かえるも気持ち良さそう♪

早速、ゴチャゴチャの部屋に空間を作って簡単な試走です。結果から言うと毎度の事ながら木の床で低速では評価するに値しません。ただ、今までと明らかに変わったのはステアリングを少しでも切った状態での制動でも姿勢変化が安定してること。ジグザグと小刻みに意地悪すると左右に軽くロールし、まるで重心移動してるようでなかなかグリップを失わないようになりました。速度が遅い事もありますが、あれだけリアが流れて暴れた車体がウソみたいに素直になったような気がします。気がするだけだと思うけど。薄いＣＤのケースを障害物に見立てて通過するときの足の動きも60Dという大径タイヤという事を考えると納得できる追討性が出てると思います。裏からシューグーで固めたボディは軽い接触ではビクともしないのが良いですねぇ。後はニュートラル設定（アンプ）を再度行い、リバースに入り易くする事。そしてキモなフロントのサスアーム強制固定を行えばコースに出す準備がほぼ整うのですが。

原因はコレでした

リアの軸を横から見た画です。上下２個のボールジョイントで位置決めするBeaT（ジェネティックも）の構造上、奥にあるネジはサスアームとの固定に。そしてそのボールをナックルに固定するのがこの軸の上下に見えている大きな六角ボルトです。こいつの絞め方一つでガタが出たりサスボールが押し付けられて動きが渋くなるんです。今回はこの個所の調整をしっかりやらなかったことで閉まり過ぎてアームの動きそのものを阻害していた。それがサスアームがほとんど動かなかった原因でした。お恥ずかしい。特に下側は強く締めすぎていて酷いものです。左右ともガタが出ない範囲で動きに問題が出ない位置をコツコツと探って位置を出しました。おかげでダンパーをリペアしたことを差し引いてもスムーズに動く後ろ足になりました。

無事にダンパー装着

リペアしたダンパーを左右とも取り付けたところです。アッパーアームがつまった事でトーインが強くなってると思われるので少しだけリアの調節部をいじってます。この状態での動きは「かなりいいかも」って感じで気持ちよく動いてくれてるように見えました。

元は透明、今度は少し黄色

ってな感じで左右のダンパーをリペア完了、組み上げたところです。スプリングのスペーサーは既存の３mmから２mmのものに減らしています。ここまで柔らかくしてどうなるかチェックしてみたいという発想からです。シリンダーが透明なので黄色いオイルが良く見えますね。

交換パーツ

元々入っていた青いＯリングは白いシリコンＯリングに交換です。黒いダイヤフラムはオレンジのものに交換。このオレンジのダイヤフラムはオリジナルに比べてくぼみが大きく、エア室の量が多少増えると思います。逆にオイルの絶対量は僅かに減りそうです。どうなるかな？