上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

GREEから転載の日記「2度目の失敗」

2007年01月10日 | 日記
有限会社メディアウェスト。
開発担当役員として資本金の1/4を出資して始めたが、結局残ったのは人間不信と自腹から持ち出した資金の領収書の山だけだった。
仮面ライダーマウス、ウルトラマンマウスの発売元。
昨年遂に閉めたらしいが、この創業からは、失うものが多く、得る物は少なかった。

失ったものは、レッズ時代に築いた人間関係とコレクショントイという商圏での多くのビジネスプランだった。
10年来の付き合いがある、元日本デクスタの次長で前ブラックボックスジャパン社長の萩原氏と二人で始めたが、半年で表向きの資金は底をついた。
彼は私より十歳近く年長だが、経営についての認識は疑問符が並ぶ。
半年で私は事業から離脱したが、その直後に「以前からレッズの蘆田氏とは友人だった。」と言い出すような人物と判っていながら、創業時に直視しなかった自分を恥じている。
飲み友達として、これ以上の人物はいないと今も思うが。
結局、企画も製造ラインの手配も全て取り揚げられた格好になり、更に半年後、キャラクターマウスの製品化は、私の版権交渉、製作手配した原型を使い、萩原氏一人が更に他社に踊らされて行われた。
当然の帰結として販路開拓できず、秋葉原の店頭で100円の捨て値で売られる事になり、ブランドすら確立出来ずに消滅することになったのを、後日共通の友人から知らされた。

教訓として、趣味はビジネスにしてはならず、友人は相応の距離を置いて付き合わなくては為らないと知った。

レッズでの還元益と半年の時間を無駄に費やした完全な失敗だった。

そして、私は日本を離れ、初めて上海を訪れた。
その後の数ケ月間、上海の市井の庶民として暮らすことなど考えもしない37歳の秋だった。

マススケ管理のこと

2007年01月10日 | 仕事
風邪で昨日1日休んだので、マスタースケジュールの管理の見直しを実施した。
どうも田君は進捗管理を一元的にだけ見る傾向が強い様なので、朝ミーティングで指摘。
内容は簡単に2点。

1.スケジュール管理は人を管理することと認識すること。

2.作業効率について考える事。(集中力の事を考慮するように。)

2時間以上PCに向かっている奴は、実は何も作業をしていない。と思うこと。
非現実的なデスマーチの聞こえるスケジュールは見たくないし、
そんなスケジュールを最初から引くプロジェクトは、失敗するのは目に見えている。
これだけは理解して欲しいと思います。

写真はこの数日お世話になっている「正露丸」