今日は少しロングコースを歩いた。
岩湧山を乗り越えて その南側の山、大阪府最高峰の山 南葛城山(922m)へ行った。
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9月20日の朝の朝日放送テレビ番組で「今日は大阪府最高峰の金剛山へ登ります」という番組で 何回も繰り返し「金剛山は大阪府最高峰」といっていたけど、公共のテレビで あんな間違いを放送したら駄目です。
金剛山は奈良県御所市にある山で、大阪府千早赤坂村は ロープウエーの駅舎の少し上までです。
そもそも金剛山と言う名前の山はありません。金剛山系の湧出岳、葛木岳、大日岳はすべて奈良県御所市で、大阪府最高峰は「南葛城山」です。
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ピンクのラインが歩いたコース。岩湧の森駐車場から「急坂の道」で岩湧山山頂へ。それを乗り越えて「平野」から千石谷林道の大滝へ。川を渡り経塚巡礼道を上り南葛城山へ。
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まず「急坂の道」を歩いて岩湧の山頂へ。約1時間強だ。
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山頂からはススキの穂が揺れる向こうに「金剛山」が見えるが かなり霞んでいる。今日は空中の煤煙やゴミが多そうだ。
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山頂広場には沢山の人がいるようだ。
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ススキの穂の間に丸葉萩の花が咲いていて 彩りを添える。
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広場に到着したがそのまま歩く。
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ダイトレをそのまま滝畑方面へ歩く。
ススキの穂の中に所々白い花が咲いている。
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白い花は野紺菊の白い種類だ。
名前は「白嫁菜」 別名山白菊ともいう。
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あちこちに咲いている「葉場山火口(はばやまぼくち)」の向こうに今日の目的地「南葛城山」が見えてきた。ここから2時間半くらいかかる。
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平野が見えた。あそこでダイトレと分かれる。
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平野に着いた。ススキの山を振り返る。
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夏草が生い茂り、私のつけた分岐標識や ビニールテープも草に埋もれている。今度整備しよう。
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戦後管に林道へ降りる道の途中に 一箇所だけ危険な箇所があるが、親切な人がロープを張ってくださったので 大いに助かる。
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千石谷林道へ降りて、少し下ると「大滝」がある。滝畑地区の「滝畑四十八滝」の中で最大の滝だ。
ここから少し上手に 川を渡るポイントがあり、そこを渡って経塚巡礼道を登る。川を渡るポイントには 私が取り付けた「葛城経塚二十八宿第14番南葛城山」という約30センチ角の標識がぶら下がっているのですぐに分かります。
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川を渡り急坂の巡礼道を登りきると尾根に出る。私がつけた「南葛城」への小さな標識はまだ健在だった。ここからの尾根道も長くて急だ。
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尾根道を進むと大阪湾方向から黒雲が広がってきた。雨が降るかもしれないが逃げようが無いので 急いで進む。
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山頂に近づくと、巡礼道はとんでもないことになっていた。信心深い地元の方が毎年笹刈りをしてくださるのだが、今年はまだのようだ。熊笹が私の背の高さくらい伸びて 道が分からない。
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とにかく熊笹の葉を掻き分けて突き進む。
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頭の上に私がぶら下げた 大滝への案内標識がぶら下がっているので、道は間違いないようだが、凄い藪こぎだ。
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見覚えのある広場に出た。右前方が山頂で、左前方が経塚だ。
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笹の向こうに経塚の祠の屋根が見えてきた。やれやれだ。
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無事に着いたことを経塚のお不動さん、役行者さんにお礼する。
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南葛城山山頂到着。いつものように貸切状態だ。遅い昼食をとる。
10時半に歩き出して14時半だ。4時間かかった。山を一つ越えてきたので当然かもしれない。
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昼食後、もと来た道で経塚まで引返し、巡礼道と分かれてダイトレ方向へ進む。
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こちらの方も藪は凄かったが 巡礼道のようなことはなかった。すぐに道は広がる。
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真新しいぴかぴかの看板が立っていた。こんな看板を誰が読むのだろうか。
そんなことより、笹刈りをしてほしいものだ。
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しばらく歩くと林道に出るが、すぐに山道に入り、二度目の同じ看板で林道に再び入り、その林道を歩いていく。
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いつものように「山ノ神さん」に お参りしていく。
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このゲートを通ると少し近道で、千石谷林道へ出れる。そこを右へ登ると「ダイトレ五つ辻」へ出れる。
林道をそのまま歩いていくと 少し先で「ダイトレ南葛城分岐」へ出れる。そこからダイトレを少し引返すと 「ダイトレ五つ辻」だ。
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五つ辻到着。
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ダイトレと分かれて右分岐して「岩湧の道」へ
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「岩湧の道」の展望台へ戻ってきた。もう少しだ。
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岩湧寺に帰ってきた。やれやれだ。
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南葛城山周辺で見た花
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曙草
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ピンクの「継子の尻ぬぐい」
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釣船草と水引の競演
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溝酸漿(みぞほおずき)
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夏の花「野薊」が終わると 今度は 秋の花 「野原薊」
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歩行時間 往路 4時間 お昼休憩30分 帰路2時間半
合計7時間だった。10時半に歩き出して 駐車場帰着は17時半だった。
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