上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

撮影日誌8日目

2012年10月31日 | 俳優活動

昨日、私も出番が終わりだった筈が、1シーン残ってしまい、1日撮影が延びました。

 

 

でも、こんな煎餅布団とは今日でおさらば。

早朝の現場ではエキストラ君がバリカンで頭を丸められていました。

 

 

通訳&助手の二人組とも今日でお別れ。

 

 

もう二度と会うことは無いだろう彼女達にも感謝。

特に、通訳の彼女は、本当によくやってくれました。

また、録音部は、朋友、兄弟と呼び合って別れを惜しんできました。

同じ作品世界の完成を目指す仲間は、万国共通の同志ですね。この事は日本の録音マン達にも知ってほしいなぁ。

 


撮影日誌7日目

2012年10月30日 | 俳優活動

今日は本物の走る蒸気機関車を使用した撮影。

 

 

中国では、こんな場所が沢山在るらしい。

 

 

しかし、蒸気圧の調整の為に、時折SLが騒音を出すので、録音部が大変苦労している。

気温は氷点下。さっきまで雪が舞っていた。

 

 

共演のナターシャは、今日で撮影終了。

 

 

お疲れ様でした。

でも、今は上海に活動拠点を移しているので、どこかで会うことがあるかもしれないね。

 


撮影日誌6日目

2012年10月29日 | 俳優活動

朝、起きて窓から外を見ると、こんな鳥がいた。

 

 

全く人を恐れていない。

不思議と自然と調和している棋盤山の撮影所。

 

今日は、私が付いた役での一番の見せ場を撮る予定。

 

 

しかし、中国語への吹き替えが濃厚なので、芝居の間を取るのが難しい。


撮影日誌4日目

2012年10月27日 | 俳優活動

今日は雨模様で昼間から寒く、夜には濃い霧が出ている瀋陽撮影所です。

本日の共演は、一年半振りの三浦建一さん

 

 

私より2歳年上で、「建国偉業」や「辛亥革命」、「大魔術師」などの大作映画や娯楽作品、そしてTVドラマまで、幅広く活躍されていて、最も中国で多くの作品に出演している日本人俳優として有名な方です。

 

こんな拷問部屋のセットでの撮影でした。

 

美味しい海のお魚が食べたいとのお話でしたので、今度、上海での撮影の時には布良瀬にご一緒頂く約束をしました。


温度差

2012年10月26日 | 日記

現場入りしたのですが、26度の上海から、9度の瀋陽に飛行機で飛んでくると、中国の広さとこの季節の温度差を、痛いほど体感できます。

(実際には、手に持っていた荷物から上着を出して着込むと荷物がスカスカになって、その分を物理的に感じているという事がありますが。)

 

瀋陽の空港には助手と通訳の二人組みが迎えに来ていましたが、着くなり「日本語で話さないでください」と注意されました。

何やら異常に怯えていて、他人が近づくと中国語での会話に切り替えていました。

現場も少し険悪な空気が漂っているとの事。

上海とは大分と違う「こちらの温度差」も感じました。

 

原因は勿論、当年80歳になる、とある老人の行動への不信感です。

 

中国では現状を創り出した張本人だと認識されていますよ。

それが、今度はアレですから、日本への感情が悪化するのは当たり前です。

大体70過ぎて政治に参加するのは「老害」って昔、自分で言ってましたよねぇ。

ずれてゆく国内外の現状認識、これも温度差ですね。


第十回上海ソフトウェアアウトソーシング国際会議

2012年10月25日 | 仕事

本日は午前8時半から、延安路沿いの龍之夢ホテルで、

第十回上海ソフトウェアアウトソーシング国際会議が政府各機関の協賛で開催されました。

 

 

 

日本からも多数の企業代表が参加。

 

 

表彰式で今年も上海岡三華大がIT重点企業20強に入りました。

 

 

CCTVも入っていたので、今日のニュースで流れるでしょう。

(御蔭で長寧区の区長の話が長い長い。)

 

 

今日の会議では、何老師が大活躍です。

(一番左が我々のCEOで科学院院士の何老師。

一番右はNTTDATAの栗島代表取締役常務執行役員)

 

 

 

何故なら基調講演のTOPが何老師。

組込みソフトウェアによるセンサリングネットワークの発展前景についての御講演でした。

 

 

 


上海から再び極寒へ行く準備

2012年10月23日 | 日記

とても暖かい上海。

今日の瀋陽はマイナス三度だった様なので、今日明日に移動だと、体温調節が大変で、現場に着くまでにバテそう。

さて、そんな上海なので、昨日、ホカロンを探したが近所の何処にも売っていない。

困っていたが、蘇寧電機で暖房を買ったついでに、一階のドラッグストアを覗くと、売ってましたホカロン。

 

 

ここは日本の雑貨を扱っている(ので、中国国旗が彼方此方に飾ってある)若しやと思って立ち寄って正解でした。

後は寒冷地用のスキーズボンとダウンジャケットで何とか凌ぐ事にします。

 


あなたはなに人?私は外国人。

2012年10月22日 | 日記

昨日から雪&氷点下になった瀋陽での撮影に備えて、暖房を購入しに中山公園の蘇寧電機に。
流石に暖かい上海では、ほとんどが展示品で在庫無し。
一機種だけ小型ファンヒータの在庫があったので購入したが、その時、店内に店員は沢山いるのに働いているのは2人だけ。
奥に在庫を取りに行った店員がなかなか戻ってこないので、他の客の接客も熟しつつ対応してくれた店員が、「どんくさくてごめんなさい。」と一言謝りつつ、「ところで、あなたなに人?」と聞かれてしまった・・・。
「ウォーシー、ワイゴーレン(私は、外国人)」と咄嗟に答えたが、100元も値引きしてもらっていたので、少し背中に汗が・・・。
早く、「日本人ですが、( ゜Д゜)ナニカ?」と答えられる日が来ないかなぁ。