@別世界の人々との距離感!
葉山マリーナは年間陸置き料金が26Feetで123万円と聞くと別世界のような気がします。
中古ヨットを買う場合には「何故こんな趣味を始めるのか?」という問いに対して自分の理由や動機をよく考えた上で買うことが重要です。一旦買ってから嫌になって売ろうとしても中古の車と違って簡単に売ることも処分することも出来ません。
@デインギーを練習してから中古クルーザーを買おう!
デインギーとはこの写真に示したような小型ヨットです。よく国体のヨットレースなどで用いられるのはこのような小型ヨットです。簡単に言えば公園の池にある手漕ぎのボートにマスト、カジ、センターボードを取り付けたような構造です。マストの前にジブセール、マストの後ろにメインセールを上げます。この小型ヨットの練習は色々なところでできますが、お薦めは小田急ヨットクラブ主催のヨットスクールです。江ノ島にあります。1日約14000円くらいで2日から10日間の4種の訓練コースがあります(http://odakyu-yc.com)(電話:0466-50-7577)。
ヨットの面白さはデンギースクールへ10日通えば分かります。でも面白くなければその時点で止めましょう。たかが趣味でそれ以上の犠牲を払う必要は有りません。
デインギースクールへ10日通えば26Feetのクルザーなら何とか出来るようになります。クルーザー専門の「舵」という雑誌も買います。別世界が自然と自分の趣味の世界になります。はじめの写真はあるマリーナの風景です。次の写真はかつては英国のチャーチル首相も乗ったという大型ヨット、シナーラ号です。
現在は中止になりましたが以前は専属の若者が4、5人で帆を上げ、一般の人々が9000円払うと3時間のセイリングへ参加出来ました。デンギーの操船とまったく同じ感覚で蛇輪が回せたのには吃驚しました。風上に45度の方角へ走るクローズホールドは小さいデインギーと同じ感覚で走れます。中古のヨットを買う場合はまずデンギーのヨットスクールへ10日間通って面白いと確信する必要があります。確信出来なかったらそこでこの趣味は止めるべきでしょう。