上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

梅雨最後の日と、明けて夏

2010年06月30日 | 日記
昨日までは梅雨最後かと思わせる大雨でしたが夕方には止み、一夜明けた今日はすっかり夏です。

中国の季節はスイッチを切り替えるように急激に変わるので判りやすいですが、人間には優しく無いですね。

昨日の閔行区某社を訪問して、歓談中に意外な方向に話が弾みました。
熱意ある若い経営者と話すのは、本当にこちらまで元気になります。
(御蔭様で傷も大分と痛まなくなりました。)

そういえば、閔行へ向かう前に照之谷で昼食を取ったのですが、 予想外に時間があったので、天ざる定食以外に日替わりだったハマチ定食も頂いてしまいました。
胃拡張だろうか・・・。成人病に気をつけなくては。

帰り掛けに国貿1Fの本屋でモーニングを買いに寄ると、某女史とばったり再会。
お互いに奇遇な所で会うものです。(次回SBFには参加かな?)

夜はSISでサーッカー観戦の予定でしたが、傷が心配なので自宅で大人しくTV観戦。
W杯、結果としては日本は残念でしたが良くやったと思います。
観戦していて、何故か高校時代のサッカー部の主将を思い出しました。
今日は何処の日系企業も総経理は寝不足でしょう。

さて、今日も紫外線の降り注ぐ中、愛車を駆ってきます。

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雨なのに、怪我してるのに

2010年06月29日 | 日記
今日も大雨の上海です。
しかし、午後の打ち合わせが閔行区なので電動バイク通勤しています。

昨日は外灘6号で上海エリート会だったのですが、出発前に左手親指をざっくりと割れたバックミラーで切ってしまい、欠席しました。

しかし、指で押しただけで割れるバックミラーって怖いです。
日系バイク用部品メーカーの国内電動バイク市場への参入を切に願います。

さて、今日は包帯の指で運転ですが、安全運転を心掛ける事にします。
商談は午後なので、昼食に照之谷の親方の所にでも寄っていこうかな。

チェコ・・・もうチェコスロバキアじゃ無いんだ。

2010年06月29日 | 日記
中国に居ると意外な国が身近になる。

その代表はチェコだろう。

街中をスコダの車が走り廻り、地下鉄のホームには看板が目に付く場所に掲げられている。
TVの抗日ドラマではブルーノの機銃が唸りを上げて日本兵をなぎ倒しているし、 百貨店地下の酒コーナーにはチェコ製ビールが並んでいる。
チェコはご存知旧共産圏。私が小学生の頃はチェコスロバキアと言ったが、現在はチェコとスロバキアの2国に分離している。

今日の日経オンラインはそんなチェコの消費者金融の記事だった。

本当に、上海では経済のワールドカップが開催中だ。
日本はここでも16強に残れるだろうか。

そういえば今夜の夜中も眠れないなぁ。

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非公開美術館

2010年06月28日 | 日記
かなり強い雨の降る梅雨日だというのに黒革の上下にライディングブーツ、フルフェイスのヘルメットという、サウナスーツ姿で出社している上海の月曜日です。

先週金曜日も大雨でしたが、上海某所で行なわれた老総職会に、応老師の代理で参加してきました。
会議の参加者は、在上海IT企業の中国側代表者と党組織の関係者。
またもや外国人は私だけで、会議は半分上海語で行なわれました。

15時の会議にやや早く着くと、本来私は参加の予定が無かった「芸術鑑賞」に偶然合流させて頂く事になりました。
丁度地下鉄の死角になる上海市中心のやや南に位置する小区の中央にひっそりと、しかし何ともいえない威圧感を持って佇む6階建ての会場となった施設の1~2階に、その「美術館」はあります。

施設内に所狭しと収蔵された書画、仏像、彫刻。
特に家具調度品は、水晶・玉石・象牙で作られ、どれも清朝以前の趣のあるものばかりでした。
また、絵画・彫像は前世紀初頭の洋風作品が多く、現代のものも混じる中、租界時代を忍ばせています。
その全てには、収蔵番号があまりセンスの無い貼り方でシール貼りされており、施設内の其処個々の天井から監視カメラが下がっています。
所々壁に掛かる故レーガン大統領などの海外要人や責任者の党幹部の記念写真が、この施設が長期間に亘って特別な存在であり続けてきた事を暗に主張しています。

