F1上海グランプリ2005 決勝

　
今日はF1上海グランプリの決勝でした。
サーキットのフェンスの外には、バッタモンのグッズの客引きの姿がたくさん。とてもバッタモンとは思えないものがあるのは、恐らく製造元がホンモノと同じからなのでしょう。いわゆる横流し品。中国ならではです。
晴天に恵まれ、今日も全開走行の音と衝撃を体感できました。
決勝の方は2回もイエローフラッグでセーフティカーが入った波乱の展開でした。M.シューマッハはウォームアップの際にクラッシュした後、新たな車で参戦するも、イエローフラッグ中にスピンしてしまいリタイアとなってしまいました。昨年の上海GPでもM.シューマッハは予選とレース中にスピンしたと記憶しています。上海サーキットとは合わないのでしょうか。
また、佐藤琢磨の方も最後尾から巻き返して行って、最後のB・A・R HONDAで来年に続くような結果が出るかと期待していましたが、目の前のコーナーでリタイアという結果になってしまいました。まさかこんな最後とは・・・。う～ん残念。
応援する両選手がリタイアした後は、さてどうしようという感じでしたが、レースの方は順当にルノー、アロンソが優勝して幕を閉じました。
いずれにせよ、上海駐在ならではの年に一度のイベントでした。楽しかった～。また来年も行けるんかなぁ。

街中に戻ってきてから、皆で夕食。水分不足なのかえらくビールが効いてきます。炎天下で体力も消耗している様子。早く寝ましょ。

F1上海グランプリ2005 予選

F1上海グランプリの予選に行ってきました。
上海サーキットに行くのは、昨年のF1、今年のMotoGPに引き続く3回目です。今回のサーキットは前回2回の中でも最も人の多いものでした。
サーキットの方も回を重ねるごとに経験を積んでいたようで、バス乗り場へのガイドも分かりやすくなっていたり、人の集まる場所の案内も適切な人の配置をしたりして、かなりスムーズになった印象です。その分融通という面はかなり効きづらくなった模様。ま、それでいいんです、この国は何せ人が多いんだから。
予選ですらこの人の入りなので、明日の決勝はさぞ恐ろしいことになるんだと思います。
さて、肝心の予選ですがルノーが強さを見せ付けて1-2フィニッシュ。今年のルノーは本当に強いですね。佐藤琢磨は最後のB・A・R HONDAでの勇姿。明日の決勝では一つでもポジションを上げて欲しいものです。
忘れかけていた、身体に感じるF1の衝撃に似た爆音。やっぱイイです。

涼しいかと思いきや日差しの強い一日でした。明日も水分不足に注意です。

天津出張③～炸醤麺～

開発区にある「大碗居」という古い中国の建物を思わせるような店で、昼食に炸醤麺（ジャージャー麺）を食べました。
炸醤麺といえば、麺の上に肉味噌が乗っかった料理で日本でもおなじみの料理で、麺の上にキュウリと肉味噌が乗っかっていて、それを混ぜて麺を食べる料理というヤツです。
その炸醤麺は、元々北京が発祥の料理のようで、北京に程近い天津でも本場の味を味わうことができました。
注文すると、ちぢれ麺のドンブリとキュウリ、インゲン、モヤシ、枝豆ののった小皿を持ってきて、それをリズミカルにそして無造作に麺の上に撒いてくれます。
それに肉味噌を自分で好きなだけかけて、混ぜて食べるわけです。写真の方は混ざったのを若干手直しして撮影しました。日本の冷やし中華の原型を感じさせる具のラインナップです。
肉味噌のほうは日本のような挽肉ではなくて、塊の残った肉が甜麺醤（テンメンジャン）に入っています。北京ダックを思わせる甜麺醤の味が広がって美味でした。甜麺醤を使うのは北方料理の特徴なのでしょうか？
麺の方も日本を思わせるような中太のちぢれ麺。歯ごたえもあり満足感たっぷり。

昨日の寒さとは打って変わって快晴の空に日差しが厳しい一日でした。結局コートの出番はナシ。
空気の綺麗な天津から、空気の濁った上海へ到着。空港やホテルにはF1の追っかけの人影がチラホラ。
フェラーリチームは今年もグランドハイアットで、ベンツのリムジンを借りているとか。運転手には昨年は服を一式だったのに、今年は帽子だけだと言ってました。シブいなぁ。

