ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

猛暑の中を紀泉アルプスの俎石山、大福山を歩いてきました。 その1 2024年7月18日

2024-07-23 22:57:47 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

紀州と泉州の国境の山並みは 紀泉山脈と呼ばれていますが そのうちの

特に西側の山が重なり合った地域は 紀泉アルプスと呼ばれています。

その中の俎石山(まないたいしやま)と大福山、それに雲山峰(うんざんぽう)

を歩く予定で出かけました。

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紀泉アルプスを歩く その1

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阪南スカイタウン桃の木台駐車場に車を止めて 左回りに歩く予定です。

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スカイタウンの一番上の駐車場に 午前7時に到着して 午前7時半にスタートしました。

右の車は すでに止まっていて、左の車は先ほど来て 中でカップルがいちゃついていて

山歩きではなさそうです。

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駐車場の端、南側へ歩いて行き、ここから入りました。

辺りをキョロキョロ見渡したり、登山口標識を歩き回って探したのですが 何にもありません。

標識が何もないということは、地元の人しか 歩かないから標識の必要がないのかもしれません。

外部の人間には 非常に不親切です。この先に階段がありました。

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ジグザグ階段を登ります。今日は朝から猛暑です。背中に朝日を浴びて 猛烈に暑く

たびたび立ち止まり水を補給します。

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階段を登ると こんな道に出て この道も登ります。かなりの急登です。

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登り切ったら こんな道らしいものが現れました。相変わらず標識は何もありません。

仕方ないので この道を進んでいくと

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行き止まりでした。暑いし、何処をあるいていいのか 分からないし、もう帰ったろうかなあと

嫌になって 引き返していたら

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右手に(山側に)たまたま こんな獣道らしい隙間がありました。ここを進んでも道が無ければ

もう帰ろうと思い 藪をかき分けて進むと 山道らしき 踏み跡が現れました。

これを進むと次第に山道になりました。しばらくその山道を歩いて行くと

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私が歩いてきた道が T字路に突き当り 意味が分からない標識が初めて現れました。

私が歩いてきた道は 登山口ではないそうです。登山口が別にあるのでしょうか。それでは私は

何処から来たのでしょうか。サンヒルとはこのポイントの名前なのでしょうか。

しかし俎石山はこれから進む山なので この標識を信用してそちらへ進みます。

いつでも引き返して戻れるように テープを付けながら進みます。

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はっきりとした 山道があるけど、ジオの地図には道がありません。

まあもう少し進んでみよう。

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分岐に来たけど 今度は標識が全くありません。右のほうが少しだけ踏み跡がはっきりしていたので

右へ進みます。

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テープ取り付けと枝払いしながら進むので 時間がかかります。

この道はあまり人が歩かないのか 枝張りやシダの張り出しが多く 枝切ばさみで切りながら進みます。

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尾根に出てしばらく進むと

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これも意味が分からん標識が出てきました。先ほどの意味不明の標識のサンヒルと言うのが

サンヒル東山という山名なのでしょうか。持ってきた地図には そんな山は無かったけどなあ。

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またしばらく進むと またT字路にぶつかりました。

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ジオを見ると この分岐です。なんと いつのまにか 道が表示されています。

先ほどまで 山の中の道表示はなかったのに。ジオもいい加減やなあ。

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その2へ続く

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猛暑の中を紀泉アルプスの俎石山、大福山を歩いてきました。 その2 2024年7月18日

2024-07-23 22:57:27 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

紀泉アルプスを歩く その2

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分岐の標識にはハンガーコースだと書いてあります。なんのこっちゃ。

たまたまこのコースから おじさんが歩いて来たので「ハンガーコースって何ですか」と聞くと

「普通の山道です」と顔も見ずに無表情で答えて そのまますたこら歩いて行きました。

なんか感じ悪いやっちゃなあ。

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しばらく進むとまた分岐です。

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私が来たのは箱作からだそうです。

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ここには池からの道が合流しています。私の持つ地図には「キャンプ場分岐」と書いてあります。

 

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広場になっていてベンチもあるので一休みします。それにしても暑い日だなあ。

山道に入ると 割と標識は完備しているので 安心ですが、駐車場から山道に入いるまでが

出鱈目状態でしたね。あれではいかんなあ。どこへ向かって行けばいいのか、まったく不明でしたから。

まあ私のように遠くから来る奴はいなくて 地元の人だけが歩くのでしょうね。

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分岐はあるが標識がないので右へ進みます。右が登っているからです。

