ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

ツツジ満開の大和葛城山へ行きました その1 2021年5月11日

2021-05-12 14:14:13 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大和葛城山へツツジを見に行きました。

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駐車場がスタートアンドゴールです。

往路は天狗谷道で復路はダイヤモンドトレイルです。

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山頂とツツジを見る前に自然探索路を歩きました。

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スタートは10時半で帰着は5時まえでした。お昼休みが1時間なので歩行時間は5時間半でした。

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水越川公共駐車場に行きましたが満車だったので 一番端に留めました。

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歩き出してふと見ると 駐車場入り口はバリケードで閉鎖されていました。武漢ウイルスの緊急事態宣言が

出ているから閉鎖されたのです。しかし誰かがバリケードをずらして止めたらみんなが真似して車があふれていました。

私も真似をしてしまいました。ごめんなさい。

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国道309号線の旧道は下の分岐点から上の水越峠バス停までびっしりと片側が駐車車両で

塞がっていました。おそろしいことです。何が緊急事態なのでしょうか。

まあ私は地元なので許してもらえるとしても、ほとんどがよそ者ナンバーです。

たまに和泉ナンバーがあるくらいで、ほとんどが大阪、なにわ、堺で中には京都、岐阜、神戸、

和歌山、滋賀なんてのもありました。地元民としては複雑ですね。

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藤の花満開の道を歩きます。

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道の両サイドに姫女苑が満開です。

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天狗谷道は5,6年前の台風でずたずたになりましたが う回路がすっかり踏み固められました。

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川筋の道も踏み跡がしっかりしています。

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紀泉ダイトレで唯一の鎖場を過ぎます。ここは昔のままです。

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沢筋を離れて 丸太階段の急登は昔の儘の道です。

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急登を終えて尾根道に出ても 山頂はあのピークのまだ向こうです。

歩き出して1時間半です。

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山頂直下で分岐して 先に自然探索路へ入ります。

カタクリが少しでも残っていたらいいのですが。

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ここは2年前の台風で 倒木が道を塞いでいて私が倒木を一人でギコギコ切っていたら

通りかかったおじさん連中が4人ほどで手分けして手伝ってくれて あっという間に6本近い倒木が

取り除けました。今もその時のままです。

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白花猩猩袴はもう花びらを落としていました。

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珍しく上向きの奴もいました。

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稚児百合や

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雪笹が咲き始めていましたが、肝心のカタクリは

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その2へ続く

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ツツジ満開の大和葛城山へ行きました その2 2021年5月11日

2021-05-12 14:10:42 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

ツツジの大和葛城山 その2

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カタクリの花はすでに枯れていて

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実をつけているのもありました。

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これも実ですね。

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しばらく歩いてダイトレに出て 山頂方面へ戻ります。

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キャンプ場のわきを通り

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山頂到着です。

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「危ないから登るな」と書いてあるのに、わざわざ上るやつの頭の中はどうなっているのでしょうか。

理解不能です。

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すぐ南隣の金剛山は 黄砂で霞んでいます。

真ん中が葛木岳で その左が湧出岳です。大日岳は葛木岳の手前に重なっています。

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中央奥が我が家の裏山の岩湧山ですが、黄砂で霞んでいるため 望遠で写してコントラストを増大させて

やっと姿が浮かんできました。

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ツツジ広場のほうへ向かいます。

毎年この時期には猿回しが来て観光客を楽しませています。ということは今年はゴンドラがうごいているのですね。

道理で 登山着姿の人よりも 普段着姿の人が多いはずです。

 

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ツツジが見えてきました。

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黄砂のせいなのか 今年は鮮やかさが少ないように思います。

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ツツジを見ながらダイトレを降りていきます。

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下まで降りてきました。

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先ほどまで見下ろしていた山頂を見上げます。

なんか鮮やかさが少ないような気がするけどなあ。

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ツツジの下にも何本かカタクリが咲いているのですが、今年はもう終わっていて

実を着けていました。

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ハンググライダー広場へ寄ってみると大和盆地は数んでいて 正面の高見山は全然見えません。

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ダイトレを駆け降ります。背中のリュックはお昼ご飯とデザートを食べたせいで

17㌔からいつもの15㌔に減り、軽快です。

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額空木があちこちで咲いていました。

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正面の大日岳も霞んでいます。ここまで降りたらもうすぐ水越峠です。

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ここに出ます。あとは 旧国道を歩いて駐車場へ戻ります。

旧国道は6年前の台風で崩れてこの峠で奈良県へは通行止めのままです。下の大阪府へは行けます。

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「ダイトレ、紀泉山脈を歩く」トップページはこちらです。

http://yochanh.sakura.ne.jp/kongodaitore/index.html

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金剛山カトラ谷のお花畑を見に行きましたが酷いことになっていました その1 2021年4月27日

2021-05-01 23:52:13 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

一年ぶりに 金剛山カトラ谷のお花畑へ行きました。

かつて谷一面に咲いていた九輪草は 去年は3株しか咲いていなくて

これは盗掘にやられたなあと思っていました。

ことしは 全滅でした。お金目当てに盗掘し、どこぞの道の駅で売っているのでしょうが

酷いことをするものです。

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金剛山カトラ谷のお花畑 その1

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登山口の駐車場は 今日も満車だ。ウイークデイで しかも緊急事態宣言が出ているのに

すごいなあ。

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みんなお花畑へ向かう人なのか 女の人が多い。みんな私をどんどん追い越していく。