そう、ここは上海開放時に党の手によって「保護」された芸術品の研究施設兼保管庫なのでしょう。
この施設に収容保管される事で、文革の破壊を免れた仏像や芸術品が広く人目に触れる事が無いのは残念でなりません。

ただ、休日の間何故かずっと「RYAKUDATUーBIJYUTUKAN」というフレーズが脳裏から離れませんでした。
私が当初予定していた見学者から外されていた意味を、色々と考えていたからでしょうか。

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男子生徒が女子高を開放すると何が起きるのか

2010年06月24日 | 日記
昨日のブログの補足的に色々思い出した事を書くと、歴史有る女子高に、全校生徒の1/6の男子生徒を混ぜると、

まず生物学的な筋肉量と運動エネルギー量(スタミナ)の違いが、多くの化学的変化を劇的に引き起こします。

次いでリビドーに端を発する精神エネルギーの違いが、それまでの管理システムの許容量を超えます。

しかし、学校が想定していなかった事態が次々と起き、青春期をその溢れるドグマの趣くままに謳歌しようとする、 一部不貞の輩が跋扈する世紀末、阿鼻叫喚の荒廃した修羅場に変える・・・などということはありません。
一応市内有数の進学校の生徒ともなると、表面上は穏やかに、しかし水面下では激しく活動する事になります。
簡単にいうと、夢と現実が交錯する非常に楽しいカオスな学生生活を迎える事になるのです。

1.校則が女子生徒を想定して設定されている。

2.校内設備が複数性別向けに整備されていない。

3.部活動の種類が爆発的に増加する。が男子生徒の絶対数が不足する。

4.委員会・部活動を管理する顧問の絶対数が不足する。

5.生徒が自治に走る。

6.服装はフリーダム。委員会・部活動の中味と構成員もフリーダム。催事の内容もフリーダム。課外活動もフリーダム。 登下校後や休日の行動に関しては自由の極み。

以上の事態が、入学1ケ月後から始まり、初年度終了時には完成していました。
従って、男子生徒1期が2年になる時は、極々自由な校風の学校に深窓の令嬢と自由人の野郎達が同居する事態が生じていたのです。

しかも私が経験したケースでは、世間では正にバブル景気に突入しようとしていたバブル前夜だったのでした。

実際に如何なる毎日であったかは、皆さんのご想像にお任せしますが、私にとっての高校時代は、本当に

「あ~、楽しかった」

の一言に尽きます。

ドラマ「同窓会」を見終わって、こんなノスタルジックな想い出に浸ってしまいました。

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強欲資本主義との決別?

2010年06月24日 | 日記
最近、池田信夫先生のブログの読者なのですが、池田先生のご指摘より更に直接的に、
「菅首相は、その所信演説で社会主義方向に大きく舵を切る事を表明した。」
と私は見ます。

即ち菅首相はマルクス経済学的見地から、強欲資本主義との決別を謳っていると見ました。
前任の鳩山さんもそうでしたが、国家の首相が自国経済体制を批判して始める改革に待っているのは、 国民の大流血と相場が決まっています。

今、私の居る中華人民共和国が中華独自革命路線を標榜して、共産主義体制を維持しつつ、資本主義経済に舵を切り、 主要国の中で唯一、国際金融危機を凌いで成長する事で成功モデルであることを証明しました。
そんな現在、隠れ封建主義体制(大衆革命未達)国家の日本が民主主義改革を標榜して、資本主義体制を維持しつつ、 社会主義経済に舵を切る事が、果たして日本の正しい選択なのでしょうか?
バブル世代という好景気の申し子としては、先々の日本経済の多難な未来を想像すると、ますます日本に帰りたくなくなりました。
また過去の反省から、現存する計画経済国家の大前提のお約束として、「出来ない事は計画しない」という物がありますが、日本の民主党政権は、このお約束を守っていない様子です。
菅首相が、「政府に『出来ない事』を標榜されると、その直接被害を受けるのは、一般国民だ」と意識した為政者であればよいのですが・・・。

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次回は、「世代間賃金格差の分水嶺」でも考えるかな?