天津主張② ～北京天壇公園へ～

今日の訪問先は北京です。
初の北京だと前日からはしゃいでいたら、皆が気を遣ってくれて「一ヶ所くらい観光に行きましょう。」ということになり、5:00起きで北京の天壇公園へ向かうことになりました。（天安門は客先から遠いからNG)
まだ夜の明けていない天津を出発し、北京に近づくにつれ徐々に明るくなって、外が見えるようになってきます。上海の急激に作りあげられた都市と比べて、北京の街の緑も建物も自然に感じます。街を走る自転車一つをとっても中国的で自然な雰囲気に感じました。（色眼鏡で見すぎかも・・・）
全般的には北京は非常に落ち着いた威厳ある都市という印象を受けました。
そして小雨のぱらつく中、天壇公園へ到着。
天壇公園は上海の公園と同じく、老人たちの憩いの場となっており、肌寒い空の下で、たくさんの老人たちがそれぞれの趣味のグループに分かれて、太極拳をしたり、社交ダンスをしたり、胡弓を演奏したりしていました。
天壇は明清時代に皇帝が天に五穀豊穣を祈ったところで現存する中国最大の祭祀建造物とのこと。
歴史を感じさせる円型の建物は、当時の栄華を伝える巨大さと美しさで見るものを圧倒させます。
一直線に伸びた石畳の路に皇帝とそれにひれ伏す無数の従者達が600年近く前にこの場所にいたのを想像するだけで、感動してしまいました。来て良かった。
やっぱり北京は、ゆっくり観光で来たいものです。
（天壇には40分ほどの駆け足での訪問で、アポイント時間には訪問先に向かい、しっかりと仕事しましたので、会社関係の皆様はご安心くださいませ）

昨日とは打って変わって涼しい北京・天津でした。油断してにコートをホテルに置いてきて大失敗でした。
並木も黄色く色づいています。

天津出張①

出張で天津に来ています。
上海より若干肌寒く感じる天津は前回に引き続く2回目です。
出かけにふと天津の掲載されている地球の歩き方を持ってきたのですが、「歴史的な名所旧跡は少ないため観光地としては目立たない」とナカナカ辛辣なコメントが掲載されていました。う～む・・・。
工業地帯から、街中へ入る頃には既に暗くなってしまっている上に霧でガスっていてあまりまわりの雰囲気が分らずじまい。通って来た路も真っ暗な感じでした。
何となく郊外から街に入っていく雰囲気とホテルの窓から見た外の雰囲気が大連とどことなく似ている気がします。華北の街の雰囲気はこんな感じなのでしょうか。どこか暗さが目立ちます。
ホテルの洗面所の蛇口には「飲用水」の蛇口が別に設けてありました。この表示、信じようか信じまいか・・・。

風邪を引きそうなギリギリの状態を保っている感じ。今日もドリスタン飲んでとっとと寝ます。

1221

　
日本よりお客さんがいらっしゃたので、1221に行ってきました。
店名は住所より付けられたもので、延安西路1221号にあります。
若干外からは分かりづらく、奥まった中にひっそりと店内への入り口があります。この暗い扉を入ると、中は活気に溢れた空間が広がります。シンプルな店内には欧米系の方の姿が目立ち、アジア系の人のみのテーブルは我々の他にはほとんど見られませんでした。恐らく英語の雑誌やガイドブックに多く紹介されているんだと思います。上海にいるのに、別の国で中華料理を食べているような錯覚を受けました。
席に座ると遠くから茶碗に湯を注いでくれます。噂には聞いていましたが、良く遠くから入るものだと感心してしまいます。上手い演出。
味の方は甘めの上海料理らしい味で、その辺がBBQソースに似ているあたりが口にあっているのかなという印象です。
我々も頼んだ料理は全て美味しく、味も濃い目でビール・ご飯が進みました。久々に頼んだ酸辣湯もそれほどクセがなく美味しかったです。他にも色々試してみたい感じ。ワインも料理に合わせて選んでくれるとのことでお好きな方は良いのでは。
平日なのに待っているグループも見かけたので、予約してから行った方が良いようです。
　★★★★☆（４）
　1221
　上海市延安西路1221
　Tel: 021-6213-6585

