月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

7/3 ノトスラボvol.6『イワーノフ』

2015-07-05 11:50:52 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
7/3
ノトスラボvol.6『イワーノフ』
次女と一緒に観に行った。

6/30のAプロ(女性)を観て、
今回のBプロ(男女混合)。

最後の方が少し違う。

途中は同じだけれど、
そのあたりを観ていても
感じることは違っていた。
なぜだろう。

イワーノフを始め それぞれの役の
キャラクターが微妙に違う。

同じことを言っていても、
言い方、しぐさ、表情などで
こんなに違って見えるのか。

イワーノフとその妻、
二人のやりとり…というか
掛け合いのバランスも変わってる。

それは他の役も同じく。

AとB、それぞれの
バランスの違いも楽しめた。

自分が 引っ掛かっていたセリフが
片方では無かったり、
同じように聴いていたはずの
セリフの心への残り具合が違ったり。

観ている自分の
コンディションも違うから、
受け取り方もその時によって
変わるのかもしれない。

その引っ掛かった 一言について
また、帰りに次女と話した。
どういう気持ちなのかな。
あれやこれやと話す。
ちゃんとした答えは出ないけれど、
そうやって思い巡らすことが
何だか いいなと思った。

前回の帰りにも話したけれど
イワーノフに共感した部分、
周囲と自分との間に
ある時期 抱いていた闇のようなもの、
なかなか口に出来ないことも含めて
次女にぶっちゃけた(笑)。

およそ 親が子どもに話す
類いの話ではないけれど、
舞台の話の延長で
割と自然な流れで話せた。

次女は次女で、家のことで
感じていたことを話してくれた。
色々なことがあり、子どもが
どんなことを感じたり考えていたのか
改めて知る機会にもなった。

次女いわく、こういう話が出来るのは
私だけなのだと。
家族や姉妹、友達もいるけれど
内面的な話をする機会は
なかなか無いらしい。

おそらく私…というより
私と舞台の話をすることを通して
そういう機会が生まれるのだと思う。

初めは、舞台に出たことや
知り合いに会うためなど
小さなきっかけから始まった
観劇だけど…
嬉しいおまけだ(笑)。

…………………………
最後に。
AB両方観ることが出来て良かった。
Bを観たから思うのかな。
個人的にはAのイワーノフに
共感する部分が強くて、
Bに共感したのはイワーノフの
妻の方かも(笑)。

わかり合えない部分は
どうしてもあって、
それでもどうにかするために
どうしたらいいのか……
セリフの中で
考えさせられるところがあった。

同じ場面だけど全く違った
気持ちになった。
正論かもしれないけど
受け止め切れないものを感じて、
挑むような気持ちになった。

銃弾は何を射抜いたのだろう。
銃である前に…何か…
大きな問いに、しばらくじっと
立ち止まるような思いだった。

新たな宿題(笑)。
解けない問題。
でも嫌じゃない。
そんな観劇の お土産を貰って帰った。

………………………
この作品、
7/18 のオープンキャンパスでの公演や、
7/26 の高知公演、
8/1 には富山の利賀演劇人コンクールなど
どんどんパワーアップしていくらしい。

頑張って下さい!!

……………………
かなり余談ですが。
次女、出演してた方の
髪型が珍しかったらしく、
編んでもらいました。
フィッシュボーン(笑)。

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