後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

異国の魅力にとりつかれて住み着く人々(5)永遠に輝くある日の日記

2009年01月17日 | 日記・エッセイ・コラム

ブログは新聞のように、その日は読むが古くなったブログは見ない。そういう意見を何度か聞いた。しかし今日、紹介するShionさんは2007年の間だけブログ日記を書いていた。サンフランシスコ近辺の小さな町に住んでいる。このブログには難しい議論も新しいニュースも書いていない。平凡な日記である。しかし平穏無事な日常が最高の幸せなのだ。Shionさんの日記を続けて読んで行くと、「人生の幸せのためには注意深く日々を送って行くことが一番重要なのだ」と分かる。自分は仕事の忙しさにかまけて何と雑な日々を混えてしまったのか?この年になってやっと理解できた。

転載許可のメールを送ったところ、相変わらずの生活を送っているそうだ。忙しくて日記は更新していないが。

このShionさんが30年後に自分の2007年のブログを読んだら、その一日一日が永遠に輝いていることに気がつくであろう。いくら時間がたっても古くならないブログとは所詮こういう内容ではなかろうか。

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ハーフムーンベイでの午後の一時 (shionさんのブログの一節)

昨日は良いお天気に恵まれたので、午後の時間をビーチで過ごそうとHalf Moon Bay(ハーフムーンベイ)に出かけてみました。私の住んでいるところからは、車で大体30分ぐらいでしょうか。ハイウェイ92 Westに乗って、山の中を海に向かって降りていくのですが、こんな風にお天気が良いと、この目的地へ着くまでのドライブもなかなか楽しいものです。92 Westを下ってハイウェイ1へ入った途端に、自分の間近の左側に一面に広がるビーチが見えてきました。この海のある景色を目の前にするなり、ほっとした安堵感を覚えました。それにしても空は雲一つない青さで、海もまた降り注ぐ優しい太陽の光を水面に反射して、どこまでも青くきらきらと輝いて、正に絶好のビーチ日和。Miramar Beach(ミラマービーチ)に車を駐車し、しばしの間、この海辺をゆっくりと歩いたり、寄せては返す波の様や音に眺めいったり耳を澄ませたり、深呼吸をしたりして、午後の時間を十分に満喫しました。魂への素敵なトリートメントとなりました。

帰りがけに、ハーフムーンベイのダウンタウンにも立ち寄りました。ダウンタウンと言ってもとてもこじんまりとしていて、1本のメインストリートの両側にいろいろなレストランやカフェやお店などが並んでいるといった成り立ちです。この可愛らしい通りを歩いたあと、通りに面しているカフェの外側のテーブルに座ってコーヒーとペーストリーを頂きながら、そこを歩いている人達や通りの様子などを見たりして、何気ない楽しさを感じたりして。晴れた日の午後を海辺で過ごすことにして大正解でした。ハーフムーンベイでの素晴らしい一時に乾杯!

by yoshie_YW | 2007-05-06 23:05 | 日記・エッセイ   

(ブログのURLは;http://yoshieblog.exblog.jp/ です)

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