八咫烏神社 ときどき社務の備忘録

旧大和國宇陀郡伊那佐村鎮座・八咫烏神社から発信。
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「ゾウクの締め」

2018年05月24日 | 奉務メモ


季節は春から初夏へと移ろいつつあるようです。
神社周辺の田んぼには次々と水が張られ、夜になるとカエルの大合唱が聞こえてきます。

ところで、去る平成28年11月に当社は第五次御造営奉告祭(ゾウク)が執り行われましたことは以前にも書かせていただきました。
そして先日、その御造営奉告祭と氏子崇敬者様のお志を末代まで顕彰するための御浄財芳名碑が建立されました。
2年前に御造営がおわってから役員の交替があり、この石碑の建立計画は現在の新役員によって企画されました。



入念に会議を重ねたため、ずいぶんと時間が経ってしまいましたが、先日、ささやかながらも除幕式を執り行うことができました。
「これでようやくゾウクの締めができたのでは」とは役員さんのひとりのお言葉。
まったく同感です。
第五次御造営委員会の役員の皆様、たいへんお疲れ様でした。
また、この芳名碑の建立の実行部隊である現役員の皆様、ありがとうございました。

役員の皆さんには、この除幕式のあくる日には神社境内の草刈り奉仕をしていただきました。
僕はといえば、他用があったため草刈りに参加できず、たいへん恐縮です。
今後、月に一回は役員さんたちによる草刈り奉仕があるので、そこできっちりとフォローできればと思っています。

さて、草を刈ったことで、その下に隠れていた綺麗な苔やサツキのつぼみが顔を出しました。
サツキの花はすでにちらほら咲き始めています。
しだいに境内に彩りが増えていくのが楽しみです。









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