HongKong Bla-Blog (旧Shanghai-Bla-Blog)

-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

宜興日帰り出張(1)

2007-10-16 23:59:59 | ニッキ
 

今日は工場訪問で宜興へ行きました。
宜興といえば、お茶の急須などで使われる紫砂茶器で有名なところ。一度ゆっくり急須などを見てみたいと思っていたものが、予想だにしていなかった出張という形で実現することになりました。
宣興には無錫経由で電車で行くこともできますが、今回は複数の訪問先があるということでクルマで行くことに。
宜興までは上海から3時間程度の道のりです。
近づくにつれ周囲には緑が増えて、ずいぶんと田舎に来たという風景。
稲穂がすっかりと黄金色に色づいて、もう秋が訪れていることが分かります。そう、もう10月なんですよね。
宜興の街を走れば、道路の右にも左にも焼き物関係の店が見えて、店先の地面に壷やら鉢やら瓦やらが並べられていました。そして行きかう車の荷台には焼き物。
どこを走ってもこの街が焼き物の街というのが分かります。
紫砂の壷を扱う店もそれはそれはたくさんあって、高速を降りた後、茶器を扱う店がずらーーーっと続いていました。
仕事が終わってからの道すがら、その中の数軒を覗いてみましたが、正直素人の私には何がいいやら悪いやら、安いやら高いやら分からずじまい。手作りや機械作り、土の違いなどあるようですが、奥が深すぎる感じです。
ということで、ふらっと立ち寄った程度では購買意欲をそそられることもなく、上海へ戻ることとなりました。また改めて仕事以外で行きたいものです。

帰り道では当然の大渋滞。帰りは4時間近くいかかってしまいました。最近の上海の路は路混みすぎです。
会社に戻れば衝撃人事メール!対応は明日かな。

ゑどやリベンジ

2007-10-15 23:59:59 | シャンハイグルメ ★4~5
北京のダーシーさんが上海にいらしているので夕食をご一緒しました。
いろいろ考慮しつつ、今日は南京西路のゑどやへお連れしました。
ゑどやは、上海で食べるラーメンで、かなり好きな味のラーメンを出す店。
ただ、前回行った際には少しだしの味が減っていて、おやっ?と思ったのも事実。今回はリベンジの意味も混めての訪問となりました。
結果から言えば、味はまた元に戻っていて、その他の料理の味も全般的にはイイ感じな印象。よかったよかった。
上海の店では、何せ味の乱高下、特に時間を追うごとの下落が激しい店が多いので、こうして復活していてくれると嬉しくなります。
和食の店では、舌が慣れている分その辺の違いを余計に感じるのですが、最近では中華の店でも味が下落している店がちらほらでてきているよう。私の中でも上位にしていた中華の店で同様の体験があり、次に行くのが怖くなってる店があります。味のイイ店では料理人の引き抜き合戦なども行われて、実際はかなり味が変わっているのかもしれません。
まぁ、人間の(しかも私の)舌なんてもんはその場の雰囲気とか、体調とかに左右されるものなので、本当に味が変わったかどうかも怪しいもんなんですけどね。
ということで、今までも(これからも)好き勝手に書いていますが、話半分にてお願いします。
 ★★★★☆(4)
 ゑどや
 上海市陜西北路278号8楼
 Tel: 021-6288-3375

久々の再開ではデジイチの話で持ちきり。やべー欲しくなっちゃってるじゃないですかー。

鳥膳

2007-10-14 23:59:59 | シャンハイグルメ ★1~3
 

無性に焼き鳥が食べたくなって、友人家族と鳥膳に行きました。
鶏膳は古羊路の春夏秋冬などが入っているビルにあります。
この銭江商務広場というビルは、古北銀座とも呼ばれているようで、下から上まで飲食店で埋まっています。
4階には日本料理が集まっていて、エレベーターを降りると、まずは春夏秋冬、しゃぶしゃぶのおれんじ亭、日式焼肉のお台場と、前を通りかかるたびに「いらっしゃいませ~!どうぞ~!何名様ですかー!?」と大声で挨拶(呼び込み?)されます。
ワンフロアーに店が密集しているのでしょうがないですが、若干居心地悪いような気になります・・・。
鳥膳では、某フリーペーパーを見たと言うと、鍋が割引されるとのことで鳥鍋を注文。その他、ねぎまからつくね、ぼんぼち、レバーなど一通り焼き鳥を注文してみました。
どれもまぁまぁという感じでしたが、レバーはトロトロで臭みもなく美味しかったです。
食後の塩ラーメンは、市販のラーメンみたいな感じ。全体的にはフツーに美味しいというところかな。
 ★★★☆☆(3)
 鳥膳
 上海市伊犁南路111号 銭江商務広場4楼
 Tel: 021-5153-2468

