ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

申年の初めに「猿子城山」へ行きましたが、後味の悪い山歩きでした。 2016年1月10日 その1

2016-01-12 17:10:07 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く
先日我が家の裏山の岩湧山を歩いていたら、常連のHOTさんに出会った。
「今年はサル年なので 先日猿子城山へ行ってきました」と仰ったので 私もまねをして猿子城へ出かけた。
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いつものように「新サムライ橋」前にバイクを止めて歩き出す。
いつもの古老が声を掛けてくださる。「今日はどこへ行くんや」「猿子城へ行きます」
「そうか、でもあそこから槇尾山へ行くんなら、気をつけたほうがええぞ。施福寺の周りに
枯れ枝でバリケードを作り 登山道をあちこちで塞いどるちゅうて、みんな怒っているから」
「私も一度枯れ木のバリケードを撤去したら 寺の住職が飛んできて凄い顔でにらまれました」

「先代の住職は人徳者だったから ワシも付き合いが深かったけど、今の息子の住職は狂っとるから
相手にならんほうがええぞ」

「はい分かりました。アリガトウございます」とスタートする。
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クルクル回る水車を眺めながら ダイトレを歩く。
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この道も「ダイトレーダイヤモンドトレイル(大阪奈良和歌山県境の尾根ハイキング道)」です。
右のトタンの塀の左側がダイトレです。
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すぐに山道に入る。竹薮だ。
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いままで気づかなかったが ダイトレと作業道の分岐に 小さな道標が埋もれていた。
「これよりみぎがわ まきのをてらみち(槇の尾寺道)」と読める。
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やがて道は植林帯へ入る。
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木製の橋をいくつか渡る。
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30分ほど歩いて「ボテ峠」到着。ここでダイトレと分かれて猿子城へ分岐する。
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私が取り付けた「猿子城山へ」という標識は過去10回取り付けてすべて外されてしまったが
11回目に取り付けた 今度も外されてしまった。だいたい犯人の想像はつくのだが。
この山に入って欲しくない奴らのしわざなのだ。
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私が取り付けたり、この山を歩くのが好きな人たちが取り付けた 道しるべの色とりどりのテープや紐が
すべて撤去されている。

しかも真新しい蛍光色ピンクのテープがあちこちに取り付けられていた。このテープを頼りに進むととんでもない
所へ誘導していた。
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急斜面が続くが 今まで取り付けてあったロープがすべて撤去されていた。悪意を感じる。
危険箇所だから 私を含めて皆さんが 長年かかって善意で取り付けたのに。
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あの蛍光色ピンクテープを頼りに進むと やはりこんなとんでもない場所に誘導された。
ここは前から間違えやすい場所なので 作業道に 入らないように前後に紐をたらして 
登山道を誘導していたのに すべて撤去されていた。
右のピンクの紐は 新たに私が取り付けたものだ。またしても悪意を感じる。 
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切断されたロープの根元があちこちに これ見よがしに残されている。またしても悪意を感じる。
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真新しい標識が貼り付けてある。取り付けたばかりのようだ。やはり 犯人はこいつ等だ。
うすうす 滝畑の山仕事の連中だと思っていたが やはりそうだ。

何も安全の為のロープや 目印のテープや 案内標識までも撤去しなくてもよさそうなものだが。
悪意の塊のような連中だ。

ダム建設時に 国から大金がばら撒かれて 頭がおかしくなったのだろう。
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いやな気分にさせられて 山頂に到着。サル年なので沢山の人が来られていた。
ここへ登って来る途中も 6組のご夫婦が降りてこられるのにすれ違った。

皆さん口々に 猿子城登山道ロープの撤去された事と 施福寺や槇尾山周りの 枯れ枝バリケードに 憤慨されていた。
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猿子城をそのまま直進して降りると「西国巡礼古道 十五丁石地蔵」に到着だ。
沢山の人が休憩していた。
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これから岩場へ登るので 安全をお地蔵様に祈願して歩き出す。
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西国巡礼古道「五つ辻分岐」通過。
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同じく「檜原分岐」通過。
この古道は 紀州粉川寺と施福寺を結ぶ巡礼古道だ。よく整備されている。
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右手に先ほど通過した 猿子城山が見える。その左側に岩湧のはげ頭が見える。
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岩湧山を望遠で見たところだ。
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槇尾山入口にロープが張ってあり、通せんぼしてあった。それに変な張り紙。マナーを守れとかなんとか書いてあるが
ロープを取り外して 巡礼古道と分かれて 槇尾山へ進む。誰が何の目的でロープをはったのか 理解できない。
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巡礼古道からの槇尾山への分岐で 数メートル横手の入口に私が取り付けた標識は そのまま置いてある。
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山道を進むと なぜか山ツツジが咲いている。年が改まったばかりだというのに。
やはり今年は暖冬の異常気象だ。
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山道を登りながら振り返ると 先ほどの猿子城山が見え隠れする。
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ようやく 前方に槇尾山山頂が見えてきた。
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槇尾山山頂到着。
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その2へ続く
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