ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

紅葉始まる金剛山を歩く 2014年10月23日 その1

2014-10-23 22:28:58 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

久しぶりに金剛山を歩いた。山頂付近でも、麓でも紅葉が始まっていた。

※金剛山系には金剛山と言う名前の山は無く、湧出岳、葛木岳、大日岳などの山塊の総称である。みなさんが一般的に「金剛山山頂」と呼んでいるのは 「国見広場」のことである。山塊の最高峰、葛木岳(1125m)は、葛木神社の裏手にあるが、神域の為立ち入り禁止である。

ちなみに 国見広場は私のGPSでは 1065m,神社境内は1116mを示していた。

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その1 K谷から山頂広場へ

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ピンクラインが往路、ブルーが復路で目的地は最高地点の葛城神社だ。

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登山口である。突き当たり右が「千早本道」、左がK谷だ。

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少し色づいた山裾の林道を歩いていく。

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林道が終わり、山道が始まるところに沢山の工事車両が留めてある。いやな予感がする。去年は台風でこの道が崩れて、4ヶ月ほど通行止めだった。

幸い登山道の迂回標識があり、そちらへ進む。

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しばらくは渓流沿いの山道を歩く。

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去年崩落した谷筋の一つ上手の谷筋で崩落していた。かなり上部から崩れている。工事をしている人に聞くと、もう工事は始めているとの事だ。

「通っていただいてもいいのですが、落石の危険がありますので、より安全なほかのコース道を歩いていただくと、われわれは安心して工事ができるのですが」

と非常に丁重に説明してくださった。下山は違うコースで降りよう。

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紅葉の始まった登山道をゆっくり登って行く。

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谷筋を詰めると広場のような場所に出る。「お花畑」だ。

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このあたりは 一輪草や二輪草の群生地だ。「春の妖精たち」は今は土の中に隠れている。

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このあたりで「お花畑」は終わり、急坂が再び始まる。

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色とりどりの落ち葉の急階段を登っていく。

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しばらく急階段を登ると尾根筋が見えてきた。

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尾根道にも色とりどりの落ち葉が敷き詰められている。

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国見広場に到着した。こちらの広場は黄色い葉が多い。

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すぐ横の千早本道も紅葉が始まっている。その道を煙を吐きながら くわえタバコのおっさんが 下りていく。

信じられない風景だ。健康を求めて山に来ながら、タバコがやめられず、くわえタバコで煙を吐きながら 歩いている。「人の迷惑顧みない人種」だ。

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右手前は御衣黄のような花を付ける「金剛桜」で、奥はモミジだ。

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左奥の大阪平野は霞んでいる。右手の斜面は紅葉が始まっている。

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紅葉始まった金剛山を歩く 2014年10月23日 その2

2014-10-23 21:29:41 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

その2 転法輪寺、葛木神社へお参りして千早本道で下山。

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山頂トイレ前のモミジはすっかり色づいている。

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金剛食堂(うどん屋さん)の前の紅葉。この紅葉を見て うどん屋さんで昼食にする。この店は金曜日が定休日だ。

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転法輪寺境内の紅葉も進んでいる。

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お不動さんの背後の黄葉を眺めながら、奥の本堂に参拝する。

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続いて葛城神社の参道を登る。

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参道を上り詰めたあたりの紅葉の上が神社だ。

古代出雲王朝第8代の少彦(副王)の事代主(通称恵比寿さん、この地方では一言主さんとも言う)を祀っている。

この神社境内は 標高1116メートルあった。(手元のGPS)

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神社から引返して、皆さんがお弁当を広げている広場には掲示板があり、千回以上この山に登った人の名前が掲げてある。同じ山に何回登ろうと、私は全く興味が無いので 見たことも無い。

掲示板の前を素通りして左手の「千早本道」へ降りていく。

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千早本道の紅葉を実ながら下山する。

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千早本道は3キロほど続くが、そのほとんどが階段だ。降りるのはとても疲れる。

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金剛山に一回登れば、判子を一つ押してもらうのを楽しみに登ってくる人はほとんどこの道を登ってくるので、そんなことに興味の無い私はほとんどこの道は歩かない。

