ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

梅雨明けの猿子城と蔵岩を歩く 2014年7月22日

2014-07-22 22:58:46 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

関西は昨日7月21日に梅雨明けしたと発表された。

早速今日は滝畑から猿子城山を経由して槇尾山(捨て身ヶ岳)、蔵岩を歩いて 施福寺へ行きダイトレを歩いて滝畑へもどった。

しかし施福寺の坊主にとんでもない嫌がらせを受けて、情けなくなった。 

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ピンクのラインが往路、ブルーが復路を示す。

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滝畑の集落の中を歩く。この道もダイトレーダイヤモンドトレイルになっている。

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恐ろしく古そうな看板が架かっている。

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約40分でボテ峠到着。この分岐点で 私が今までに取り付けた 標識や、目印のテープがまたしてもはがされている。恐らく滝畑の村民によるものだろう。今までに何十回と 取り付けた標識やテープだが、樹木を痛めているわけではないが、滝畑村民の誰かには 気に食わないらしい。

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新しい標識をつけて、ピンクのテープも沢山道中に取り付けた。これも今までに何十回も繰り返された 嫌がらせだ。

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急坂を約45分で猿子城山山頂に到着。

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山頂には手作り標識が沢山かかっているが、村民にはこれは よいらしく、撤去されることはない。

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周りの景色は、霞んでいてほとんど見えない。

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そのまま直進すると、山を降りて「十五丁石地蔵」に到着する。この道は巡礼道なので、十五丁とは 施福寺まであと十五丁(約1.5キロ)という道標のお地蔵さんだ。

ここで休憩していた方とお話しすると、この方はこれから私と反対周りのコースを歩く予定だそうだ。また道中で合いましょうと分かれた。

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私もお地蔵さんの前で少し休憩した。

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槇尾山へ向かって歩き出す。この道は「西国巡礼古道」と名前がつけられていて、その昔から 紀州粉川の粉川寺から施福寺への巡礼街道だそうだ。

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植林も無く、きれいな自然の森を歩く。

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五つ辻への分岐も過ぎる。この道は別名「桧原超え」とも呼ばれている。

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左奥に岩湧山、右手に先ほど越えてきた猿子城山が見えている。

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巡礼古道と分かれてこのポイントで 左上に分岐して「槇尾山」へ向かうのだが、ここでの標識も何回取り付けても 外されてしまう。まさか滝畑村民がここまでしつこくやってくるとは思えないので、これはこのあたり和泉市の地元民の仕業だろう。新しい分岐標識とテープを取り付けた。これも10回ちかくなる。

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槇尾山到着。別名「捨て身ヶ岳」ともいう。

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先ほどの分岐点では 手作り標識は何度取り付けても外されるが、山道に入ると 立派な道標が何回も出てくる。山頂の標識も立派だ。

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山頂からは大阪湾方向はほとんど霞んで見えない。この山頂でお昼の休憩とした。

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昼食後蔵岩へ向かう。私が取り付けた分岐標識は誰かにより撤去されていた。

しかしこの時点ではまだ分からなかったが、どっちへ進んでも施福寺の坊主により、登山道は封鎖されていたのだ。

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蔵岩に到着。ここはロッククライミングの人々の人気のスポットで、沢山のハーケンが 岩に打ち込んである。

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施福寺の屋根が足元に見えている。

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振り返ると先ほど超えてきた槇尾山がすぐそこに見える。右奥は猿子城山だ。

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今日は霞みがひどくて、ここからも海は見えない。

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私が取り付けた ここの分岐の標識も撤去されていた。後で分かるのだが、施福寺の坊主が撤去したのだ。この道を下で封鎖しているのだ。

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強烈な急坂をどんどん下りるが、ほとんどロープがフィックスされている。親切な槇尾山の常連さんたちがフィックスしたのだという。