昼間はずっと家で片付けの一日。国慶節のあれこれがやっと片付きそうです。

予防接種

2007-10-13 23:59:59 | ニッキ
チビの予防接種のために病院へ行きました。
予防接種の項目を見ると、次々と打たねばならないものが並んでいるので、スタンプラリーのように打っているという感じ。
今日の接種は、肺炎球菌とA型肝炎です。
接種する注射は、生薬なのであらかじめ予約してからです。予約後香港より薬を輸入するのだとか。
到着して診察を受け、「そういえばインフルエンザ(フルショット)も受けないといけないですね」と話してみれば、「じゃあ今日やったほうがイイよ」とのことなので、今日は3本の注射をすることになりました。
一日に3本もやっていいものか不安なため、何度も確認したのですが問題ないとのこと。
ということで、不運にも一本増えてしまいました。かわいそうに。
こちらで予防接種するときには、薬を開封前にしっかりと見て、使用期限をしっかりと確認し、問題ないことを確認してから開封、接種となります。
国内ではよっぽど、薬違い、使用期限切れ、二次使用、というのがあるのかな、と邪推してしまいます。
皆で手足を固定されて、泣いているところに左右の足に二本同時接種、そして右腕に一本接種し、大泣きの中予防接種が終了しました。
ということで、まだまだ予防接種ラリーは続きます。がんばれ。

予防接種後は結局出社。
朝夕が寒くて昼間は結構暖か。体調崩しそうです。

洪長興 -部内結婚お披露目会-

2007-10-12 23:59:59 | ニッキ
 

今日は、部門内で結婚した方のお披露目会ということで、南京東路の洪長興へ行きました。
洪長興はご存知、羊肉のしゃぶしゃぶのお店です。
会場では、花嫁さんがしっかりと赤いチャイナドレスでいらっしゃって、ちょっとしたパーティのような雰囲気でした。日本でお披露目貝というと普段着なのでちょっとビックリ。気合入ってます。
中国の結婚式では国の広さもあり、お互いの実家のある場所で結婚式を開催するというのが一般的なようです。
式の前には、花婿が花嫁の家に迎えに行くという行事をやるみたいなですが、たどり着くまでにが親戚が妨害するために待っていて、彼らにタバコやら紅包(オカネ)やらを配ってそこを通してもらい、花嫁の下に到着するのだとか。日本でもどっかの田舎で同じようなことをしてなかったっけ。
そして、無事出会えた二人は結婚式へ。
結婚式でもやはり結構なオカネを使うと思うので、そんなこんなを含めるとこちらで結婚式を挙げるということはかなり大きな出費だと思います。
しかも今回のように二人の職場でも、もしくは二人の友達と、などとなると結構な数のパーティに参席せねばならないのかも。大変ですね~。
花嫁は、見慣れぬ人々と異なる空気に困惑気味でしたが、周囲に気を遣いつつがんばってました。ま~これからもいろいろあると思いますが、がんばって欲しいもんですな。
さて、久々の洪長興。国営ならではの大柄な店員でしたが、やっぱり味はイイです。
またゆっくり来たいものです。
 ★★★★☆(4)
 洪長興羊肉館
 上海市広西北路288号10楼
 Tel: 021-6352-9700

