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12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

土地勘

2010年05月24日 05時42分39秒 | Weblog

先日の信州方面ツアー帰宅後、上杉謙信・武田信玄の合戦記を読み始めたが、我なりに驚いたことがあった。

小説に出てくる地名が単なる地図上の地名ではなくて、今回は再読である上に多少なりとも信州の土地勘ができたことで、山や川や田や畑に木々までも頭に描きながら、小説が読めるのである。土地勘を得たことが、厳密でないにしろ多分こうだったのだろうと情景をプラスしながら小説が楽しめるようになったのである。

自分を振り返ると、仕事で東海道・山陽沿線は数百回往復したのであるが、観光には恵まれず、単なる伝書鳩だった。そんな訳で、小生の地理や土地勘といえるものは中学生レベルでしかない。

先日の国内宿泊ツアー参加でお会いした吉備真備生誕地で農業を営んでおられる6名のグループ参加者とお話しする機会があった。全員が農業経営で帰ると忙しい農作業が待っていると言っていた。

現在でも農家の方は大変結びつきが深いのだろう、毎月5千円を積み立て年1度のグループ旅行を15年以上も続けているという。信州も既に3度目だとのこと、北は北海道から沖縄まで全国を網羅したとのことであった。

時代小説を多読する小生には、戦国時代の主要な地域となった近畿・中部・北陸などの土地勘を深めるともっと面白く読めそうである。そろそろこの方面に絞って国内旅行に精を出さなくてはと思っている。
(さりとて、年とともに顕在化してくる体力の低下を考えると、海外旅行も急ぐ必要があり、悩ましいことである)