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SONY DD-IC200が、非常にお気に入り

2007年11月07日 05時58分10秒 | 技術感想
評論家になれるほど、詳しいというわけでなく、まぁ、最小限の辞書しか持っていないのですが、ただ、なんだか、結構、辞書を使うのが好きな方です。

普段、一番、頻繁に使うのが、やはり、電子辞書になってしまっていて、SONY社製のDD-IC200というモデルで、今、調べたら、2000年発売ということで、7年ぐらい、ほぼ、毎日、使っている機械みたいですね。

http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200004/00-0419/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3053.html

このSONY DD-IC200は、筺体が、普通のプラスチックで、表面の銀メタの塗装が削れて、白っぽいまだらになってしまっていて、SONYのロゴも見えなくなっているし、周りからみると、ボロボロという感じになっています。ただ、実は、内心、このクタクタ具合が結構、気に入っていて、愛着を持っていたりします。
特に、紙の辞書が、汚れて、クタクタになってくると、うれしいじゃないですか、それと同じ感じです。

この電子辞書のコンテンツのプログレッシブ英和/和英、岩波国語と、コンテンツとしては、今一歩、気に入らないのですが、使い勝手が、非常に使い勝手が良くて、この電子辞書を作った技術者と、非常に趣味が合う感じがしています。アルファベットを入れていくと、リストのインクリメンタルサーチになって、特に、長い単語などの入力で重宝しているというか、なんだか、紙の辞書を引いている感じがするんですよね。紙の辞書を引くときは、ページの上の単語で範囲を狭めながら、目的の単語にたどりつくじゃないですか、なんとなく、リストのインクリメンタルサーチの感じに似ている感じがします。そして、近寄ってきたら、カーソルを移動して、目的の単語を選ぶわけですが、そのカーソルを移動している過程も、紙の辞書で範囲を決まって目で単語を追っている感じなのです。そして、目的の単語に到達して、その単語の説明を読んでいるときにも、DD-IC200は、スクロールすると、その前後の単語も表示されてしまうのですが、これが、なんだか、紙の辞書の雰囲気を醸し出しています。
あと、履歴機能とかも、かなり、使うのですが、これって、紙の辞書で、いろいろに単語のところに、指をはさんで、いったりきたりする感じですね。

これまでに電子辞書は、DD-IC200しか買っていないのですが、ただ、この紙の辞書のように使えるDD-IC200でなかったから、ここまで、使わなかったのではなかろうかと、常々、思っています。

さらに、電子辞書で、一番、便利なのは、ジャンプですね。この便利さは、紙の辞書には絶対に真似できない。和英で単語を調べても、結局、英和で単語を調べることになりますが、電子辞書だと、いきなり、ジャンプできますからね、これは、すごい。

ちなみに、DD-IC200のコンテンツが気に入らないと不平を言っていますが、実は、DD-IC200の名刺サイズは、非常に気に入っているのです。ひとりでもくもくと作業をするときには、電子辞書は大きい方が使いやすいのかもしれませんが、ただ、電子辞書の検索スピードは、紙の辞書の比ではないので、結構、打ち合わせ中とかでも、使えちゃたりする場面があります。こんなときには、この名刺サイズは、目立たなくて、結構、良い感じです。で、ここまで画面が小さくなると、たぶん、ジーニアスみたいな説明が多い辞書になってしまうと、スクロールするのが面倒なので、たぶん、プログレッシブみたいな各単語の説明が少ない方が、この辞書には、マッチしているのでしょう。

DD-IC200も古くなってきたので、さすがに、新しい内容の電子辞書の購入を検討しようとしています。ただ、たふん、DD-IC200は、打ち合わせや研修などに持ち歩くときには、こっそり、しのばして、非常用の辞書として使い続けそうな気がします。(研修だと、結構、手書きでレポートを書かされることが多いのですが、最近、漢字が出てこないですよね、研修には、辞書は、必携です。)


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