会を途中で失礼して、ヨメ&チビを迎えに浦東空港へ。浦東空港はまったく路上駐車ができなくなっていました。

2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会上海

2007-10-11 23:59:59 | ニッキ
2007年10月2日から今日11日までの10日間、「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会上海」が開催されていました。
高架路を走ると、この日程と障害を持っているらしき男の子の写真があったことから、勝手に「パラリンピック」が開催されるものだと考えていました。
しかしこの二つを調べてみると、まったく違うことが判明。Wiki記事によれば、
「パラリンピックとは、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee、略称IPC)が主催する身体障害者を対象とした世界最高峰のスポーツ競技大会。オリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。」
「スペシャルオリンピックス(Special Olympics:SO)は、知的発達障害のある人の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織。いつもどこかで活動しているということから、Special Olympics と複数形になっている。」
とのこと。
平たく言えば、パラリンピック=身体的障害者向け、スペシャルオリンピックス=知的発達障害者向け、ということでしょうか。
スペシャルオリンピックは、第11回(2003年) ダブリン(アイルランド) の次で、第12回(2007年)上海(中国) が開催されたそう。
ということで、こんな世界的なイベントが国慶節から開かれていました。
このイベントに関しては、帰国していたということもありノーチェック状態。なぜ知ったかといえば、上海に戻るとタクシーの運転手が皆オレンジ色のシャツを着ていたから。
「あれ、最近ではタクシーの運転手は皆同じ格好するようになったの?万博の影響とかで?」
「いや、何かスポーツのイベントが、2日から11日までやってるからなんだよ」みたいな感じで。
それにしても10万台いるというタクシーに、全員Tシャツを配ったというのは、結構すごいことなんじゃないだろうか。
万博を前のちょっとした予行演習のつもりかもしれないですが、この徹底振りには驚かされます。
さて、万博ではどんな徹底振りを見せてくれるものでしょう。

今日は同僚とスタミナ苑へ焼肉に。また飯をぐいぐい食ってしまいました。

Shanghai-Bla-Blog 三周年

2007-10-10 23:59:59 | ニッキ
本日、Blogを始めて3周年を迎えました。
コドモが生まれて以前より外出も減り、新ネタも集まりづらくなってきているのですが、引き続き皆様にご覧頂けていることに感謝です。
私が上海に来たときと比べれば、既に上海でBlogを書かれている方がたくさんいらっしゃる昨今、特に新情報でなくても問題ない段階なのかもしれないですね。
そんなBlogもはや3年。私自身も上海という地に足を踏み入れて4年を迎えようとしています。
この4年で上海は大きく変化し、最近では万博に向けての変化がまた顕著に見えてきています。この浮かれた街の雰囲気、そして急速に変化する街を少しでも伝えていけたらと思います。
一年前よりBlogを続けようと前向きに思えるのは、この一年でツラいときに、ふと日記を見直して「オレ結構上海で楽しんでるじゃん」と思えたことで、いろいろなことを前向きに乗り越えられたからです。
何かそれがBlogに助けられているという気がして、続けることの大切さを感じた次第です。継続は力なり、ですね。
また、前向きになれるのは、何より書く励みになっている毎度お越しいただいている皆様のお陰でもあります。今は毎日400人(IP)くらいの皆様。
いつもお越しいただきありがとうございます。
稚拙な文章ですが、今後ともお越しいただければと思います。
話は変わり、最近ご覧頂いている方との素敵な出会いがあったり、上海在住及びゆかりの方から嬉しいメッセージを頂く機会があり、是非お会いしたいと思う方が何人もできました。そこで今年はオフ会的なものをやらせていただこうかなぁなどと考えたりもしてます。
まぁ大人数トリマトメというのはニガテなので、少しずつ直接お話しする機会があればいいかな。という軽い感じで。
すぐにActionというわけではありませんが、ご興味のある方もしくは心当たりの方はメール(yk05@goo.jp)でも頂ければと思います。
ということで、BLOGも四年目突入。
今後ともよろしくお願いします。

やっと国慶節の分のアップが追いつきそうです。お蔭様で毎日寝るのは2時またぎ。まーぼちぼちがんばりますよ。
あ。コメントいただいている方のBlogは覗いてますが、ROMだけになってますスミマセン。

