シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

G.H.BASSのローファー 30年経って購入

2015年11月28日 15時54分06秒 | 家電・生活用品
ずっとローファーが欲しかった。何年前からだろう。じゃあ買えば良いのだが、欲しい物がなかなか見つからない。

人生最初に買ったローファーは、リーガル。バイトに行くのに20歳くらいに購入した気がする。当時で多分9800円くらいだったと思う。色は茶色。ローファーが長く履いているうちに皮が柔らかくなり、気がつけばぶかぶかに。そうなる事を知らなかった私はひどく後悔し、次に購入する時の良き経験となった。

で、次もリーガル。今度は16000円くらいだったはず。色は黒。しかも革底。履き始めはキッチキチで、こんなサイズ買って大丈夫か?と不安になったが、結果は大成功。私にとってはとても高価な靴だったので、革底に穴が開いた後も張り替え、結果何年履いただろうか。ただ、底を張り替えた後、以前よりも若干小さくなった。二度目の張り替えを考えた時、次はさすがにはけないかも?と思い、廃棄処分となった。


で、ついに先日、数年ぶりに3足目を購入。G.H.BASSのローファー。色は黒。もちろん革底。
リーガルのローファーを買っていた頃は、BASSのローファーはさらに高嶺の花で、とても買う事を考えた事もなかった。が、デザインは時代とともに変わり、当時のようなスタイルのローファーは見つからない。という時、会社の先輩がBASSのローファーを履いていた。ネットで調べると、アメ横に売っている店あり。行ってみると確かにある。しかも30%程値引きされている。で、思い切って買っちゃった。



このシルエット。良いね。



最近のローファーは、イタリアンチックというのか、先端がとんがっているのが多い。あれ、だめ。


履く前に写真撮っておけばよかった。すでに革底は若干だが傷が。まあ、致し方ない。



この部分。先端部分の網目と合わせて編んでいるデザインの物も多いけど、自分はこのスタイルが好き。

で、リーガルよりもBASSのローファーの方が細く感じた。長さ方向は余裕があるのに、足の甲の厚み、幅はキッチキチ。もうワンサイズ小さい方が長さ的には良いかと試したが、甲の厚みで全く履けない。結果長さ方向に余裕があるものにした。購入してから晴れの日のみ3回履いたが、左足の甲が当たって赤くなった。良い感じだ。これからじっくり足にあってきたらバッチリのはず。何とも嬉しい。



ついでに白木のシューキーパーまで購入。高いよなあ、と思っていたが、ABCマートで2200円。意外に安い。白木は靴の中の水分を吸収してくれるらしい。しっかり頼むよ。


しかし、30年くらい前にまさか購入すると思ってもいなかった靴を、この年になって買うとは、、、、良きものは時代が過ぎても変わらずその姿でい続ける。職人さんも、何人も入れ替わっているだろうに。ありがたく、またこれからも作り続けて欲しい。

でも、もう買うことはない。なぜなら、自分は徹底的に履くよ。底に穴が開いたら補修して。10年以上は履くぞ!