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またまた分岐だけど

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今度は標識がありました。こちらの道は展望台に寄り道して また左の道に合流するのでしょう。

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しばらく歩くと 展望台到着です。

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正面に関空が見えます。山道に入り 眺望が全くなかったので ようやく位置関係を理解

出来ました。

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この分岐を通過してしばらく進むと

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俎石山到着です。残念ながら眺望は全くありません。

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誰が設置した標識か分かりませんが、せめてフリガナがあればいいのに。

始めてきた人には おそらく読めませんよねえ。「そせきさん?」

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続いて大福山へ向かいます。日差しの照り付ける道から木陰のトンネルにはいると

涼しくてホッとします。それにしても今日は暑い。

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これは何でしょうか。参詣道の事かなあ。こんなことより、分岐、案内標識の整備をしてほしいですね。

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歩いて行くと分岐標識がありました。ぜひ参拝しようと思います。

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その3へ続く

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猛暑の中を紀泉アルプスの俎石山、大福山を歩いてきました。 その3 2024年7月18日

2024-07-23 22:57:07 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

紀泉アルプスを歩く その3

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第三経塚跡に到着です。もともと第三番経塚はここにあったのでしよう。経塚は時の権力者により

あちこち場所を替えられました。元は修験道の人たちが歩く峰々に設置されたと思いますが、

時の権力者や 土地の有力者により場所を替えられたと思えるものが多々あります。

 

第十二番 東の燈明岳は2か所あり、第十五番岩湧寺も言い伝えでは3か所あり説明立札(犬鳴山

七宝滝寺修験者鉄山先生の著)も建っています。

第十九番も神福山と大澤寺の二か所あり、第二十二番は 何故か今は町の中にあり、二十七番は

個人宅の庭にあります。千年以上の歴史でいろいろ事情があったのでしょうね。

 

詳しくは こちらのページをご覧ください。

yochanh.sakura.ne.jp/kyouzuka/katsuragi1.html

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大福山に到着しました。

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山頂広場へ向かいます。前方、海の方から強烈な風が吹きつけて来て とても涼しく

ホッとします。苦労して参拝したご褒美でしょうか。

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風が吹き抜けて気持ちいいのでしばしここにたたずんで 息を整えました。

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まず第三経塚に参拝しました。ここに参拝するのは確か二回目です。

以前は確か JR六十谷駅から林道を歩いて登ったような気がします。

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和歌山市の海から 強い風が吹きつけて来て とても心地よく感じます。

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海の向こうに淡路島が見えています。

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望遠で覗くと洲本市だろう市街地が見えています。

ここまでいろいろ苦労して3時間弱かかりました。7時半にスタートして 10時20分過ぎです。

あまりにも風が心地いいので 少し早いけど ここでお昼ご飯にします。

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約40分程休憩して 食後籖法ヶ嶽へ向かいます。

この道は風が来なくて 蒸し風呂のような道です。先ほどまでの天国から一転、地獄のような道です。

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野萓草(のかんぞう)がたくさん咲いています。真夏の花ですね。

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一輪だけ 緋扇(ひおうぎ)も咲いていました。祇園祭の花ですね。

祇園祭の頃は各家庭でこの花を飾ります。この花を見ると 祇園祭を思い出します。

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籖法ヶ嶽西峰に到着しました。

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和歌山市がちょっと近くなったような気がします。

ここは風があるので少し休憩しました。

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続いて籖法ヶ嶽東峰を目指します。

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東峰に着きましたが、こちらは残念な結果でした。何も見えません。

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続いて井関峠に向かいます。分岐をいくつか過ぎて 快調に飛ばします。ほぼ下りの一本道です。

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その4へ続く

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猛暑の中を紀泉アルプスの俎石山、大福山を歩いてきました。 その4 2024年7月18日

2024-07-23 22:56:48 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

紀泉アルプスを歩く その4

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この道は標識が よく整備されていました。標識通りに 軽快に歩いて

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井関峠に到着しました。

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暑いので小休止します。軽快に飛ばして降りたので 息を整えます。