NINTENDO DS のソフト

2007-10-09 23:59:59 | ブツヨク
日本でのブツヨクその2はNINTENDO DSのソフトを買うこと。
NINTENDO DSは、主要ゲーム機で人気のあったソフトを次々と取り込んで、今や史上最強のハードとの呼び声も聞かれるほどのハードに成長しているそうです。
ドラクエやらファイナルファンタジーやらは今や全部DSに移植されているとか。(すみません詳しくはワカラナイのですが)
このDS、従来のゲーム機と違っていわゆるゲーム以外の分野にも大きく踏み出しているところも魅力のひとつ。脳のトレーニングとかも流行りましたし、英単語なんかもありますね。
そんなDSのソフトで、何か新しいものがないもんかなーと覗いてみると、なにやら面白そうなものが並んでました。
・パズルゲームのピクロス。以前ゲームボーイだかでも熱中したゲームなので即決。寝る前に1つとかできるのがイイです。
・DS眼力トレーニング。視力以外のトレーニングができるとかいうやつ。視力も減退気味なので購入。
・大人のDS顔トレーニング。顔の筋肉を鍛えるとかいうカメラ付きのソフト。重力に逆らえなくなって来る前にやってみようって感じで。
・がんばる私の家計ダイアリー。人民元と日本円でごちゃごちゃになりそうな家計を記録できそうなので確保。
・パワプロクンのDS甲子園。久々に野球ゲームをということで確保。あんましやらないかも。
ってな感じでした。
ロールプレイングやアドベンチャーをやるヒマが取れなそう、という判断基準もありますが、やはりDSはゲーム以外の用途で使うのが面白い気がします。

上海めっきり寒くなりましたね。今日から上着着用。
オフィスの中は暑いのでビミョウですが、やっぱり朝夕は冷え込みます。

ナイスミディ・フルムーンメンバーアテンド

2007-10-08 23:59:59 | ニッキ
 

昨日、家に到着して一息ついたところで、日本からのお客さんからの電話が鳴りました。
と「今豫園だけど、どこで合流できます~?」との明るい声。
場所的にも流れ的にも、新天地で合流することにして早速出かけました。
小雨の降る中、ナイスミディ・フルムーンメンバー4名と無事合流。上海でお会いするのがなんだかちょっと違和感があったりしてネ。
新天地内をひとしきり見学した後は、軽くスーパーに立ち寄り地元の雰囲気を感じてもらって、その後、ちょいと早めに広東料理の翡翠酒家へ。
定番のチャーシューから、ホタテ、麻辣湯など、なるべく日本人好みの料理を選んでみました。最後にはこれまた定番の汁有り坦々麺を。濃厚なナッツと辛味を味わいました。
5人となるとタクシーに乗れないのでどうしようかと考えた末、バスで外灘に向かいます。外灘へは淮海公園前から42番バス。
外灘に到着してみると、7時半ごろだというのに、何とライトアップがされていませんでした。ビックリ今日はF1もあっただろうに。
確か以前の新聞で、節電だか温暖化防止だかの目的で、ライトアップを一時期中止したことがあったのですが、それと関係があるのかもしれません。
しばらくしたら、テレビ塔も半分ほどのライトアップになってしまいました。
こうなると、この場所に長居することは無用。
ということで、南京東路へ。
こちらでも、普段の週末は付いているだろうライトアップがついていなかったりして、少し寂しい雰囲気。国慶節で初めて上海に来られる人も多いだろうに、休み中くらい最後までやって欲しいものです。
南京東路の第一食品を軽く眺めて歩いていると、台風の影響でひどい雨が降ってきてしまいました。
そうなると、この場所ではタクシーも捕まらず。この先マッサージに行くにも結構歩かなきゃならない(+私の疲れもアリ)、ということで、本日のアテンドは終了とさせていただき、帰路についたのでした。
今回はタイミング悪く帰国と重なりましたが、是非またお越しくださいませ。

今日は朝から暴風雨の上海。横殴りの雨です。
そんな中、今日は日本から上司登場。この暴風雨の中で着陸できたとは、航空技術とは凄いですね。
22時頃まで会議、食事に行って店を出る頃には日付が変わってました。

