後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

お茶の水のニコライ堂の写真

2008年12月09日 | 写真

明治17年竣工したニコライ堂はまる7年の歳月ののち完成しました。ロシアから来た使途ニコライが、ロシア人の設計、イギリス人の工事監督で作り上げたのです。

現在のイスラエル近辺でナザレの大工の息子のイエスがキリスト教を説いてから2000年になります。当時はローマ領であったガリラヤ湖近辺から、その教はローマやギリシャへ伝わり、やがてビザンチンへ。そして黒海を渡ってロシアに信仰がひろまりました。この経路で発達したキリスト教をギリシャ正教や東方正教、あるいはロシア正教と呼びますが、全て同じ宗派です。これに対して西ヨーロッパ諸国へ伝わったのがカトリック教や各国独自のキリスト教になりました。しかしその後の宗教改革で刷新され、多くの新しい宗派ができました。それらを総称してプロテスタントと呼びます。その他にエチオピアへ伝わったキリスト教はコプト教といいます。

日本へは1549年にザビエルが伝えたカトリック教、そして明治維新以後にプロテスタント諸宗派が伝わりました。欧米宣教師に混じって、少数ながらロシア人宣教師も来るようになりました。

ロシア正教はお茶の水のニコライ堂を中心にして主に、仙台や函館のような北日本において信仰されています。しかし全国にロシア正教の組織が出来ています。

先日、お茶の水のニコライ堂のそばを通りましたので写真を撮ってきました。撮影日時は12月8日午前12時頃でした。(終わり)

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