虎に翼
土曜のダイジェスト版も
ついに最終回。
心に残るシーン
たくさんありすぎて
語りきれない。
…………………
最終回についていえば…
寅子の娘、優未。
一気に中年の姿でビックリだけど
その口調も!花江さんそっくり。
長い間、
寅子やその身近な人たちを
支え続けた花江さん。
彼女と一緒に過ごした中での
深い関わりが感じられた。
優未は
“自分の中に母を感じた”
と言っていたが、
花江さんも確かにいるな、と。
それだけでなく、
幼い頃お世話になった稲さんも。
寅子の再婚相手
航一さん家族との同居では、
百合さんと
祖母と孫のような
関係でもあったし。
色々な人との出会いや関わりが
優未のたくさんの
“好きなこと” “やりたいこと”に
影響を与えたのたろう。
寅子は大きな業績を残したが
そうできなかった人もいる。
ドラマではそんな人にも
光が当てられていた。
優未は
研究の道を離れることになり
一見挫折のようにも思える。
けれど
彼女のやりたいことは
他にも色々あったのだ。
何が正解で 何が間違いか、
何が成功で 何が失敗か、
一概には言えない。
ただ、言えるのは
色々な
“好きなこと” “やりたいこと”が
優未のたくさんの
拠り所になっていたこと。
それは、彼女が言うように
「何にでもなれる」
「それって最高」なのだ。
“自分がどうしたいか”
そんな拠り所があるなら、
その道で上手くいかなくても
また次の道へと
踏み出せると思うから。
そして、
〈笹竹〉でのセリフのように、
「そこに いてくれるだけでいい」
結果がどうなろうと
すべて受け止めてくれるような
温かさを感じた。
男も女も関係なく
どんな境遇の人にも
向けられた温かい眼差し。
一隅を照らす光のようだった。
………………
そして、
このドラマの中心にあった
法律についても
印象か変わった。
人々を縛るルールではなく、
人々の暮らしが快適に
幸せになるように
寄り添ってくれるもの
だと思えた。
必要に応じて改善する
べきなのだと。
そのためには
様々な声に耳を傾け、
十分に話し合うことが
必要なのだろう。
………………
余談だけど…
航一さんがご高齢になってる姿見て
思い出した。
岡田将生さん。
以前、
NHKドラマ「昭和元禄 落語心中」で
落語家、八雲の老年期を演じていた。
もともとアニメが好きで観ていた
この作品。
青年期から老年期まで、
実写化できる人、
いるのかなと思っていたけど
すごく良かった記憶あり。
なので
今回の姿や演技、
やっぱりいいなと思った。
この短い一場面だけど印象に残った。
…………………
ありがとう!虎に翼!
さよーなら またいつか♪
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