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奄美旅行(3)

2007-10-02 23:59:59 | ニッポン
 

3日目は近場をということで、北を目指します。
まず初めに自衛隊のレーダーがあるというに登り、笠利の街を一望。臼曇なのが残念ですが、眼下にはサトウキビ畑、前には碧の海が広がってこれまた絶景でした。

途中、土盛海岸というところに立ち寄ります。白い砂と緑と青の海のコントラストが美しいです。

奄美の観光案内には必ず載っているあやまる岬という場所。岬には展望台があり、切り立ったがけの下には蒼と碧の海が広がる絶景が広がります。風が強く飛ばされそうなほどでした。
そして最北端の用岬で、自然の湧き水の中にいる手長エビを見て、赤木名を通り町へ。北の岬をぐるっと回って、太平洋から東シナ海に出た形となりました。

東シナ海は太平洋と比べて、青さが濃い海です。
恐らくは、太平洋側より岸からすぐに深くなっているからだと思うのですが、その分少し寂しいような印象を受けます。

今日は早めにホテルへ戻ります。ホテル前の海は浅瀬になっていて、様々な貝やバフンウニなどが見られました。
以前に比べると、少なくなったとの話でしたが、今なおすぐ散歩しだたけで見つけられるような豊かな海でした。

また、天然記念物のムラサキオカヤドカリにも出会うことができました。天然記念物に会えるというのも豊かな証拠なのかもしれません。
ゆったりとリゾートの一日を過ごし、夜は地元の魚の店へ。
 

こちらでは、グリーンメタリックの皮を持つ魚、エラブチーやら名前を覚えられないほどの刺身や煮つけ、そして巨大海老などを頂きました。南の魚だからという話でしたが、どれも美味しかったです。やはり日本の海の魚はどこも美味しい。
また、こちらでなければ食べられないものということで、かなり無理を言って仕入れてもらったのがハリセンボン。そう、あの怒るとトゲトゲになるあれ。ある程度の大きさでないと食べられないというこいつは、奄美でも貴重なものらしいのですが、今回ツテをたどって手に入れていただきました。
から揚げにされたハリセンボンはふぐのような歯ごたえで、鶏かと思うほどの弾力で美味。
もったいないのと美味しいので歯でこそげつつ、一心不乱煮に食べました。
酒は黒糖焼酎。すこし臭みがあるながらも、飲み込むと口の中に黒糖の風味が甘さとなってふうわりと広がります。地元の料理にはやっぱり地元のお酒がイチバンです。
と、こんな感じでいい感じに酔っ払いになりつつ奄美の3日目は過ぎていきます。

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