久々に暑い日でした。上着を着て外出したら汗かきまくり。本当にこの時期は服装を選ぶのが難しいですね。風邪をひきそうです。

祝 Shanghai-Bla-Blog 一周年

ネタ切れの危機と戦いながら、ブログを始めて何とか一年が経ちました。
当時、中国出張の生活を数ヶ月続けていて、初の中国での体験に徐々に慣れ始めている頃でした。
そんな折、諸先輩方（F氏・I氏）のブログと出会ったのがきっかけでのスタート。ブログは何か残しておいた方がいいんじゃないかと思っていたところにピッタリのツールでした。当時はブログという言葉も知らなかったほどなので、本当に感謝です。
ブログを始めてよかったのは、毎日何かネタを探そうとして、注意深く物事を感じながら毎日を過ごすようになったこと。お陰様で普通に生活していたら見逃してしまうようなこともたくさん見つけることが出来ました。あとは一年前に感じたことを見返せることかな。
始めた当時、gooブログも 62,542blog しかなかったのに、今や349,258blogにまで成長です。gooだけでこれですから、他のblogもあわせると一体いくつになるんでしょうね。
うちのページも最近では毎日150人くらいの方に見ていただいているようで、本当に恐縮です。
時々「日記だからいいじゃん！」と、イイカゲンな記事も出てきますが頑張って続けて行きますんで、皆様、今後ともよろしくお願い致します。

上海蟹シーズン2005 初モノ！

　
オススメできないと言っておきながらも、今年の初モノはしっかりと頂きました。
やはり中国で暮らしていて上海蟹は特別な意味を持っているんだなと感じます。それは夏の終りであり、食べるごとに感じる冬の深まりです。蟹は季節を連れてきます。
先日、オス38元、メス28元で販売していたので、思わず買ってしまいました。
買ってきたものはまだ生きてはいるものの、手足をしっかりと縛られて目と足先だけしか動きません。聞けば、冷蔵庫に入れておけば1週間は生きているとのことで、本当にその生命力には恐れ入ります。
昨年と同様に蒸し器付きの炊飯器にひっくり返して入れます。ひっくり返すのは肝心の味噌が流れないため。そして30分ほどで黒い蟹は真っ赤に変身します。
紐をパチパチと切って甲羅をカパッと開ければ、ウニのように赤い味噌が現れます。体のわりに味噌は多くて、そのこってりとした味わいを十分に堪能することができました。値段のわりに十分な身の入りと味噌の量でした。
身の方は手間がかかる割には、日本の蟹には及ばないのではないのでしょうか。やっぱり上海蟹は味噌！（しつこい）。それでも足までは細かく食べてますけど。
さぁ、もう冬は目の前です。

どうも体調がイマイチです。急に寒くなってしまい、分かっていててもその予想以上の早さに遅れてしまった感じ。睡眠時間を確保して治します。

上海蟹シーズン2005

上海蟹の季節がやってきました。中国では上海蟹とは言わずに大閘蟹と呼びます。
大閘蟹は旧暦で9月の雌、10月の雄という言葉があるように、出始めのこの時期は卵をたくさん持っているメスの方が美味しいようです。
上海蟹は調理すると真っ赤になりますが、生きているうちは黒っぽい色でしかもハサミから毛が出ているので、ひいき目にもおいしそうという感じではありません。
スーパーに行くと、大閘蟹の専用売り場が並びはじめます。多くが縛られた状態で蟹を泡を吹いています。エサも与えられないまま、縛られて数日間生きているんですから、その生命力はかなりのもの。
最近は養殖技術が発達しているのでかなり価格的にも求めやすくなりました。それでも本場、陽澄湖産のものはプレミアムがついているのでかなり高いです。店で食べると200～500元くらいします。ただ、この陽澄湖産も他で養殖して、ザブンと陽澄湖につけるだけのものもあるようなので、まぁあてにはなりません。ニセモノ防止の為、昨年証明指輪付の蟹が登場しましたが、今年スーパーではなんだか色々な指輪がくっついていました。さすがニセモノ王国。
さて、この季節になると日本でも「魅惑の上海ツアー、上海蟹を食べつくそう」なんてのが出始めているかもしれません。
ここで日本からはるばる来られる方へ「上海蟹は蟹味噌を食べるもので、身を食べるものではありません」と申し上げておきます。
あまり過度なご期待なさらぬよう。

スーツの上着を初着用。
国慶節明け初日から新規工場訪問で外出でした。稲穂が黄色く染まり始めていました。久々の晴れでも涼しいです。油断すると風邪ひきそう。皆様もお気をつけ下さい。

Taco Bell

Taco Bellは毎日通勤の途中で気になっていた店でした。
通りかかるたびに欧米系の方の姿が目立っていて、他の店とは違う雰囲気を醸し出しています。店の前の物乞いの数も多いです。
店内は完全にファミレスの雰囲気でメニューも手ごろな値段が並んでいるし、何か安心できる感じです。
料理はカラフルで綺麗だし、辛さもそれほどでなくメキシカン特有の酸味も抑えられていて美味しいです。メキシカンはトウモロコシの味が口いっぱいに広がる感覚がイイんですよね。
おなじみのタコス・ナチョスなどが並びますが、ファミリー向けメニュー中心のようで、飲み系のメキシカンで見慣れているソフトシェルのタコスやサイドメニューが少ない感じです。
この日は中国の方4人との会食だったので緊張してしまいました。
彼らがアルコールを飲まないので、メキシカンなのにコロナとテキーラが飲めなかったことが心残り。テキーラは好きで以前飲む＆買う為にメキシコに行ったくらいなので。次は飲み系のメキシカンに行ってみます。
　★★★☆☆（３）
　Taco Bell Grande
　上海市南京西路190-208号
　Tel: 021-6359-2228

