後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

「今日の日記、初詣で有名な高幡不動の写真を撮りに行く」

2019年12月27日 | 写真
東京近辺で初詣の多い所は日野市の高幡不動と府中市の大國魂神社と調布市の深大寺です。
今日は寒い木枯らしが吹いていますが晴天です。
午後から高幡不動の写真を撮りに行ってきました。
まず去年の元日の高幡不動の写真を示します。

1番目の写真は初詣客が溢れている高幡不動の写真です。
この写真の示すように正月になると毎日のように参拝の人で賑わいます。
今日は暮れの27日なので参拝の人が少なく境内は静かでした。

2番目の写真は初詣客を迎える用意の出来た山門です。

3番目の写真はまだ参拝の人も居ない本堂です。本堂の前に巨大な賽銭箱が用意してありました。

4番目の写真は豪華な装飾を施した五重塔です。

5番目の写真は豪華な社務所の写真です。この高幡不動は経済的に恵まれている様子が伺えます。
高幡不動の広い境内では何時も数台の車を並べて交通事故除けのお払いや、多くの信者を堂内に上げて護摩を焚いています。その上、いろいろな商品のたたき売りの屋台などが出ていて活気のあるお寺です。
なにか庶民の為に色々なことを多角的にしているようです。商売繁盛と言えば失礼になりますが、兎に角人気のあるお寺です。
高幡不動は関東三大不動の一つで、征夷大将軍が関八州を支配していた頃の大宝年間の701年より以前に創建されたと言われています。またの言い伝えでは奈良時代に行基菩薩によって開基されたとも言います。
いずれにしても武蔵の国の国分寺が完成したのは760年以降ですから、それより古いお寺です。
関東三大不動とは高幡不動、成田の新勝寺、埼玉県、加須の總願寺の3つです。すべて不動明王を本尊にしていて、人々へ取りつく悪鬼や不運や事故を追い払ってくれます。
天皇の命令で作った国分寺はすぐに荒れて、縮小してしまいましたが、3大不動は庶民の信仰と経済的支援によっていつの時代も栄え続きました。
4番目の写真が示すように境内には豪華絢爛たる五重の塔も建設されています。
同じ庶民の素朴な信仰にささえられて存続している長野や飯田の善光寺とは雰囲気が違います。高幡不動や成田不動は賑やかで活気があるお寺ですが飯田や長野の善光寺は静かな祈りのお寺です。
皆様はどのようにお感じになっていらっしゃいますでしょうか?  
写真を家内が撮りに行っている間車の中で長野や飯田の善光寺のことを考えていました。日本にはいろいろな性格のお寺があるのですね。

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