こっちは普段15キロのリュックに今日は飲み物、お弁当、デザートなど計17キロのリュックで

大変だ。これもトレーニングなので 年寄りはこうしないと 高い山に登れなくなるので大変だ。

まあどうせ、あの道が崩れた場所に来るとどっちみっち追いつくから。

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セトへの道とカトラ谷への道の分岐標識も もう何が書いてあるのか読めない。

何とかしたいけど、新しい標識を付けても すぐに外されるから金剛山は嫌いだ。

変なやつが多い。地元の奴かもしれないけど。

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4,5年前の台風で道が崩れているから 踏み跡を頼りに 右へ左へ

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左へ右へ踏み跡を見ながら渡る。

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新しい標識があった。親切な人だ。これはいいなあ。

この標識は 変なやつらに取り外されないから。

この谷は昔から ボランティアで道の整備をこつこつとする人が多く、常々頭が下がる思いだが

半面標識をすぐに取り外す馬鹿も多い。

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先ほど林道で私を追い越したおばちゃんに追いついた。

ビギナーらしい服装のおばちゃんだったが 案の定険しい道で てこずっている。

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やがて道に二輪草が現れだした。ザイルがフィックスされた岩場だ。

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この辺りは岩場で 道が崩れていないので昔のままだ。

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ザイルの上は道が険しくなり

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この上に新しく設置された 落石防護ネットがある。

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案の定 おばちゃま達に追いついた。

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お花畑の隣の九輪草の谷へ入ると 先ほど林道で追い越して行った別のグループに追いついた。

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あれえ、地面が削られて 何も生えていない。

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こちらも削られて なにも生えていないぞ。なぜだ。

やっぱり盗掘にやられたのだ。

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二つの沢の合流地点にいつも九輪草の大群が咲くけど別の草が生えている。

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ちなみにこれは 2014年のこの谷の写真です。

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これも2014年の写真です。

去年はこの谷にわずか3株しか咲いていませんでした。

不思議に思っていたけどやっぱり盗掘団の仕業なのだ。

この辺の道の駅で植木鉢に植えて 高い値段で売っているのでしょう。

昨日岩湧の千石谷へ行ったけど 小恵欄の群生地が 土ごとごっそり削られて穴が開いていた。

お金のためなら何でもします、という奴らが増えて困るなあ。

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仕方がないのでカトラ谷へ戻り お花畑へ行く。

二輪草は真っ盛りだ。よかったよかった。

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斜面一面の二輪草だ。

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右も左も二輪草だらけですごい。

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危険なカトラ谷を登ってくる人よりも 千早本道を登り上から降りてくる人のほうが多いようだ。

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その2へ続く

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金剛山カトラ谷のお花畑を見に行きましたが酷いことになっていました その2 2021年4月27日

2021-05-01 17:39:49 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

金剛山カトラ谷のお花畑 その2

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二輪草は 一輪ずつ咲くのが多いそうですが、中には二輪同時に咲いているのもあります。

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二輪草の中に沢繁縷(さわはこべ)も咲いています。

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山頂への最後の急登丸太階段の両脇には ヤマルリソウが瑠璃色の花を咲かせています。

いつもの山芍薬はまだ咲いていませんでした。ひょっとして芍薬(しゃくやく)も盗まれたのかも。

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ここに出てきます。カトラ谷入り口の標識を10回以上取り付けましたが

すぐに取り外す馬鹿がいて困ります。何を考えて取り外すのでしょうか。

馬鹿の頭の中は理解できません。

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満開の山桜を見ながら 国見広場へ。

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金剛桜はもう咲き始めていました。

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今は薄いピンク色ですが もう少ししたら御衣黄(ぎよいこう)のような薄い黄緑色になります。

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山頂近くのうどん屋さんを覗くと、がらんとして3組ほどが静かに食事中でした。

混みあっていたら武漢チャンコロナが怖いので 外で食べようと思っていたのですが

安心してカップ麺とおにぎりを購入して席に着くと びっくりです。

なんと店内の一部が例の登山用品の販売スペースになっていました。

私が食事中に4組ほどの女の人のグループが来て次々に買い求めていました。

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食後は転法輪寺にお参りします。

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境内の石仏の周りの二輪草は 卑字用にしょぼいことになっていました。

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ここも数年前まではこんなにたくさん二輪草咲いていたのですが。

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本堂のお不動さんに御真言をお唱えした後 最高地点の葛木神社へ向かいます。

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個々の桜も満開でした。

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本堂裏手の桜も満開です。本堂裏手の小高い場所が 1125mの最高地点です。

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境内でもこれだけの標高ありました。

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隣の大和葛城山のツツジはまだ早いようですね。ピークにはここから見ても真っ赤になりますから。

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ブナの原生林を歩いて帰ります。

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帰路は千早本道を降りたのですが、次々と登ってくる人のほとんどがノーマスクなので

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私はフェイスマスクをしているのですが 年寄りは武漢ウイルスの感染が怖いので

途中から 千早神社の参道へ分岐してこちらから降りました。

こちらは人ひとりいませんでした。

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ちょうど駐在所前に降りてきます。

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歩いた記録です。

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距離と高度の記録です。

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「岩湧の森」千石谷へ蘭の花を見に行ったら 小恵欄は周りの土ごとごっそりとえぐり取られて

すごい盗掘に会い無残でしたが、海老根は無事でした。

あれだけ土をごっそりと持っていくのは 軽トラにトロ箱を積んできて 犯行に及ばないとできません。

そのうちこのあたりの道の駅で 鉢植えの小恵欄が売り出されるでしょう。

国定公園内での窃盗事件ですね。

林道ゲートのカギは滝畑集落の人しか開けられません。

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