国慶節中は出勤ながらも気になっていた店に廻りました。もっとゆっくりするつもりだったのですが気づけば毎日のように外食、と食い倒れ国慶節となってしまいました。
明日は国慶節明けの注文・問い合わせなどで大変な一日になるんだろうなぁ。休み中の電話も多かったし。
ふ～。

大陸浪人

大陸浪人へ行きました。
これまた気になっていた店で、以前ラルクのコンサートの帰りに上海体育館からタクシーを飛ばして行ったものの、暗くて店の場所が分からなくてあきらめたという経験があります。
今日はしっかりと場所を確認して、仙霞路から歩いて行ってみました。
なるほど、小さめの看板でちょっと分かりづらいところにありました。よく言えば隠れ家的という感じでしょうか。
昼食のランチメニューで、串揚げ定食と激ウマカレーうどんを注文。
串揚げは揚げたてでさくっと美味しいです。噂のカレーうどんは噂にたがわぬ美味しさです。しっかり作りこんだカレーにうどんダシを入れているようで、「おそば屋さんのカレー」ながらも、カレーらしいスパイスの辛味を残していて、名前負けしてませんでした。定食のご飯にカレーをかけて食べても美味でした。
残念なのが串揚げ定食にトンカツを含む肉がなくてカツカレーができなかったのと、お吸い物の 金華ハム特有のくさみがでてしまっているとこ。
それでも、今度串揚げでビールを飲みまくりに来たいです。
　★★★★☆（４）
　串揚げうどん　大陸浪人
　上海市水城路519号（芽台路付近）
　021-6259-8679

とある店のシュークリームを食べたらビアパパよりずっと美味しかったです。やっぱり気のせいじゃなかった。その店は今度紹介予定ということで。

鴨王

今日は北京ダックを食べに鴨王に行きました。
いつも北京ダックと言えば全聚徳に行くのですが、聞けば鴨王も評判が良いようです。
本場北京地区でも人によって両社の好みが分かれているようで、サービスがどうだ、鴨がどうだ、味がどうだなど色々紹介されています。
全聚徳よりは豪華な店内ですが、小姐の宮廷的なファッションも似てるし、写真入りのメニューも似てる、（ツッコミを入れたくなる日本語の訳まで似てる）、特色料理も似ていました。ついでに名刺の色もデザインもソックリ。
この2社は何か繋がりがあるような気がするのですが、何なんでしょう。元祖北京ダックとか本家北京ダックとか、北京でその類の争いでもあるのでしょうか。
肝心の味の方も、私にはそれほど違いは感じられませんでした。
何となく、今日鴨王で食べた方が脂が厚かったような気がしますが、これが店の特徴か鴨の個体差なのか分かりません。
行きやすい方に行けばいいかな、って感じでした。
北京ダックは、行けば行くほど慣れてしまって感動が薄れてきている今日この頃です。
　★★★☆☆（３）
　鴨王（虹橋店）
　上海市娄山関路85号（東方国際大厦一楼）
　Tel: 021-6278-3957

午前中から仕事で、3時頃から休みナシで働いている協力メーカーへ陣中見舞いシュークリーム50個を持って訪問してきました。
来福士広場のビアードパパを買って行ったのですが、味の落ち方に驚きました。
皮はもはやパイシューとは言えない薄さ。クリームもヒドイ。これから激戦の上海スイーツ市場なのに、日本ビアパパのの評判まで落としかねない勢いです。何だかんだいいながら支持していただけに本当に残念。