女性から判っていないと批判されるフェミニスト?

2010年06月23日 | 趣味
日経ビジネスONLINEの 毎日が日直。「働く大人」の文学ガイド 80. 「わかってる」と主張する人は「わかってる人」か? 上野千鶴子『ニッポンのミソジニー』 を読んで。

学者の上野千鶴子先生といえば、泣く子も黙るフェミニストですが、今回はその上野先生の著作を「女性から判っていないと批判されるフェミニスト」として切っています。

上野先生はともかく私個人としては、フェミニストの方から男性批判を受ける事があった場合(思えばフェミニンに初めて絡まれたのは最初の結婚相手と出会った時でした。上野先生の名前も彼女に教えてもらったっけ)、男に生まれたのは私に選択の自由があった訳では無いので、個人的には恨まれたり批判されても如何ともし難いのですが。

さて、今回の記事で女子大の女学生と共学の女学生の差異の観察経験について述べた部分があったのですが、同様な体験を高校時代にしたことがあって色々と思い出しました。
私の母校、県立横須賀大津高校は今では男女共学校ですが、元々は同地区内で最も古くからある女子高でした。
丁度、私が入学する時に共学化したのですが、当然先輩は歴史有る女子高の女子高生、同級生や後輩は普通の共学校の生徒という二つの文化が混在していました。
当事者として異文化の間隙に身を置く事は、非常にインパクトのある体験で、同窓生の時田川崎の作品性にも影響を与えていると思います。
大学進学時に専攻選択を外国語としたり、国外への移住を決めた背景にも少なからず影響しています。
私にとっても、この体験が異文化コミュニケーションに興味を持った背景であり、後年レッズでオタクや腐女子受けする商品のマーケティング展開上での前提基礎知識を得る重要なフィールドワークになりました。
(異なる文化の汽水域には、自然発生的に文化伝播に優れたソリューションが生まれます。つまり面白い事がドンドン起こり、面白いものが次々と発明されます。)

そういえば明日の上海オフショア開発フォーラムの御題も異文化コミュニケーションでした。

あ、今日のタイトルと全然関係ない方向に話が走りましたね。

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上海のポストプロダクション事情

2010年06月22日 | 俳優活動

今日は某省開発区広報ビデオのナレーターの仕事でした。
(応老師が明日から日本出張だというのに、会社を部長達に任せて・・・でも、役者としての仕事も選り好みせずに何でも受けています。)
録音スタジオ入りは久しぶりでしたが、ホットパンツのディレクターもミキサーも若い女性だったので、本読みの時目のやり場に困りました。
(でも、少なくとも脛毛の処理はしておいて欲しかった。英語でも中国語でも脛毛と言えなくて本当によかった。)

収録自体は3時間ほどで終わったのですが、自分が青山録音スタジオの助手時代毎日していた仕事を、アナウンスブースの中から逆に観察する事が出来ました。
こちらのポストプロダクションは、技術的には日本の標準的なレベル。
(というか中核スタッフの若さで負けています。)
完全2重扉装備、AKGの専用スタンドや16Chミキ卓、PC接続ノンリニア編集機など、機材設備は日本の同規模のスタジオより上です。

最近、スタジオロケーションを上海で行なうケースが増えていますが、今後は仕上げやポスプロ作業も上海で行なうケースも増えるのではないでしょうか。

もっともナレーターのギャラは日本の10分の1以下でしたが。

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自分の無駄遣いに懲りました

2010年06月21日 | 趣味
昨日は結局Harley Davidsonの直営店でステルスフレームモジュラーヘルメットの98216-05Vを購入。

現金払いしたお代は、3,630元也。
こいつは80km/h出る新車の電動バイクより600元も高い!

しかし、今日になって日本の通販サイトで調べると42,200円(税込)で売ってる!
(調べてから買えよ!と自分に突っ込み
現在のレートは1元=13.245円なので、買った値段は48,080円。
(しかも納税領収書無し価格)

くっそー、6,000円近くも高く買ってしまった。
同じ機能のノーブランド物なら800元で買えるのに、直営店だと思って甘く見たのが間違いだったか・・・。

暫く倹約生活しなくては。

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