
今日は浦東空港に家人を迎えに行きます。
ときめく気持ちは幾つになっても替わらないものなんですね。
体調不調も何処へやら。

じゃあ徐君、今日の業務は宜しくね。後は任せたよ。

あ、細かい報告は明日でいいから。

発熱の所為か?

2007年04月18日 | 仕事
第一開発室は、そろそろ2ndフェイズ最初の山場。
(現在2つのパートを前倒しで進捗中。)
外から戻ってみると、「日本側のSQL修整を待ってまーす。」とのんびりムード。
一寸だらけて来たので喝を入れる。
発熱の所為か、自分でも心に余裕が無いのが判る。

一体この追加作業は幾ら貰えるんだろう?などと思いつつアイドリングタイムを無くすべく檄を飛ばし、MG心得などを説く。
ああ、引越し、大型連休と控えているのに、上手くチームでこの山を越えなくては。

イカンイカン、年甲斐も無く焦って大声になっている。

それにしても今日は眩しいな。
天気予報は大外れだ。

GREEから転載の日記「たまに見掛ける闇に生きるもの」

2007年04月18日 | 日記
最近日本から営業テクニック、販売テクニックを教える商売をしている会社が上海にどんどん進出しています。
が、ほぼ100%嘘っぱちの心理学を悪用した詐欺師だと私は思っています。
映画スターウォーズに出てくるフォースではありませんが、ある程度相手の心理を操作する術を身につけてからダークサイドに落ちる輩がいるようです。
まあ、暗示による洗脳や心理誘導などは戦前の陸軍中野学校の頃から日本でも根付いていた訳ですし。(ここ上海と縁深い児玉機関・笹川機関等の特務機関が、よく細胞となる工作員作りに利用していたりしています。)
そもそも、ユングフロイト学派から派生した悪の系譜は、有名なナチスのゲッペルス機関が実質的な創始者なのですが、その後大衆心理学やマーケティング理論と名を変え、セールスプロモーション(SP)手法や組織経営学に溶け込んで生き残ってゆきます。
これを悪用する者の後を絶たないこと甚だしく、戦後も天下一家、豊田商事、勝共連合(統一○会)、○ムウェイと無限連鎖商法防止法など無視する様に巧妙に法の網目を掻い潜って、日本では今も増殖中です。
一部は新興宗教化して更に被害を広げており、近年は中国にも再上陸して、公安当局の監視を受けているようですが。。。
みなさん、くれぐれも自己啓発セミナー(最近はこの呼び方も古い様ですが)やコーチングテクニックセミナーに騙されない様にしてくださいね。
彼らはヒトの心の弱い部分や自尊心につけ込んで深層心理に忍び込むのが得意ですから。