国慶節休暇2007終了

2007-10-07 23:59:59 | ニッキ
 

長い休みを終えて、いよいよ上海に帰る日になってしまいました。
相変わらず、規定量ギリギリまで詰め込んだスーツケースを持って空港へ向かいます。
空港では、JALカウンターの行列を見て辟易していたところ、eチェックインという機械が目に付きました。
eチェックインは、預け荷物のない人向けだと思いつつも聞いてみると、eチケットなら問題なく使えるとのこと。
早速機械の前に立ち、パスポートを差込口に入れれば、自分の予約した座席が登場して、座席を変更するか選ぶことができました。
その後マイル登録などの画面を経て発券。そして荷物をカウンターに預けて完了。
あっという間にチェックインが終了してしまいました。これはかなり使える印象です。手元にチケットがなくて少し不安な気もするのですが、この便利さを体験すると次も是非eチケットにという気になってしまいます。
その後、本を物色して、みち子の焼鯖の空弁と辛子明太子を確保して荷物検査へ。
現在成田空港では北ゲート側の工事をしている関係で、南ゲートが行列していました。よって、わざと北ゲートに行ったらこれが正解。全く待たずに荷物検査場を通過。出国検査も行列はほとんどなく通過することができました。
チェックインも含めたら30分近く短縮できたんじゃないだろうか。プチハッピーを体験でした。
上海に戻れば、あいにくの天気。浦東空港は急ピッチの工事で、もうひとつのターミナルの概観が完成していました。もうじきこの空港も変わっていくんでしょう。しかしこの万博に向けた動きってスゴイですねぇ。

台風の影響で、夜から風雨が強まってきました。明日はどうなることやら。

フリクションボール

2007-10-06 23:59:59 | ブツヨク
日本から送られてくる日経ビジネスを読んでいて、気になっていた商品がこちら。
フリクションボール。
既に日本ではヒット商品となっているのでご存知の方が多いかもしれません。
フリクションボールというこのボールペンは結局「消せるボールペン」なのですが、その消え方が従来のものと違い「温度変化により消える」というところ。
ムリヤリに砂消しゴムで消すわけでも無いし、従来の消えるボールペンのようにインクが紙に染み込んでいなくてこすれやすかったりするわけでもなし。
このボールペンの場合は、60℃以上になるとインクが透明になって見えなくなるというカラクリでした。
予定通り、銀座の伊東屋に立ち寄って試し書きしてみたところ、その消え方が実に見事なので数本まとめて即買いしてしまいました。
フツーのメモ書きにこれを使う必要性はあまりない気がするものの、新たに注文した2008年の手帳では重宝しそうです。手帳に書くのって、ボールペンだと修正した時に汚くなるし、だからといって鉛筆だと擦れて汚くなったりするので。
使うの楽しみだなぁ。

今日は、上海でお友達になったMさんちに遊びに行きました。
お二人ともお元気そうで何よりでした。ご懐妊中の奥様はご出産予定日を過ぎていましたが、もうしばらくかかるみたいでしたね。
(その後9日に無事ご出産。おめでとうございます)

奄美で食べた果物たち

2007-10-05 23:59:59 | ニッキ
 

旅行に行くとスーパーに行くのが楽しみなワタクシ。特にその土地ならではの果物などがあればサイコーです。
今回、秋なので期待していたのですが、残念ながらほとんど地元でも食べられるようなものばかりで残念でした。そんな中、こちらならではということで食べられたものは、ばんしろうと呼ばれる果物=グァバでした。
グァバは上海でも店に売っていますが、ほとんど甘くなくて甘くない洋梨のような感じでした。グァバってお菓子とかジュースとかだとかなり美味しいのになぁ、と思っていたもの。それをこちら奄美で発見。
グァバの甘酸っぱい匂いは結構強烈で、部屋中がグァバの匂いで包まれるほどでした。
洗ってからかぶりついてみると、甘酸っぱくて美味です。緑色の皮の中には薄ピンク色の果肉でした。味は全然違うけど歯ざわりとかは熟れすぎていないイチジク系な印象でした。ウマい。
ほかには、無性にあけびが食いたくなって、探していたら偶然発見。
あけびといえば、子供のころに野山に遊びに行ったとき、ツルに絡まって木にぶら下がっているのを、木に登ったり木の棒でつついたりして食べるものでしたが。
久々に店で見たアケビはしっかりとした紫色。こんなキレイじゃなかったよなーと食べてみると、昔感じたような、想像していたような甘さはなかったものの、和菓子のような優しい甘みが口に広がって美味しかったです。種をぷぷぷぷぷ、と出すのもコドモのようで楽しいもんでした。
いや、こういう食いもんを手に入れようと思ったら手に入る日本ってやっぱシアワセですよ、やっぱり。