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急坂を下りると なんと山道に「立ち入り禁止」の標識がある。今まで無かったものだ。以前から寺の坊主が この道に障害物を置いたりしていたので、ぴんと来た。寺の坊主がやったのだ。

標識は無視して進む。ここは登山道なのだ。寺の中の道ではない。

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なんとしばらく進むと行く手に枯れ枝が山積みになっている。仕方が無いので これを超えていく。

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乗り越えてみると、今まで通れていた道に 枯れ枝や残財が山のように積み上げられていた。施福寺の坊主はとんでもないことをするもんだ。

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この後でさきほど十五丁石地蔵でお会いして、私と逆周りしていた常連さんに再会したので聞いてみると 「施福寺の住職が この建物の周りを 登山者が歩くのが気に食わないらしく、こんなことをした」のだそうだ。

こんなことをするなんてもはや「宗教家」ではなく、単なる金儲けの亡者だ。ブッダは「物欲を捨てなさい」と教えているのに。境内のあちこちには「寄進と寄付の募集看板」が立っている。

悩める人々をいつでも受け入れるのが、宗教施設でそのために無税の恩典があるというのに。罰当たりの坊主め。

ここの住職が死んで入れ替わらないと この道は開放されないのだろうなあ。先ほどの常連さんは、抜け道を作っていたのでそっと教えてもらった。まったく、くそ坊主め。

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施福寺境内に行くと、以前は登山者やハイカーそれに参詣者が憩うテーブルと椅子があったのに、これも撤去して柵がしてある。くそ坊主め、とんでもないことをしてくれたわ。

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茶店もこの寺の坊主が追い出したらしい。フォーク歌手の高石友哉などがコンサートした茶店、ここでうどんを食べるのが楽しみだったのに。

あのくそ坊主にとっては、寺に寄進、寄付する人は寺の上得意様、それ以外の人はゴミ扱いだ。ブッダも空海もびっくりだ。空海はこの寺で出家したというのに。

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境内から見る岩湧山も霞んでいた。さあこんな寺に長居は無用だ。

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ダイトレを歩いて 滝畑へもどる。

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昔の施福寺の遺構があちこちに残っている。昔は大きなお寺だったという。

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どんどん山を下って追分に到着。木の橋が新しくなっていた。大阪府の税金で作られた橋だ。こんな使われ方をするなら「府民税」も生きてくるというものだ。

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番屋峠に到着してびっくり。この間まで腐った木の杭にボロボロに錆びた鉄条網が張ってあったのだが、亜鉛めっきでピカピカ光るポールに真新しい鉄条網だ。山林関係者が大阪府にねじ込んで 税金で作らせたのだろう。またしてもイヤーな気分になる。

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番屋峠からまたしてもどんどん下り、小さな源流を横切る。この後またしても急なのぼりが始まる。

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ボテ峠に帰着した。やれやれだ。

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何回取り付けても すぐに滝畑の変人村民に外される標識の代わりに、木の表面に直接分岐表示を書いた。これなら当分大丈夫だろう。

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滝畑に帰ってきた。9時40分にスタートして、15時40分だ。1時間のお昼休みを挟んで5時間の縦走だった。

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梅雨明けしたとは言え、関西には雨はほとんど降らず この梅雨の降雨量は例年の半分以下だという。 滝畑ダムの底も干上がり、大変なことになりそうだ。

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この日見た花

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山の中で白く光る「糊空木」の花。あちこちで白く輝いていた。

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ピンクの花 調べているけど不明です。葉が丸くて硬いのが特徴なのだが。

※撫子の仲間で「虫取り撫子」のような気がします。

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斜面一面に咲いたオレンジ色の花。

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籔萓草(やぶかんぞう)の花だ。

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歩いた記録

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実際に歩いた記録。

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高度と距離の記録。

※GPSの調子が悪く 記録が分割されて出てくるので合成したので見難くなっています。悪しからず。距離は10キロ前後と思えます。

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