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案内看板が立っています。今12時丁度です。

この地図と持ってきた地図で時間を計算します。駐車場からここまでお昼を抜いて

4時間弱ー3時間50分かかりました。雲山峰を回る場合 残りの歩行距離が 地図で見た感じ

今までの距離の4割増しと言う感じです。しかもここから雲山峰まで 標高差250mあります。

しかもその手前に440mの地蔵山も越えなくてはいけません。

恐らく累積で350m近く登り、それから250m近く池へ降りてまた200m近く尾根道へ登り返す

必要があり、私の足では5時間から5時間半くらいかかりそうです。

5時でも最近は明るいので 問題はないのですが、ただ今までの道の標識の具合からすると

帰路の案内標識が どれだけお粗末なのか また立派なのか不明です。

駐車場帰着が 下手をすると6時を回ることも考えられます。往路では駐車場から山道まで 散々迷い

もう止めてかえろうと思ったぐらいなので 帰路もとんでもないことになる可能性もあります。

そこで 雲山峰は今回は諦めて 鳥取池へ向かい 途中の分岐から 尾根道の「キャンプ場分岐」

へ戻ることにしました。そこで 池へ向かって歩くことにしました。

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鳥取池へ向かう道は左側の道です。そちらに進むことにしました。

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鳥取池へ 1時間近く歩いて 分岐を探しましたが、全然ありません。これはアカン、もと来た道を

引き返そうかと 諦めたころに突然分岐看板が出てきました。

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ジオでは 今まで何本も分岐の表示がありましたが 実際には分岐は全然ありませんでした。

初めての分岐がこの標識です。よかった、これでなんとか あの尾根道までは帰れるぞ。

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尾根道へ登り続けます。途中で初めて見かけた標識は真新しい標識でした。

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立ち入り禁止もしっかりと表示されていて安心して歩けます。

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標高差200mの急登ですから そこそこの急こう配です。息を整えながらゆっくり登ります。

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良かったあ、峠の明かりが見えた。ジオでもそこが尾根道の表示です。

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朝歩いたあの「キャンプ場分岐」に戻ってきました。やれやれだ。一休みします。

一休みして帰路につこうとして考えました。

ハンガーコース分岐のすぐ先にもう一つ分岐がありました。地図で見たら 駐車場へ帰る

もう一つの道のようです。ジオの地図を見たら その途中に「第一展望台」の表示があります。

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そこで展望台経由で帰ることにしました。分岐に来て そのまま分岐道を歩きました。

ここがその第一展望台のようです。しばらくここで休憩することにしました。

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眼下に阪南市街と関空が正面に見えます。

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関空連絡橋の先に 尼崎市街が見えています。よく見ると なんと尼崎の向こうに

見慣れたツインピークスの山が見えています。京都清滝の愛宕山と地蔵山です。

岩湧山から見るよりも 若干二つのピークの距離が長いようです。角度的にこちらの方が

より真横で見ているのでしょう。

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関空の飛行機の向こうには神戸の街が見えています。

※いずれも25倍ズームの写真です。

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その5へ続く

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猛暑の中を紀泉アルプスの俎石山、大福山を歩いてきました。 その5 2024年7月18日

2024-07-22 23:43:50 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

紀泉アルプスを歩く その5

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明石海峡大橋の主塔(Main tower)も見えています。

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左にゲートタワー、右奥にあべのハルカスも見えています。元日本一のハルカスは

さすがに飛びぬけていますね。

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第一展望台で 眺望を楽しんだ後、地図に従って山道を降ります。分岐に注意して慎重に。

やがて 分岐が現れました。幸い標識があるので助かります。

雲山峰からの帰路は直接ここへでてくるのですねえ。

当初計画では 持参地図によると雲山峰からここへ戻る予定でした。

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ここで左へ降ります。ジオにはまっすぐの道も表示されていますが、道はありませんでした。

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休憩スペースのベンチを過ぎて

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池を過ぎます。ジオにも池が表示されています。

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池と思っていたのはロックフィルダムでした。

山道を降りていくと 左手にロックフィルウオールが見えています。

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小さな橋を渡ると道は突き当りになりました。

標識が全くないので、どちらへ行けばいいのか分かりません。またや、またや、標識がない。

駐車場へどうやって帰ればいいのか。

 

