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ボディ側の一部ハンダに接触不良個所がまだ残っているのですがとりあえずボディをまとって元の姿に。一安心です。走らせてないのでまだ完全に不安感は拭えませんが。
話が飛ぶのですが、風邪でダウンしている時にCGTVの再放送(録画してた)でアルファ8C コンペティツィオーネを観ました。何気なく美しく好みのデザインで気軽にオーダーしたボディだったのですが、この「8C」というネーミングの意味、歴史には驚かされるものが!かつて幼少時、アルファロメオ・モントリオールという車の写真を紙面で見た時の衝撃に近いインパクトの意味もなんとなく判った気も。アルファといえばジュリアやGTAというイメージが一般だが戦前の「直列8気筒(8C)」アルファの、名だたるレースの連勝記録、後のフェラーリがアルファをお手本にした事実、とんでもないメーカーのとんでもない歴史が凝縮されたのがこのボディ、8Cコンペティツィオーネだった。業績不振やFF化で戦後のアルファがモントリオールの頃までティーポを除き8気筒後輪駆動を送り出せなかった中で原点であり最先端の技術が凝縮され、4気筒のアルファサウンドとはちょっと違うが十二分にアドレナリンを沸騰させるエンジン音は近代アルファの頂点に君臨するに相応しいものだった。あの辛口評論家が誉めっぱなしってのも珍しい。コンペティツィオーネ、つまりレーシングと名付けたアルファの自信が判った「気がした」。最近のフェラーリやランボルギーニといった歴史あるスーパーカーブランドが性能ばかりで魅力を失っていく中、原点回帰しつつ最新の技術で「スポーツカーとはこうあるもの」のごとく警告するように現れた8Cコンペティツィオーネ。通常の1/10ボディが出たらきっと買うかな(汗。とりあえずMボディだけど走らせられる今に感謝です。