ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

伝えたいことを感じる

2024-06-30 22:29:40 | 雑記
今日は神戸部活で兵庫県立美術館に行ってきましたよ。
安彦良和展が催されていたので。
朝から行くとかだったらパスしてたけど、昼からだから行こうとなった。
で、参加者全員遅刻w(私はのぞく)
これ、LINEとかのない時代ならめんどくさいことになってたと思う。
まあ、私は待つの平気な人間だからいいのだが……(むしろ待たせるのがキライ)。

内容ですが、歴史とか神話に関する造詣の深さを感じましたね。
作品の背骨としてそれが存在している。
このへんが闘争関係で逮捕歴があるという人生ともかかわるかな。
変な話、こういう部分がAIでは出せない部分じゃないかと思ってるんですよね。
ちなみに、おみやげとしてはダーティペアの小説買ったw

で、帰ってからユーフォの最終回鑑賞。
まあ、いい終わり方でした。報われるにふさわしい積み上げを示してくれたと。
エンタメ作品では、結果はどうとでもできるんですよ。
たとえ100点差ついた野球でも、最終回に引っくり返せる展開にはできる。
それに説得力が伴わないとつまらんだけでw
ユーフォの場合は、全国金を目指すために実力主義を採用するというのが前提としてあるわけでね。
中世古先輩がソロできなかったのはそういうこと。
それに対して、久美子が3年のときに「久美子を中世古先輩の立ち位置に置く」という展開をみせた。
当て馬である真由は「そこは別に厳密にやる必要なくない?」というけど、
1年のときに麗奈をソロに推した久美子にはそれはできない。
自分のときだけ甘いルール採用することになるからね。
しかし、部員の中にも「どちらも『それほど変わらないのなら』久美子でいいんじゃないの?」と思ってる人もいる。
そして、真由は「音に関しては決して手抜きできない」。
ここで、最後の審判者として麗奈にご登場いただき、

・麗奈が選んだんだから「久美子のほうが間違いなくうまかった」
・麗奈が選んだんだから「一切私情ははさんでない」

どちらのほうを見せたかった、ということになる。
私は、後者を選んだ方がすっきりすると思ったんですよね。
真由という強力なライバルをぶつけ、それに勝つことで久美子の実力をわかってもらうというやり方もあるんだけど、
先に書いた通り、エンタメでは結果は好きなように書けるから。
で、全国金をとるために定めた前提をぶらしてないということを明確にした方が、ラストの説得力が増すと思ったわけ。
久美子はソロは吹けなかったけど、久美子が部長でなければ全国金には届かなかった、と感じられたよ。
そういう部分を私は評価するのね。
コメント
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