thai gallery

　
今日は会社の後輩のリクエストでタイ料理へ行きました。
以前タイ料理ではハズレた経験があったので、今回の店でリベンジという感じです。店はオススメする方も多く、前から狙っていたthai gallery。
店の中はgalleryとの名づけの通り、絵画が目立つ店内です。
メニューもカンバスを模していて凝り具合が伺えます。日本語メニューもあるのが嬉しいところ。
ココナッツミルクもくどすぎず、香辛料の多すぎない美味しくてやさしいタイ料理でした。パクチーも普通より少ないんじゃないかな。
盛り付け方もパイナップルを模していたりして凝ってました。
辛・甘・酸っぱいタイ料理といえども、中華料理・日本料理の調味料や素材をアレンジとしているよう。それが嫌味なく上手く行っています。
店内や料理スタイルを見る限り、この店は恐らく「人間」を展開しているグループが一枚噛んでいるような印象を強く受けました。
だとすると、彼らのアレンジ力は大したものだと思います。少なくとも自分にとってはどちらの店もかなり好みの味と雰囲気を創りだしてくれています。
　★★★★★（５）
　thai gallery
　上海市大田路127-1号（北京西路）
　Tel: 021-6217-9797

昨日にも増して電話が鳴りました。工場は絶好調で動いているようです。ひたすら平謝り状態な一日でした。

白木屋

　
白木屋に行ってきました。
こちらのアニキも絶賛されていてずっと興味があった店でした。
No.1 Japanese Restaurantと看板に堂々と書かれています。モンテローザさんが香港に続く2カ国目の海外展開だそうです。
すぐ近くにパチモンっぽい白木屋がありますが、それを意識してごく近くにオープンしたんでしょうか。一瞬間違えそうになりました。
店内は掘りごたつ風の独立したテーブルが並んでいて、狭い目ながらも落ち着ける空間です。
メニューは写真入りで日本の居酒屋業界でもまれてきたのを感じさせる、ひと手間加えていながらもスピード感を重視した定番メニューが並んでいます。
どれも美味しそうで、出てきた皿も写真と遜色なし。4人で片っ端から頼み、メニュー全てを食べつくすほどの勢いで注文し食べまくりました。こんな客もいるので、白木屋さんの方には、日本のように定期的なメニューの入れ替えを求めたいところです。
カクテル若干薄めながら選択肢が広く、女性にも喜ばれるのではないでしょうか。
食べ放題168元か単品かで選択できますが、食べ放題にした方が間違いなく得だと思います。上品めな盛り付けなので。
・・・と、白木屋の説明をしている自分。日本ではあったりまえかも・・・。
いえ、日本での常識は上海の常識ではないのです。
このようなパワーのある日本のチェーン店が上海でも活躍し、他の店舗の刺激となってくれる事を望みます。
　★★★★☆（４）
　白木屋
　上海市仙霞路88号太陽広場1FD室
　Tel: 021-6295-8488

静かな会社では仕事がはかどりました。
国慶節の真っ最中で、出勤すると300％の給料が義務付けられているはずなのに、電話は結構鳴ってきます。
電話に出てひとしきり休みの日程の説明をして、「中国人はいないので聞いても分からない」と繰り返しても全く聞く耳を持ってくれない強引なお客さん多数。こういう押しの強さって中国人ならでは。

Pasti

無性にパスタが食べたくなり西康路のPastiに行きました。
Pastiは20人も入ればいっぱいになってしまうほどのこぢんまりとした喫茶店のようです。聞けばドイツの方が老板とか。
白い壁と白いテーブルクロス、黒い床と黒い木のイス、赤いバラの一輪挿しに赤いillyの看板、という3色にシンプルにまとめられたシンプルな店内でした。
パスタは学生時代かなり作った料理の一つでこだわりがあります。
日本で食べても、
　・トマトソースは新鮮な素材に合わせれば美味しくできる
　・クリームソースは生クリームを濃い目にすれば美味しくできる
　・ニンニクを利かせれば、美味しくできる
・・・と勘違いされている店がとっても多い気がします。家庭の「ま、こんなもんか」レベルの味はレストランでは期待してません。そんな店多いですけど。
さて、若干話がそれましたが、今日のPastiで食べたクリームソースはクリームの加減も塩気も上手くできてました。トマトソースの方もフレッシュさを保っていて実に美味しかったです。それだけにアルデンテを数十秒過ぎてしまってるのが残念でした。
それでも、また別の味を期待させてくれる店でした。
　★★★★☆（４）
　Pasti
　上海市西康路140-3
　Tel: 021-6253-8358

昨日の結婚式に行く途中で松村邦弘？（何か有名なデブという情報）を見たという目撃証言があったのですが、今日日本時間12:00からの「アッコにおまかせ」の生中継が外灘からあったようです。この人の多い時期を選ぶとは・・・。ロケも混乱したことでしょう。上海蟹と雑技あたりを紹介していたんでしょうか。
あいにく小雨がちらついていましたが、久々に泰康路に行ってみました。
大分店が入れ替わっていて新鮮でした。仕方ないですが休みの店が目立ちました。