しかしこの道を毎日黙々と無償で修理している方もいらっしゃるので そんなすばらしい人のお名前を 山頂の掲示板に張り出せばいいのに。

登ってきた K谷にもボランティアで黙々と山道の修理をするKさんたちのグループがいらっしゃり、とてもありがたい。

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40分ほどで登山口に戻ってきた。

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登山口付近も紅葉が始まっている。

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登山口の「千早赤阪村鱒釣り場」付近も紅葉が始まっていた。

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紅葉の始まった山道を眺めながら、バイクを走らせて帰宅した。

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31name

実際に歩いた記録。

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高度差は約600メートル、歩いた距離は6.5キロだった。所要時間は約4時間。

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紀見峠から行者杉往復 2014年10月4日

2014-10-09 18:21:00 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

久しぶりに紀見峠からダイトレを東へ歩いた。ダイトレを歩いて行者杉や神福山、金剛山へは いつも天見の文田谷を登るのだが 今日は久しぶりに紀見峠から山の神を通り、通称「千階段」を上ってみることにした。

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Photo

予定では紀見峠から神福山を往復するつもりで歩き出した。

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ダイトレの紀見峠には新しいトイレが出来ている。ここにバイクを止めて、10時半にスタートした。

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しばらく林道を歩く。

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釣り舟草の群落があった。

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しかし花はもう元気が無い。終わりかけている。夏の終わりの花だからなあ。

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「山ノ神」から山道が始まる。

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山ノ神を過ぎてしばらくすると 「千階段」が始まる。

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ここまでが600段あった。更に40段続き、その後350段続いて尾根に出た。

やはり千階段は本物だった。

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「千階段」を登り切った尾根道を少し歩くといつも通る文田谷との合流地点だ。

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紅葉の始まった桜の木の向こうに見えるのは岩湧山だ。周りの植林杉が毎年伸びて 来年にはもう 見えなくなるだろう。

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紀ノ川の向こうに見える九度山町の奥の山並みは 先日歩いた「世界遺産高野山町石道」なのだろうか。

この付近のダイトレで唯一のビューポイントで写真を撮っていたら、カメラを持った男性が来られて お話をしているうちに、話が合い夢中でお話をしているうちに11時半から12時半近くまで 1時間近くお話してしまった。

時間に気づいて あわてて出発した。

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西の行者堂に到着。

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役行者に 家内安全を祈る。

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ダイトレのすぐ際を 大阪府森林破壊組合か 河内長野市森林破壊組合の破壊活動で崩れた山肌が見えてきた。

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このポイントは ダイトレから分岐して「十字峠」へ行く道があった。私が取り付けた標識が 寂しそうに取り残されていて、森林破壊組合の無残な破壊工事により、山道は見るも無残に姿を消して 今は道が分からない。

人が払った税金を好き勝手に使い 森林破壊組合はやりたい放題だ。

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杉尾峠を通過。おしゃべりに時間をとられ過ぎたので先を急ぐ。

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おしゃべりを終えて急ぎ足で歩き 40分で行者杉に到着。午後1時10分になったのでこの小屋で昼食とする。

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午後2時に出発。神福山を回れば紀見峠に午後5時過ぎに帰着するので、今日は諦めて、神福山は中止して紀見峠へ向かう。

山の神で ダイトレと分かれて紀見峠宿場町方面へ向かう。

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山ノ神に無事に山歩きが出来たことを感謝してから通る。

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しばらく歩くと畑に出た。

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やがて集落に出た。

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ここに出た。民家の庭先だ。

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いつもながらののんびりとした宿場松集落跡を散策しながら峠へ下る。

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岡潔先生生誕の地石標を通る。京都大学時代には岡の講義を 湯川秀樹、朝永振一郎なども 受講して感銘を受けたという。

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高野女人堂へ六里の石柱を過ぎれば もう「ダイトレ紀見峠」だ。帰りは2時間で到着したので、午後4時だった。

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この日ダイトレで見た花や実

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白嫁菜 別名山白菊はダイトレのあちこちで咲いていた。

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こちらは 紺色の野紺菊。

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紫式部のきれいな紫色の実があちこちで成っていた。

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こちらもあちこちで見た 「蔓樒(つるしきみ)」の赤い実。

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