朝のスタート時点も 登山口への標識が全くなくて どこへ行けばいいのか迷い 今日はもう山歩きは諦めて

家へ帰ろうと思ったぐらいです。やはり この山は一筋縄ではいきません。

 

ここへ降りてくる途中の川沿いの道に、「また来たくなる山、俎石山」という札がたくさんぶら下がっていました。

この山は 地元の連中だけで楽しみ、外部の奴は 来るなと言っているようです。

 

迷っていても、家には帰れません。ジオの地図を見ると 左上に駐車場らしき スタート地点が見えます。

そこで左へ進みました。

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駐車スペースをジオで見ながら 左へ道をとり、この林道をどんどん登りました。

かなりの急登です。ジオの軌跡を見てもわかりますが標高差100m近く登ってきました。

もう少しで 右になんか直線の道らしきものが見えています。

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右に見えていた直線の道は この階段でした。しかも壊れている。

崩れた斜面をよく見ると 足跡が全くありません。

ということは上からも来られないのかもしれません。

畜生、散々歩かせやがった挙句に これか。こんなとこ 二度と来るかと思い引き返します。

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引き返す途中たまたま左手の笹薮の奥に フェンスゲートを見つけました。

そちらの方にに近づいてみたら なんとか通れそうです。

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恐る恐るそのゲートをくぐったら なんとここに出ました。こちら側には俎石山の表示がありますが

こちらに標識があっても 向こうの入り口に標識が何もないので ここへ出れないわなあ。

あの橋を渡った突き当りのところにも、ここへ曲がって出てくる林道の分岐点にも ちゃんと標識があれば

40分ちかく時間をロスすることもなく、もっと気分よく帰着できたのに。

 

私がよく行く 大阪府の岩湧山の七つの登山口にはすべて看板があり、金剛山、大和葛城山の

大阪府側登山口にも看板標識があります。

今まで歩いた全国の180座近い山にも 笠取山以外にはすべて駐車場からの案内看板がありました。

この山はとても残念な山です。手書き手作りの案内標識さえあれば申し分ないのに。

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道路をとぼとぼと降りていきます。パオが建っています。

今はやりのグランピング施設なのでしょう。歩いていくと ルームメイキングしている人たちが見えました。

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駐車場には 三時に帰着しました。普通に山歩きする以上に 振り回されて疲れました。

それでも何とか無事に帰れてやれやれです。

これだけ歩いたら 心地よい疲れと満足感がありますが、最初と最後に迷わされて振り回されて

腹立たしさ、口惜しさも それと同じくらいあります。

 

ここの山道には 標識と案内が整備されていてとても助かりました。山歩きにも、経塚巡礼にもとても助かります。

手作りの標識を取り付けてくださった方々にとても感謝です。ありがとうございました。

迷うことなく、とても快適に山道は歩けました。

 

この山へ鉄道で来る人もいます。現に私は昔経塚巡礼に電車の駅から歩いた記憶があります。

しかし車で来る人も多いと思います。

これだけ広い駐車スペースと、きれいなトイレが完備されているのですから。

 

しかしこの駐車場から登山道へ 行くべき標識が全くありません。

また山道からこの駐車場へ帰ってくる標識もまるでありません。

まあ勝手知った地元の人たちが ちょこちょこと歩くのには別に困らないでしょうが

遠くからわざわざ来て登る私のようなトレッカーや 経塚巡礼者には とても困るのです。

 

「また来たくなる山 俎石山」という看板が下山道にたくさんぶら下がっていました。

地元の方たちだけでなく、私のような外部の人間にも また来たくなると

思わせるような 親切な標識が取り付けられることを 切に望みます。

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朝7時半にスタートして 3時に帰着しました。

お昼休み40分したので 歩行時間は6時間50分ほどです。

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駐車場に近い部分の軌跡です。黄色の軌跡がない部分は私がピンクのラインを入れました。

スタート地点で ジオの記録の開始スイッチを入れたのに、山道の途中まで 何も記録がありません。

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中間部分の軌跡です。

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スタート地点から一番遠い部分の軌跡です。

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全体の軌跡に雲山峰への道を私が書き込んだものです。最初と最後の路間違いさえなければ 雲山峰も

回れていたかもしれませんね。その場合はあの第一展望台は通りませんが。

最初と最後に案内標識がなかったのが 返す返すも残念です。

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おわり

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山歩きトップページはこちらです。

yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

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