①5月13日15時の天気図 気象庁HPより引用
②5月13日15時の全国ウインドプロファイラー風向風速分布図 気象庁HPより引用
③5月13日15時の山梨県周辺アメダス風向風速分布図 気象庁HPより引用
④5月13日15時の山梨県周辺アメダス気温分布図 気象庁HPより引用
5月13日は、山梨県内各地で気温が上がり、日中の最高気温は、甲府で31・0℃、韮崎で30・1℃と、本年初の真夏日を観測したほか、大月、南部、大泉を除く県内各観測地点で、本年最高気温を観測しました。
この高温ですが、本州上空に暖気が流れ込んだ所へ、引用図②より、山梨県内上空2000mで北西風となって、強めとなっております。
この状態下で、引用図③より、山梨県内地表付近では、丁度、関東西部に気流の収束箇所(地形聖な低気圧が発生)の痕跡があり、県内甲府盆地周辺で北西風がやや強まっています。
この状態は、関東西部に気流の収束箇所(地形聖な低気圧が発生)により、西側の甲府盆地では、下降気流が卓越し、引用図②より、山梨県内周辺の北西の強い風(暖気)を引き摺り下ろした結果と推測され、同時に、甲府盆地周辺の下降気流の強まりが、暖気を引き摺り下ろしたわけですから、昇温をもたらし、今回の高温につながったと思われます。