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日本海で低気圧急発達!各地で春一番!日本海低気圧発達時には前の高気圧の張り出し具合にも注目!!

2016-02-14 15:57:48 | 日記
①2月14日3時の天気図 気象庁HPより引用


②2月14日3時の雲画像情報図 は赤外画像 は水蒸気画像
:

:


             ↑
③2月13日21時の雲画像情報図 は赤外画像 は水蒸気画像
:

:


14日は、日本海を低気圧は急速に発達しながら北東進中!関東や東海、近畿、中国地方では春一番が吹いたとの宣言が気象庁からありましたし、すでに、前日13日より、本州南東海上の高気圧より本州へ暖かい気流が流れ込んできているため、昨日は、本州太平洋側中心に、ところによっては5月上旬~6月上旬並みの暖かさ といか、暑いほどの季節外れの陽気となりました。

低気圧が、日本海に入って東進または北東進する場合、特に北東進する経路であれは、当該低気圧、発達し易い目安となりますが、こんなときは、雲画像情報図に注目してみましょう!

日本海を低気圧が東進または北東真する場合、雲画像情報図で

1:当該低気圧の前側から南側で、晴天域が広がっている
・・・・・当該低気圧の伴う雲の集団は東西方向に分布、地上天気図上では、低気圧の南側で、等圧線がほぼ東西方向に走る形。

:当該低気圧の前側から南側に、雲が帯状、また、塊状に分布して、全体として、ハ の字型 あるいは、人 の字型に分布している
・・・・・低気圧の前側の高気圧の外縁を回るようにして、暖湿流が流れきんできている証拠!、低気圧自体が引っ張り込む暖湿流と合流して、前記のような、ハ の字型 あるいは、人 の字型
の雲の集団を形成している。日本海の低気圧挟んで、前面で暖気の勢力が強く、低気圧の後面で寒気の勢力が強まっている証でもある。低気圧自体、発達し易い形で、日本海を北東方向へ進むことが多い。

ことが言えます。

さらに雲画像情報図で、赤外画像と水蒸気画像図を双方比較すると、前記した、ハ の字型 あるいは、人 の字型の箇所が、水蒸気画像上での白画像がより鮮明になって、その画像域の中に線上の画像域が幾重にも連なるほど、当該箇所では、中層まで暖湿流が
大量に流れ込んでいる状態であり、南から南西に開いた山の斜面の当たる地域中心に、雨量がかなりまとまる傾向にありますね。

引用図①、② とで、、以上の内容がわかりますし、当該、ハ の字型 あるいは、人 の字型の雲の集団の、ハ の字型 あるいは、人 の字型が、その形がより鋭くなる状態ですと、この状況下で、日本海にある低気圧、より、発達する兆候にあるとも言えます。
(以上、すべて筆者調べ)


山梨県内では、南から暖湿流が大量に流れ込みと、富士五湖地域や峡南地域で雨量がまとまります。今回も、24時間雨量で、峡南地域の南部で100㍉を、富士五湖地域山中で80㍉を超す、この時期としてはかなりの大雨となりました。