焼酎のオンザロック

ただの好み。

早朝の大阪

2017年11月10日 08時50分39秒 | 港街日記
 写真は大阪駅、午前五時半頃である。六時発の新幹線で港町に戻る。

 なんでこんなに早く? というのは妻が入院するので病院に連れて行かなくてはならないのであった。妻は二泊三日の入院でリウマチの薬を点滴で投与され、最初は副作用が無いかどうか、あってもどの程度か、を確認するため入院を余儀なくされた。

 しかもいつ入院できるかは前日に連絡するとのことでこちらの予定は全く無視、という状況だったので大阪出張二日目と重なり、病院に午前十時までに行くためには大阪始発の新幹線で帰らなくてはならなくなった。まだ大阪で良かった。これが福岡や札幌だったらお手上げである。

 まあ、とにかく無事入退院は終わった。しかしこれから毎月点滴のために通院する必要がある。それでも新しい薬が効いてくれれば生活は少しづつもとに戻る、と思いたい。

 病院が郊外にあり、妻の今の状態では駅の階段や乗換えには耐えられず、車で行くしかないが車の運転も出来そうにない。どうしても連れて行かなくてはならないのであった。

 これで私が倒れたらどうにもならない。そんな状態を想像すると老老介護の辛さがよく分かる。人間、若いうちが花である、が若いうちに病気になるのはもっと辛いだろう。

 これまで65年間さしたる病気も無く来れたのは僥倖である。これから病気になっても経済的に困窮することは無いのが救いである。若いうちに病気になると途端に経済的な問題に直面する。休職で復帰できれば良いが病状によっては退職を余儀なくされる事も間々あるだろう。子供が小さければ更に大変である。

 病気になると日々の目標はひたすら回復、元の平凡な、そして健康な生活に戻ること以外なくなってしまう。会社内の人間関係や業績目標などどうでも良くなってしまうのだ。病気になって初めて健康の有り難さを実感する。

 いろんなことに悩むのも健康だからできるのであった。最近様々な病気ブログを読んで、更に妻が病気なってそんな心情がよく理解できる。

 さて私の健康はいつまで続くのだろう。




 
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