今日は都内へ買出しへ。秋葉原のヨドバシで、Canon D40やらPowershot G9の誘惑されつつ、今回はガマンとしときました。

奄美旅行総括

2007-10-04 23:59:59 | ニッポン

奄美旅行統括。
国慶節休暇をどう過ごすかと悩んでいる中で、突如決定した奄美旅行。上海で親しくさせていただいているH氏の帰郷がなければ、考えも付かなかった旅行でした。
正直言って、日本に住んでいても奄美大島に旅行に行くということは、旅行の選択肢として非常に考えづらい場所だと思います。
国内でビーチリゾートに行くなら沖縄が思い浮かぶだろうし、沖縄に飽きてきたら沖縄の離島。その次に考えるビーチリゾートとしてはハワイやら、アジア圏のリゾートではないでしょうか。ビーチリゾートにこだわらなければ、上海とかソウルの方が手軽だったりしてしまうということからも、微妙な立ち位置にあると思います。

何より奄美大島という場所から想像できるものが少なすぎる。行くことを決まった私でさえ、ガイドブックを見ても綺麗な海以外、この島のイメージがつかないという状況でした。
行ってみて分かったのは、奄美大島には非常に美しい自然や食べ物や島唱など、見どころがたくさんあるということ。
でも残念でならないのが、ガイドブックなどでもその扱いが横一線で十分に良さが説明できていないし、実際の場所も整備が足りない印象を受けました。つまり観光地として未整備。

何かうまくやれば、もっとイイところというのが印象付けられて、活気ある場所にできるような気がするのですが。
まぁ逆に言えばその観光観光していないところが、この島の魅力と言えるのかもしれません。ひょっとしたら島自体もそれを望んでいないのかも。

私はまた機会あらば、またこの島に行きたいと思っています。その時には大島紬の着物でも作ってみたいですね。
そしてもっと、のんびりとしつつみっちりと島唱に耳を傾けに行きたいです。
最後に、今回の旅行に踏み切らせてくれたきっかけと、現地でのすばらしいアテンドをしてくれたH氏、並びに快く迎えてくれたご家族・ご親戚の方々、そしていろいろお気遣い頂いた社長にこの場を借りてお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。

今日は朝からチビの一歳半検診に同行。さすがに平日、お母さんばかりで肩身が狭いです。
昼間は買出し、夜はチビを寝かしつけてから映画館でクローズドノートを見てきました。最近いろいろありますが池尻エリカの演技はすばらしかった。特に台詞のないトコの演技は秀逸。映画自体の出来はまあまあかな。

奄美旅行(4)

2007-10-03 23:59:59 | ニッポン

最終日の今日は、早朝の磯歩きからはじめました。
この時間だとまだ太陽は上がる途中で涼しげな風が吹いています。まだ冷たい海に足をつけて磯を歩くと、もうずいぶん目が慣れてきていて、水の中のウニや貝などをすぐ見つけることができるようになっていました。もう最終日というのが残念でなりません。

まず龍郷の山に立ち寄り、龍郷の街を望みます。
この高台からは、左に東シナ海、右には太平洋というような、奄美の島のくびれた部分が見えて、島をはさんで二つの海が広がっている風景を見ることができます。
今日も薄曇なのが残念でしたが、島にいることを感じさせてくれる風景でした。
 

次にソテツ群生地へ。ソテツは関東でも見かける植物ですが、奄美に来て道の脇に生えているのを見て、やはりこの植物は南の植物なんだということを実感しました。
そして、この地で見るソテツは非常に力強くて、群生しているのを見ると怖さを感じるほどの力を持っていました。その群生している様子は非常に美しくもありました。
 

