を、見て来ました。
原作もあるようなので、今度読んでみようかなと。
最初はげらげら笑ってしまって、ラストは涙が止まらなくなって、こんな日本だったら本当にいいのにと胸が熱くなって・・・とにかく泣きました。
ネタバレになるかもしれないけど。
コロナが流行ったので総理大臣ら閣僚がみんな死んじゃった
AIで歴代の名政治家を作り出して対処する事にした。
徳川家康・豊臣秀吉・織田信長・徳川綱吉・徳川吉宗・足利義満・紫式部・北条政子・聖徳太子・坂本龍馬
で・・歴史の流れから言えば織田信長の後、秀吉が政権をとり、その後家康で、綱吉に吉宗は徳川家という事になります。
坂本龍馬が官房長官になって、まず国民に「ロックダウンぜよ」と言う。
そこからほぼ強引に一ヶ月のロックダウンが始まり、一人当たり50万の給付金を秀吉が決め、各地区ごとに直接渡す。
インチキが発生したら「必ず見つけて殺してやる」という過激な言葉も。
失業者を集めて「大農業改革」で農家を増やして自給力を高め国を強くする。
それらを武器に外交力を高める。マスクも逆に売りつけるという強さ。
でも何もかもうまくいく中で、一人家康だけが悲しそうな顔をしている。
私は官邸の屋上で浜辺美波を背に立つ家康をみたら、とたんに涙が出て。
だって彼が見ていたのは皇居。あそこに江戸城があったのに・・・
国民は熱狂、まるでアイドルのごとき。
そこに目をつけた秀吉は独裁政治を行う宣言。
そこに待ったをかけたのが家康。
ラスト、家康の長い演説は本当に涙なしでは見る事が出来ず、エキストラさん達も本当に感動して泣いていたような気がします。
要は、政治を人任せにせず若い人も関心を持って自分の国は自分で作ろうという意思を持て、その一歩が選挙なのだと。
馬鹿な国民に一つ一つやるべきことを教えようというのが秀吉なら、家康は「それでも私は信じたい」と言う。
理想の権化で、そんな事言っても国民が動くわけなく、この日本は多分どこかの国に占領されていくんだろうと感じている私には、これが最後の「日本人による日本人の為の映画」に見えました。
キャストの素晴らしさ、そのキャストの見せ場を作る脚本、それに感動しました。
野村萬斎の芸達者は知っているけど、ここまでカリスマ性にあふれる家康を拝見するとは思ってもいず、彼が求める「安寧」という言葉こそ、本来天皇が口にすべき言葉じゃないのか?と思いました。
「日本は世界最古の国で川の流れのように一本で繋がっている」
それこそがまさに男系で繋がってきた天皇家の歴史であり、それこそが日本の誇り。それを今「愛子天皇」と言う形で断ち切ろうとする輩はやっぱり正しくないと思うのです。
現代によみがえった家康が失望し、けれどまだ希望があると思ったのは、本当に彼の希望なのだ。それを実現するのは他ならぬこれからの日本人ではないかと。
竹中直人はもう、いるだけで「秀吉」なんですよね。見慣れ過ぎてまるで秀吉が乗り移っているような。悪役になった時のすごみも素晴らしかったし、ラストの去り際もすごかった。
GACKTの信長は、何だろう・・・かっこよすぎて言う圧倒されちゃって。
彼が刀を振り回しながら「密室・密集・密閉」三密を訴えたCMは大好評。こういうCMだったらみんな従ったのになと思いました。
また、国会で「目を覚ませ!」と眠っている議員を起こすシーンも笑いました。
坂本龍馬の赤楚衛二は新しい龍馬を演じ、千葉さな子似の浜辺とちょっといい雰囲気になるんだけど、常に物事はっきり言ってくれて、遠回しではなく、きちんとはっきりと主張してくれないとわからないなと思いました。
紫式部の観月ありさは本人と気づかない程のメイクで楽しかったです。
古典を広め、ちょっとした古典ブームを巻き起こします。
とにかく全員キャラ立ちしててすごかったけど、個人的には山本耕史の土方歳三ですね。
ちょこっとしか出てこないのに・・・あ、土方さんだと思う自然さ。
その土方が坂本龍馬と協力し合う図というのも、また見られない事で珍しく面白かったです。
この映画は若い人にこそ見て欲しい。
「どうせ自分なんか何も出来ない」と思っているとAIに頼らなくてはならない時代になるよ。AIに教えられる人生なんてつまらないでしょ。
世界が戦争へ走り、日本は侵略の危機に陥っている今、自分達のアイデンティティを守る為に何をすべきか教えてくれる素晴らしい作品です。
最後は説教くさくて失速だの退屈だの期待外れだの書いてあり
観るのを迷いながらも観たら最後まで退屈なシーンはありませんでした。
日本人に観られたらヤバいと思う勢力が貶めキャンペーンをやっているのでしょう。
その後高市早苗さんの講演会に行って来ました。総理繋がりの有意義な一日でした☆
野村萬斎演じる徳川家康の「それでも民を信じる」という台詞、感動しました。
皇居が江戸城になる場面も何だか胸にくるものがありました。
キャスティングが兎に角素晴らしい映画でしたね。
やっぱり面白そう〜〜
山本耕史さんの土方歳三は、NHK大河「新選組!」から数えて六度目。ハマりにハマっていてもはや彼の持ち役みたいなものですねw
毎日の更新が、とても楽しみです。
数量経済学者の高橋洋一さんは
昨日のニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー』
の中で、こちらの映画を「つまらない。」と
おっしゃってました。
その理由は…。
「だって安倍さんはコロナ対策に100兆円
注ぎ込んだんだよ?増税無しで。
映画の中では◯◯に10兆円でしょ?
映画が現実よりスケールが小さいなんて
話にならない。
現実の方がスケールが大きいんだからね!」と。
(家事をしながら聴いていたので、細かい部分は
記憶から抜けています。何に家康公が10兆円を
投入したのかは忘れてしまいました。
申し訳ない…。)
私はこの映画を観ていないので、なんとも
言えないのですが、この高橋氏の評は
改めて『今、安倍さんがいてくれたら…!』と
いう強い思いから発せられた言葉だと
思います。
自民党総裁選、どうなりますでしょうか?
この国難に舵を任せられるのは、
私は高市氏しかおられないと確信しております。