週末から普段乗らない地下鉄での移動が多かったのですが、
2回ほど驚いた出来事がありました。
最初は土曜の花見に花木路に向かう途中の事。
中山公園駅から2号線に一緒に乗り込んだ乗客に、
中学生の女子(こちらは制服がジャージなので直ぐ判ります)が居ましたが、
なにやら蛍光ペンで線引きしたペーパーを読んでいます。
「試験かな?関心関心」と覗くともなく眺めると、
12月某日の日付やら安倍首相の名前やらが並んだ文章が・・・・。
ええ、島の帰属権に関する勉強のプリントで、事細かに指導が入っています。
いや~、驚きました。中国は教育界の反応早っ!
日本は中学校で緊急プリント配って教えたら某団体が大騒ぎしそうですが。
もう一つは、花見で酔いつぶれた彼女を送って行った翌日の帰り道に、
中山公園駅から4号線に乗り込んできた農民工の6人の集団。
ガラガラの車内に嬌声(本当にヒャッハー!状態でした)を上げて突入して来ました。
全員座れて、とっても嬉しそうな彼等だったのですが、そのほとんどが、白髪の老人であった事に驚き。
こちらの人は日本人より老けるのが早いので、若しかすると私より若いのかもしれないですが。
(手に手に安全ヘルメットや塗料バケツを持っていましたから肉体労働系ですね)
しかし、まるで子供が席取り鬼を遊ぶような光景に唖然としました。
最初の中学生とこの老人達。
現場は熱心な教育を民度向上に振り向けた方がいいんじゃないかと思う象徴的な2つの体験でした。