そして、次に向かった先は、金作原原生林。
58号側から、車が一台ギリギリで通れるような細い山道を上がっていきます。前半は舗装もされていない道路で、この道であっているものか一瞬不安になるほどでした。
そこから20分ほど草の生い茂る道を上がっていくと、左右には巨大なシダの葉が車の左右にせり出してきていて、原生林という名から想像できるような風景になってきました。
シダの木は、椰子のように巨大になり、ひとつの葉が1.5メートルもあろうというほど。サトイモのような葉も1メートル近くあって、映画で見る恐竜が闊歩していた時代を思わせるような風景が広がっていました。
原生林という名前どおりの雄大な風景でした。
この山越えは非常に険しくて、後部座席に乗っていた我々は車酔い気味、こすらないように、落ちないように運転してくれた友人もかなり疲れたのではないかと思います。

そして車は一路東シナ海側を南に走ります。東シナ海側は海の脇にすぐ道路が沿っていて、その脇にはすぐに絶壁が広がります。
よって、太平洋側と違って砂浜はなく一気に深くなっているようで、海の色が青く陸地も岩が顔を見せているせいで、非常に殺風景で寂しい印象があります。
そして到着したところは徳浜の断崖と呼ばれる場所。

こちらでは絶壁が海に向かってせり出ていて、断崖絶壁の岩山と、それに空いたトンネル、そして自然に開いた穴が見ることができました。その極端な岩のそそり立つ姿を見ると、何か神々しさを覚えるほどでした。
このような青い穏やそうな海と、切り立った岩というのがこの東シナ海側の特徴のようで、リゾートらしくない荒々しさを感じました。
最後に、大浜に立ち寄って、高倉という高床式の貯蔵庫を軽く見学。帰路につきました。
奄美空港からは18時55分發のJALにて。
おかげ様で、みっちり奄美を北から南まで体験することができた旅行でした。

奄美旅行(3)

2007-10-02 23:59:59 | ニッポン
 

3日目は近場をということで、北を目指します。
まず初めに自衛隊のレーダーがあるというに登り、笠利の街を一望。臼曇なのが残念ですが、眼下にはサトウキビ畑、前には碧の海が広がってこれまた絶景でした。

途中、土盛海岸というところに立ち寄ります。白い砂と緑と青の海のコントラストが美しいです。

奄美の観光案内には必ず載っているあやまる岬という場所。岬には展望台があり、切り立ったがけの下には蒼と碧の海が広がる絶景が広がります。風が強く飛ばされそうなほどでした。
そして最北端の用岬で、自然の湧き水の中にいる手長エビを見て、赤木名を通り町へ。北の岬をぐるっと回って、太平洋から東シナ海に出た形となりました。

東シナ海は太平洋と比べて、青さが濃い海です。
恐らくは、太平洋側より岸からすぐに深くなっているからだと思うのですが、その分少し寂しいような印象を受けます。

今日は早めにホテルへ戻ります。ホテル前の海は浅瀬になっていて、様々な貝やバフンウニなどが見られました。
以前に比べると、少なくなったとの話でしたが、今なおすぐ散歩しだたけで見つけられるような豊かな海でした。

また、天然記念物のムラサキオカヤドカリにも出会うことができました。天然記念物に会えるというのも豊かな証拠なのかもしれません。
ゆったりとリゾートの一日を過ごし、夜は地元の魚の店へ。
 

こちらでは、グリーンメタリックの皮を持つ魚、エラブチーやら名前を覚えられないほどの刺身や煮つけ、そして巨大海老などを頂きました。南の魚だからという話でしたが、どれも美味しかったです。やはり日本の海の魚はどこも美味しい。
また、こちらでなければ食べられないものということで、かなり無理を言って仕入れてもらったのがハリセンボン。そう、あの怒るとトゲトゲになるあれ。ある程度の大きさでないと食べられないというこいつは、奄美でも貴重なものらしいのですが、今回ツテをたどって手に入れていただきました。
から揚げにされたハリセンボンはふぐのような歯ごたえで、鶏かと思うほどの弾力で美味。
もったいないのと美味しいので歯でこそげつつ、一心不乱煮に食べました。
酒は黒糖焼酎。すこし臭みがあるながらも、飲み込むと口の中に黒糖の風味が甘さとなってふうわりと広がります。地元の料理にはやっぱり地元のお酒がイチバンです。
と、こんな感じでいい感じに酔っ払いになりつつ奄美の3日目は過ぎていきます。